新生蝶(2014-No.15~18)

 
 4月28日に強い霜が降り茶園にも被害があったので、家内の言によれば、収穫時期を迎え茶農家は晩霜にひかひか(当地の方言、ひやひやくらいか?)しているそうです。
 今朝は5℃、庭では降霜の兆候は見当たらず、茶農家もホッとしていることでしょう。最高気温は24℃、一日陽射しがあり、チョウもたくさん見かけました。


 まずは、昨日今日の初物、それ以外は別記事にしますね。
 
 
クロアゲハ(♂ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 2014/5/6)
クロアゲハ ♂
クロアゲハ ♂
 庭のバーベナで吸蜜しています。例のごとく、猛スピードで翅を開閉しながら翔び移るので、なかなかうまく撮影できません。
 2013は5/13、2012は5/7、2011は4/16がそれぞれお初です。

 クロアゲハの翅は元々白く、日焼けしてこのように真っ黒になるのです。その証拠には、2枚目の写真でお分かりのように、前翅に重なった後翅の前縁部分は真っ白です。
 という話が思い浮かびました。性標ですね。(^^ゞ
 
 
キアゲハ(アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 2014/5/6)
キアゲハ
キアゲハ
 お隣のツツジの付近を翔び回っていました。
 2013は6/9、2012は9/22、2011は6/28がそれぞれお初で、我が家周辺でこんなに早い時期には見かけたことがありません。

 昨季はキアゲハの産卵、幼虫の逃亡から蛹化、羽化までを観察することができました。今季産卵を見かけたらどうするかは未定です。
 
 
アオスジアゲハ(アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
アオスジアゲハ
アオスジアゲハ
 庭の地植えのクレマチスで吸蜜していて、カメラを持ち出すとネギ坊主に移りました。
 2013は5/8、2011は5/14がそれぞれお初で、2012は見かけずじまい、我が家の周辺には水辺がないためかアオスジアゲハは希少種になっています。

 この場所は本来花壇だったのですが、ご覧のように畑になってしまっています。裏の畑ではイノシシやシカなどにやられるので背に腹はかえられず、家内の陣地になってしまいました。(^^ゞ


 期せずして新生アゲハ・レビューになりましたが、残るのは・・・
 
ダイミョウセセリ(♂ セセリチョウ科チャマダラセセリ亜科)
ダイミョウセセリ ♂
ダイミョウセセリ ♂
 花壇のアルメリアで吸蜜中です。
 2013は5/12、2012は5/13、2011は5/10がそれぞれお初ですから、まぁ例年並みでしょうか。

 アルメリアの色が透け、前翅の白斑がピンクがかって見えます。たいてい緑色の葉上にとまっているので、白斑部分がこんなに薄いとはこれまで気づきませんでした。

 後翅の白斑列は薄めで、関西型の特徴であるクッキリにはほど遠く感じます。
 京都府でも三重県境に近い我が家周辺では、関西型に近いもの、白斑列がほとんど見えない関東型に近いものの両方が観察され、中間型だと以前から主張しているのですが、相変わらずどなたにも同調いただけません。(^^ゞ
 
 
写真をクリックいただくと、大きくしてご覧いただけます。
 
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Comment

No:5926|
いやー…早くも今季の新生蝶が18種ですかー。
我が屋でもクロアゲハ、アオスジアゲハ、ダイミョウセセリは
上空を通過したのを見ただけで、証拠写真すら撮れてません。
さすが、uke-en蝶天国ですね。
で、クロアゲハの翅は元々白く日焼けして真っ黒になる…これは
初めて知りました…冗談ではないですよね。
そして、キアゲハ…やはり、この時期での出現は早過ぎなのですね。
道理で、我が家でも、見かけるのはアゲハのみで、頷けました。
明日は、更に暖かくなるみたいなので、注意深く観察しますよ。
No:5927|あおすじ
ねぎ坊主、大根の花が咲いている場所へ
アオスジアゲハが3頭いました。
カメラにはなかなか入ってはくれない。
顔にアオスジをたてて追いかけても
蝶のかってと動き回ります。
五月晴れの5月8日でした。
No:5929|kucchan さん
多分ですが、チョウは上空を通過するだけでなく、時たまは訪花しているのじゃないかと思いますよ。私は庭でチョウがいないか鵜の目鷹の目ですが、kucchan さんは花の先具合は、果樹の生り具合はとか見るべきものが一杯ですから、そこの違いでしょうか。

>クロアゲハの翅は元々白く日焼けして真っ黒になる…
>これは 初めて知りました
ムムム^^;
白いクロアゲハを見つけられたら、一躍有名人ですよ。^O^
No:5930|自然を尋ねる人さん
アオスジアゲハは、我が家では希少種ですから複数頭で見られるなんてうらやましい限りです。そちらでは、そっくりさんのミカドアゲハも見られるそうですから、写真をよく点検してくださいね。

>顔にアオスジをたてて
血圧は大丈夫ですか。^O^
No:5934|兵庫県の個体と比べると関東より
ダイミョウセセリは、関東地区の後翅白紋なし
を見慣れていると関西型のように感じますが、
昨年、一昨年と兵庫県で撮影した個体と比べる
と明らかに↑記載の通り中間型のように思います。
No:5935|ヒメオオさん
よっしゃ~~~!
チョウに関する知識も、極めようとする行動力も、おまけに撮影技術も秀でたヒメオオさんの太鼓判ですから、大船に乗った気がします。(^^ゞ

関東型と関西型の境界は関が原だそうですが、当地は京都府東南端、唯一の三重県境の村ですから、境界に近い地域になります。白斑列が消えかけているものからかなり明瞭なものまで様々なレベルを見かけます。

香川のhitori-shizuka さんの撮影されたダイミョウセセリも典型的な関西型ですが、薄め個体でも当地のものよりはハッキリしています。
http://gokenzan.exblog.jp/18906690/

一方、昆虫エクスプローラさんちには、大阪府四條畷市のかなり薄めの個体がいます。
http://www.insects.jp/kon-tyodaimyo.htm

関東型、関西型とはいっても、地域地域でどの程度の幅があるのか、亜種扱いはされていないが遺伝的に固定されているのか、関東型、関西型のいずれが優性なのか等々興味深く思う次第です。

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