一将功なりて

 
 本日も昨日に続き最高気温は36℃、私の平熱は36.1℃ですからやっておれません。


 唯一生き残っているキアゲハ#12の蛹は、昨日(8/11)色も黒ずみ、そろそろかなという感じでした。
 ただ、シュウメイギクの葉が倒れて、基本姿勢とは逆の頭部が下になったままなので、無事羽化できるか心配していました。

 今朝蛹を確認すると、シュウメイギクの葉の向こうで動くものがありました。
 
 
キアゲハ#12(♂ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 6:31)
キアゲハ#12 羽化
 もう蛹から抜け出した後で、アヤメの葉にぶら下がっていました。

 逆になった蛹からどのように抜け出すのか、蛹内部の排泄物が頭部側にきていても正常に羽化できるのかが気になっていたのですが、羽化の始まる瞬間に立ち会うことはできませんでした。

 この個体も♂のようで、羽化観察は都合4頭目ですが、♀はいませんでした。
 
(6:36)
キアゲハ#12 羽化
 キアゲハの重みで葉がしなって落ちそうになり、隣の葉に移りました。
 その葉も重みに耐えられず、とうとう落ちて横倒しになりました。
 
(6:39)
キアゲハ#12 手乗り
 救助要請があったので、出動です。(^^ゞ
 
(7:27)
キアゲハ#12 羽化
 色合いも考えてアブチロンに移ってもらったのですが、逆光側からしかアングルがありません。
 
(7:56)
キアゲハ#12 蛹便
 やはり蛹便を排泄しました。タイルは15cm四方ですから、相当な量です。

 気をつけていたつもりでしたが、開翅姿を見ることなく、いつの間にか翔び立ったようです。


 残念ながら羽化の始まる瞬間や完了時刻を確認できませんでしたが、15頭の幼虫うち無事羽化できたのはこの1頭のみ、自然のルールは厳しいものですね。
 
 
写真をクリックいただくと、大きくしてご覧いただけます。
 
関連記事

タグ: アゲハチョウ科  羽化  手乗り 

Comment

No:5236|我が家では毎年0~1頭
キアゲハではありませんが、
我が家でのアゲハチョウの生息環境はコンクリート造り
のマンション5階の猫の額ベランダです。
毎年数回親チョウがサンショウの樹に卵を産み付け今も
3頭の幼虫がモリモリ新芽から食べています。いい加減な
観察なので自信がありませんが、蛹には2~4頭、羽化出
来るのは0~1頭とかなり歩留り悪いです。
No:5237|
キアゲハが無事に羽化して良かったですね。
ただ、その瞬間が観察できず残念でした。
私も、キアゲハではないですがツマグロヒョウモンの羽化の瞬間をと楽しみに観察してましたが、猛暑の事もあり、観察する事が出来ませんでした。
で、最後に託してた、二匹の蛹は昨日と今日に行方不明になりましたよ。
羽化してれば、抜け殻が有るはずですが、これも無しですよ。
多分、何者かに(天敵)に襲われたとしか考えられません。
でも、5匹の蛹から、3頭が羽化しましたから、確率は良いと言えるかもしれませんね。
No:5238|
こんにちは。
毎日本当に暑いですねぇ〜
「夏は涼しい信州へいらっしゃ〜い♪」…と言いたいところなのですが、
こう毎日暑くては、わたしがどこかへ避暑にでかけたいくらいです(^_^)

#12が無事に羽化して、本当によかったですね!
これまで様々な悲劇を拝見してきましたから、
なんか救われた気持ちになりますね・・・ホッとしました。

羽化の瞬間に立ち会えなかったとはいえ、
こうして羽化直後の初々しい姿に出会えたのですから、
よしとしましょう・・・
uke-enさんの指先で甘えている様子が、ホント可愛らしいわぁ〜
翅がなよなよしてて、まだ『飛べない蝶』だということがよくわかります。

チロリアンランプの赤い花とのコラボが、とっても素敵♡
お腹がぷっくり膨らんでいる姿も、また可愛いもんですねぇ〜
No:5239|ふん
蛹便なんて物を出すのですか。
知らないこととはいいながら自然の多くを
まだ見ていないとつくづく思いました。
こんな時ツクツクホウシが鳴くと我が身のあわれを感じます。
その日暮らしのツクツクボウシ
蝉に追われて今日も1日過ぎました。
ふん、蝉にそこまで馬鹿にされたと云う思いが今は強いです。
No:5240|
毎日暑い日が続いていますね。
こちらは猛暑日が10日も続き今日は1日中クーラーの前で陣取っていました。
自然の摂理とはいえチョウの世界でも羽化するまでにもいろんな障害があり、数パセントしか生き残れない状況がよく分かりましたよ。
羽化直後の蛹便排泄も観察しなければ見えない出来事ですし、いろいろ勉強になりました。
猛暑の中、本当にご苦労様でした。
逆光のアブチロンの花とピカピカのキアゲハは綺麗ですよ。
No:5241|ヒメオオ さん
庭に柑橘類がないので、離れた畑では逃亡するアゲハの羽化観察は難しそうです。
マンション5階のベランダなら、蛹化場所も限られるので、観察には適していそうですね。

>蛹には2~4頭、羽化出来るのは0~1頭とかなり歩留り悪いです。
1巡目は前蛹から羽化したものが3/3だったものですから、蛹化したら無事羽化できる確率が高いと思いましたが、それはたまたまで実際はそんなものなのでしょうね。
観察していていろいろ気づくことがありました。
No:5242|kucchan さん
>ただ、その瞬間が観察できず残念でした。
kucchan さんにツマグロヒョウモンの羽化の瞬間を観察してねと申し上げていましたが、当方はもう3回も見ていますので、この暑さ、かなり手抜きしました。(^^ゞ

>最後に託してた、二匹の蛹は昨日と今日に行方不明になりましたよ。
残念ですが、観察していなければそんなことにも気づきませんよね。私もツマグロヒョウモンの羽化を見たいものです。
No:5243|みさとさん
ありゃ、信州も暑いですか。流石に朝夕はヒンヤリしてきているのでしょうね。
日本全国避暑できそうなところはなさそうな様子ですから、海外雄飛(女性ですけど)してくださいね。

>チロリアンランプの赤い花とのコラボが、とっても素敵♡
少し離れたところに移ってもらったのですが、敵を避けるためか、順光側からは葉陰に移動してしまいました。チロリアンランプのランプシェードだけとの写真もそう悪くはないですね。

>お腹がぷっくり膨らんでいる姿も、また可愛いもんですねぇ〜
ずんぐりむっくりで、なかなかカワイイとは・・・(^^ゞ
No:5244|自然を尋ねる人 さん
私も事務局長さんのブログで知らないことを一杯教えてもらってます。観察を続ければ続けるほど疑問点が増えて、いつになったら解決するのだろうと、気が遠く思えるような時もありますね。

>その日暮らしのツクツクボウシ
今夏、ツクツクボウシとアブラゼミを1個体ずつそれと確認した程度で、暑くても蝉しぐれがとはなっていません。セミがとまる木が間近にないからでしょうか。
No:5245|hitori-shizuka さん
毎日極端な暑さだし、雨はほとんど降らないし、そうかと思うと大雨で被害の出ているところもあるし、どうなっているのでしょうね。

キアゲハの羽化観察では、まだまだ知らないことが多いことを痛感しました。珍しいと言うほどのチョウは来ませんが、珍しい事象はたくさんありますね。

>逆光のアブチロンの花とピカピカのキアゲハは綺麗ですよ。
ずい分粘ってみたのですが、いざPCに落としてみるとこの程度です。なかなか満足できる写真にはなりませんね。

コメントの投稿

Comment
管理者にだけ表示を許可する