サトキマダラヒカゲ交尾(新生蝶 2017-No.29)

 
 朝方は12℃、日中もヒンヤリした風が強く、最高気温は23℃どまりでした。
 
 
 
サトキマダラヒカゲ(上:♂・下:♀ タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
サトキマダラヒカゲ交尾
 ムラサキ・ポイントのカシ類の葉上で、サトキマダラヒカゲが並んでいました。
 タテハチョウで両者がTの字を形成する位置関係は、♀の交尾拒否によるものだそうですが、今回は異なるスタイルです。
 
サトキマダラヒカゲ交尾
サトキマダラヒカゲ交尾
 近づいても動かず、若しかすると交尾中かも知れないと、可能な限りのアングルで撮影を試みましたが、どうしても結合部が見えません。
 
サトキマダラヒカゲ交尾
 ファインダーをのぞくことを諦め、液晶表示画面にしてカメラを持ち上げて撮影してみました。
 ♀と思われる下の個体の右後翅が持ち上げられているように見え、矢印部分が多分♂の腹端近くの部分ではないかと推測しました。

 翔ばれても仕方がないと、大抵は交尾飛翔をリードする♀側に指を差し出しましたが、懸念のとおり翔び出されました。
 確かではありませんが、交尾飛翔形式は←♂+♀のようでした。

 サトキマダラヒカゲの交尾は、2012/5/24に一度だけ見たことがあります。まぁ、その時も結合部を確認できませんでした。
 サトキマダラヒカゲは一日に二桁を見かけることも珍しくないほど見慣れた種であるのに、交尾シーンを滅多に見かけることがないのは、樹冠下など薄暗い場所で交尾することが多いからでしょうか。
 
 
ヒカゲチョウ(タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
ヒカゲチョウ
 これもムラサキ・ポイントです。
 これほど遠くても敏感で、すぐ逃げられました。

 ヒカゲチョウは、2016/5/20、2015/5/24、2014/5/27、2013/6/9、2012/6/7、2011/6/9がそれぞれお初です。
 樹液酒場の常連ですが、まだ禁酒中のようです。
 
 
アカタテハ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
アカタテハ
アカタテハ
 これもムラサキ・ポイントです。

 2週間前まではいかにも越冬明けというヨレヨレ個体を見かけていましたが、この個体は翅裏のオレンジが鮮やかで、一化(今季羽化した第一世代)個体に違いないと思いました。
 ただ、開翅してくれると、傷みはほとんど見えないにしてもそれほどでもないなという印象です。
 
 
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Comment

No:9275|
こんばんわー

今季は、未だにサトキマダラヒカゲを見かけてません。
今日の暖かい日に、以前に良く見かけた、今は閉店状態の
(木が伐採)樹液酒場に出掛けてみました。
が、蝶らしき姿はありませんでした。
反面、我が屋庭に、アカボシゴマダラとモンキアゲハ
(翅に白い紋あり)らしき蝶が遊びにきましたが、
ウロチョロするばかりで撮影できませんでした。
が、イチモンジセセリは今季初見初撮影できました。
最後になりましたが、サトキマダラの交尾撮影とは
羨ましい限りです。
No:9276|kucchan さん
関東では、外来アカボシゴマダラが見慣れたチョウになってるようですね。食草はエノキですから、公園や神社などで毎年発生を繰り返しているのでしょうけれど、更に広がると在来アカボシやゴマダラチョウなどと競合して、それらを駆逐する恐れがありますね。

kucchan さんちには確かキンカンやポンカンがあったと記憶していますが、モンキアゲハは栽培ミカン類を好むので、これから産卵に来そうですよ。

サトキマダラヒカゲは我が家で第一次最盛期でしょうか。翔んでいると結構大きく感じるので、何や何やとなります。
そんな状態なのに、食草のタケやササ(イネ科)での産卵シーンは見たことがありません。
あふれるほどのヒメウラナミジャノメですら、交尾や産卵シーンはそうそう見かけないのですから、ジャノメチョウの仲間はそうと意識して観察しないと難しそうです。
No:9277|サトキマダラヒカゲ
お早うございます。

見たことがありませんねえ。

こちらには、いない蝶のようです。

アカタテハは、みさと64さんに、教えていただいた事があります。
No:9278|
そうですね、サトキマダラは個体数の割りには交尾を見ることはないですね。そもそも私は一度も見た記憶がありません。そうか。。一見、交尾に見えないような形で交尾しているのですね。勉強になりました。
No:9281|mcnj さん
サトキマダラヒカゲは、北海道の北半部を除いて全国区ですから、そちらにもいるハズですよ。
ただ名前のとおり日向は好きでなさそうなので、日中は半日陰になるような雑木林にいそうです。
No:9284|clossiana さん
そちらでもサトキマダラヒカゲの交尾シーンを見かけることは、やはり少ないのでしょうか。
ジャノメチョウの仲間は、総じてこっそり子孫を残しているのか、産卵、交尾シーンを見かけることは少ないですね。

初見の交尾シーンは上下交尾でしたが、樹冠下の木の幹だったのでよく見つけたものだと自分でも思います。今回のような交尾スタイルは、交尾しているとなかなか確信できませんでした。
オオヒカゲの場合は斜め程度枝の上でしたから、比較的見つけやすかったですね。
No:9285|新聞情報
数日前お隣の県井原市(車で15分)でアサギマダラを見たと
大きな扱いで出ていました。
少なくても我が記事=砂留研究会発足会議より大きく
この蝶の偉大さに感心しています。
最近ブログで交尾シーンをよく見ますが好きなのは私だけではないようで安心しました。
No:9286|
こんばんは。
昨日すぐその辺でワラビ採りをしている時に、
ダイミョウセセリを見て、遠くからですが証拠写真だけは撮りました。
新鮮で、文句なしの関東型! 人生二度目の出会いでした。
…と、声を張り上げて言いたかったのですが、
こちらでは、話題に取り残されちゃって、
ダイミョウセセリは、もうすっかり過去の蝶になってる・・・

こういった自然の中で交尾カップルを見つけるのは、
至難の技ではないですか?
よくもまぁ、見つけ出したものです!

アカタテハといえば、「もう夏ですか?」…のイメージですが・・・
こちらでは今ウスバシロチョウが最盛期で、まだスプリングな気分です。
No:9287|自然を尋ねる人さん
アサギマダラは5月前後に北上しますが、その場合平地に降りてくることは稀で、大抵は山の頂上付近で休憩します。
3年程前でしたか、GWの最中に高い空を翔んで行くのを見たことがあります。

本日の記事にも交尾シーンはありますよ。
命をつなぐため、子孫を残すことが人間以外の最大の責務で、私はその崇高な目的に感じ入り、温かく見守っているのです。
好き嫌いのレベルではありませんが、強いてのお尋ねなら、嫌いではないとお答えしておきますね。(^^ゞ
No:9288|みさとさん
まだまだダイミョウセセリは終わっていませんよ。近々第二弾の予定です。
ですから、慌ててダイミョウセセリを拝見に参上しましたが、おまけにすら載っていないじゃないですか。ともかくも関東型だったと一度覚えると忘れることのない頭の中にメモしておきますね。(^^ゞ

何か変わったことがあれば、必ずチェックしています。ですから今回でも、ナンパ中くらいで♀が嫌がっているのだろうと思っていました。

ほかの昆虫では、ベースとなる生態をほとんど知りませんが、チョウについてはある程度理解しているつもりですので、その兆候などは見逃さないようにしています。
我が家周辺で交尾や産卵をする場所や植物は案外限られていますので、そこを重点的にパトしています。

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