ルリシジミ産卵(新生蝶 2017-No.5)

 
 朝方は小雨の14℃、雨が上がっても太陽のありかが分からないほどの曇り空でした。
 お昼前から瞬間瞬間陽が射すこともありましたが、最高気温は18℃どまり、夕方から冷え込んできました。



 相変わらずコツバメは見つかりませんが・・・
 
 
アゲハ(アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
アゲハ
 この時期、裏の畑の尾根付近にはアゲハの仲間が通過する蝶道ができるので、パトロールごとに空を見上げています。
 本日、チャノキの間を歩いていると、足元付近から翔び立ちあっという間に遠ざかったので、とにかくとばかりにレンズを向けました。

 全体に黄色味が強く、キアゲハではないかと思われる点も見受けられるのですが、これまでにキアゲハを一番早く見かけたのは4/20であり、観察中のキアゲハの蛹には羽化の兆候が全く見当たらないことから、やはりアゲハと思われます。
 ただ、色味からすると、アゲハの♀のようです。

 アゲハのお初の日は、例年蝶道を翔ぶシーンが恒例となっていて、写真で確認できるかが肝です。


[2017 新生蝶初見(初撮)日一覧表]

 20172016201520142013
月日 順月日 順月日 順月日 順月日 順
モンキチョウ 3/22 1 4/6 6 4/24 3/28 3/25
ルリシジミ 3/23 2 3/21 3 3/20 3/28 3/17
モンシロチョウ 3/23 2 3/8 1 3/20 3/16 3/16
ベニシジミ 4/2 4 3/17 2 4/15 3/25 3/16
アゲハ 4/9 5 4/9 7 4/16 3/29 3/30
ヤマトシジミ   4/4 4 4/26 12 4/9 4/10
コツバメ   4/5 5 3/22 4/3 3/19
ツバメシジミ   4/9 7 4/24 4/12 10 4/1
ツマキチョウ   4/9 7 4/17 4/10 4/2
ヒメウラナミジャノメ   4/10 10 4/24 4/26 12 4/15 10
トラフシジミ   4/12 11 4/12 4/14 11 4/16 12
キアゲハ   4/20 12 5/6 16 5/6 15 6/9 16
スジグロシロチョウ   4/20 12 4/25 11 4/27 13 4/15 10
ツマグロヒョウモン   4/20 12 5/4 14 5/11 17 5/13 14
クロアゲハ   4/26 15 5/5 15 5/6 15 5/13 14
アオスジアゲハ   4/30 16 5/4 14 5/7 17 5/8 13
コチャバネセセリ   5/12 17 4/26 12 4/27 13 6/27 17
ミヤマセセリ       3/31 5/8 13
※ 我が家周辺で2011年からの各季の4月末までに見かけた新生蝶を、今季の初
 見日順で5箇年分を整理しています。今季まだ見かけていない場合は昨季の初
 見日順です。
  ただし、初見が5月以降の場合、この18種内での相対的順位を表示している
 ことがあります。



 本日はルリシジミを多く見かけた日で、ろくろく陽射しがなくても開翅してくれました。
 
ルリシジミ(♂ シジミチョウ科ヒメシジミ亜科)
ルリシジミ
 裏の畑のチャノキの葉上で開翅してくれました。
 深みのある青は、見えませんでした。
 
ルリシジミ(春型 ♀)
ルリシジミ
 これも裏の畑のチャノキです。
 周囲の黒縁が印象的ですが、これが夏型になると幅が広くなって青の部分が白くなります。私の好みはそちらなのですが、ますます開翅してくれなくなります。
 
ルリシジミ(産卵)
ルリシジミ産卵
ルリシジミ産卵
ルリシジミ産卵
 まだ蕾の固いハナズオウで、小さなチョウが翔び交っていました。
 高い場所だったので目視では識別できず、レンズを通してやっとルリシジミが産卵していると分かりました。
 低い枝に降りてきたので、産卵シーンがクッキリと撮影できました。

 ルリシジミの食草はマメ科、シソ科など広範囲にわたっていて、いろいろなもので産卵しているのを見かけます。ハナズオウ(マメ科)が咲く頃なら、トラフシジミなどのチョウが吸蜜に訪れるので気にかけていますが、こんな時期にルリシジミが産卵しているとは気づきませんでした。
 
 
ベニシジミ(シジミチョウ科ベニシジミ亜科)
ベニシジミ
 4/2のお初以来1週間ぶりで、この個体だけしか見かけませんでした。
 
 
枝垂桜(バラ科サクラ属)
枝垂桜
 裏の畑の続きのお隣の畑で、枝垂桜が開花し始めました。
 コツバメ、トラフシジミなどが訪花するので、これからが楽しみです。
 
 
写真をクリックいただくと、大きくしてご覧いただけます。
 
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タグ: アゲハチョウ科  シジミチョウ科  産卵  花木 

Comment

No:9038|新生蝶達
お早うございます。

いよいよ、新生蝶達のお出ましですね。
賑やかなことです。

アゲハまで、でてきましたか。
過去ログをながめていたら、4月中旬に、記録がありました。
今年は、、寒かったから、もう少し、遅れそうです。
No:9039|猪鹿蝶
蝶がいなくて残念でしたがバカラまでは気がついていません。
最高の役はウメ松さくらと霧しか坊主でしたかね
No:9040|mcnj さん
記事に掲載回数が多いと、過去ログ調べの手間がバカになりません。ですから、まとめられるものはまとめて、すぐ参照できるようにしています。

この春寒かったということは、そちらも西日本ですね。
No:9041|自然を尋ねる人さん
高尚な事務局長さんがおっしゃると、バカラはガラス器のこととしか思えません。^O^

花札の最高役は、松、桜、芒(多分坊主とおっしゃっているもの、山の絵です。)に桐の四光、邪道気味ではこれに雨を入れて五光でしょうか。
愛は語れても、恋恋はご存知ないようですね。(^-^)v
No:9042|
こんにちは。
もう新生蝶の5番手のお出ましなのですね。
こちらはなかなかモンシロチョウに出会うことができずに、かなり焦ってます。
だって、あの方のサイトではもう北海道勢が並んでますから、
今更長野? …って、気後れしちゃってます。それに、モンシロ初見はもう疲れたぁ〜
明日の気温は5℃にも上がらず、ミゾレや雨予報なので期待できないし・・・

今日も白い蝶が、草取りの労いに何度か庭に来てくれたのですが、
どれもみな(ヤマト?)スジグロシロチョウでした・・・
ワン連れ散歩で出会ったのも、やっぱりスジグロさん。
このままモンシロチョウが現れなければ、野菜栽培の人たちは大喜びですけどね。

ルリシジミの♀、開翅姿がきれいですねぇ〜
飛んでいるときには目の覚めるようなブルーをチラチラ見せるけど、
開翅姿は一度も見せてもらってないような気がします。
ルリシジミもコツバメも、ほぼ時を同じくして庭に来るけれど、
両種とも開翅姿を見たことも撮ったこともないです。たぶん・・・

開翅だけでヨダレ状態なのに、産卵ですか?
しかも、すっごくきれいに撮影されてますねぇ〜
uke-enさんのブログの売りは、やっぱり産卵シーンですもんね。
幸先の良い出だしとなりましたね♪
No:9043|
こんばんわー

えっ…もう、キアゲハの登場ですか・・・
だとすると、我が地域も出現するかも。
目キョロキョロで注意しなくては。
それに、ルリシジミの産卵とは・・・
この時期でも、産卵するのですね。
驚きました。
我が屋は、本日、スジクロチョウが
こぼれ種のサクラソウで吸蜜に夢中でしたよ。
No:9044|みさとさん
モンシロチョウのお初に、そう焦られることはないですよ。北海道より遅いから肩身が狭いのかも知れませんが、標高が高い地域なんですから、昔習った(詳しいことはもう忘れたけど)100m上がるごとに北へ何十kmと同じ気象条件だったと思いますので、北海道とどっこいどっこいなのじゃないでしょうか。
H.A.さんは4/2にご覧になったそうですから、半月もすれば山登りして見られるのでしょうね。

当地では、白いチョウを気にかけているのですが、モンシロチョウじゃなければ稀にモンキチョウの♀で、まだスジグロシロチョウは見ていません。

ルリシジミはときどき開翅してくれますね。翔んでとまってすぐ開翅し、間もなく閉じるのことが多いですが、中には長めの方もいますね。コツバメの場合は飛翔撮影でなければ無理ですが、あの大きさとスピードでは・・・
産卵シーンの3枚目は、翅表がのぞいて、自分でもよく撮れたと感心しています。被写体に負うことが大きいですが、コンテスト・フォルダに入れました。
No:9045|kucchan さん
気を張ってばかりおられないで、たまにはキを抜いてくださいね。^O^

新生蝶(越冬蝶も似たりよったり)は、機会があれば交尾し、産卵します。そうでなければ、命がつながらないですからね。
この時期吸蜜をほとんどしないのは、♂が♀探しに忙しいからだろうと思っています。
No:9046|
ルジシジミの2枚目の開翅のが綺麗ですね。
そちらが新生蝶5頭目なのに
こちらは野山で数種類の蝶を見ましたが、我家付近では数日前に菜の花にとまるモンシロチョウが今季初めてのチョウです。
ハナズオウにルリシジミですか。
我家は小品盆栽のハナズオウが初めて花を付けてくれましたが一塊だけで無理でしょうね。
と言うより我家付近ではヤマトシジミしか見たことがありません。
No:9047|
ルリシジミがハナズオウの花に産卵の場面や
アセビでムラサキシジミが吸蜜する場面など
よく出逢いをものにしていますね。
枝垂桜にトラフシジミやコツバメがやってくるんですか。
楽しみですね。
No:9048|
このルリシジミの産卵シーンは秀逸ですね。普通、この種の産卵シーンは母蝶が食草に潜り込んでしまいますので背景がうるさくなってしまいます。ところが今回の作品ではすごくすっきりしていて蝶の姿が浮かび上がっていますし、♀の翅表がちらっと見えていたり、その上ハナズオウの蕾も綺麗です。
とは言え、絵心のまるで無い私に、そう言われても嬉しくないでしょうが。。
No:9049|hitori-shizuka さん
あっ、そうですか。hitori-shizuka さんのお好みは2枚目ですか。背景の点でしょうか。
私は翅表の青をチラッとのぞかせている3枚目が好きです。木肌もそれなりに映えている気がします。

ルリシジミの食草は何でもありみたいですし、吸蜜源も広範囲のようです。ヤマトシジミの食草はカタバミ専一で低く翔びますが、ルリシジミはユキヤナギ(バラ科)やアカメガシワ(トウダイグサ科)などでも産卵し、高くを翔ぶことが多いですから、遠くからでも見分けやすいですね。
No:9050|twoguitar さん
当ブログの売りは産卵シーンだとおっしゃる方がいらっしゃるくらいですから、珍しいものは載せられなくても、生態がらみで挙動不審な場合は産卵ではと追いかけます。
難しいのはヤマトシジミのように低い場所やベニシジミやモンキチョウのように草込みで産卵するタイプですね。

ソメイヨシノだと、当地ではトラフシジミやコツバメの出現時期より開花が早いのですが、少し遅い枝垂桜ならちょうどいいようです。ルリシジミ、アカタテハ、テングチョウもよく見かけますし、アゲハが吸蜜していたこともありました。
No:9051|clossiana さん
いえいえ、とても嬉しいですよ。

たたまたま低いところで産卵してくれましたし、ハナズオウの下部は枝が密にはなっていないし、蕾も少ないので、ルリシジミよ、よくやってくれたとそちらをお褒めいただくのが正解でしょうか。
しかも翅表チラ見せなのですから、言うことがありません。

そうそう、ビークマークの件ご教示ありがとうございました。

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