どんな苦労にも耐えてみせます

 
 朝方は9℃と無難な滑り出しだったのですが、午前9時前にはパラパラ、その後は晴れ間も見えました。
 特に午前中は強い北風が吹きすさび、最高気温は12℃どまりでした。




 こんな風の強い日には、越冬組はどうしているのだろうとムラサキ・ポイントを回ってみました。
 
 
ムラサキシジミ(シジミチョウ科ミドリシジミ亜科 11:49)
ムラサキシジミ集団越冬
 上部右側の個体が、左側の個体に角(触角)を突き立てている様子です。
 これは大枝を大きく揺らすような北風が葉の間を抜けて、葉の縁で翅を上にしていると風の当たりが強いため、回り込もうとしているものと思われます。
 
ムラサキシジミ(11:52)
ムラサキシジミ集団越冬
 上を向きました。下側の個体は枯葉に風が遮られているためか下向きのままでした。
 
ムラサキシジミ(15:39)
ムラサキシジミ集団越冬
 風がかなりおさまった時刻に確認すると、回りこんだ個体が少し斜めになっていました。中央の個体が、息苦しいから少し離れろとでも言ったのでしょうか。
 西日が周囲の葉にうまく差し込んでレフ板の役割を果たしたためか、比較的見やすい写真になりました。

 なお、この間の写真を見比べていると、到着順に背中がコブ状になっている中央の個体が控え目な#1、右後翅に欠けが見られる上の個体がずうずうしい#2、下が我関せずの#3のようです。
 
 
ウラギンシジミ[11/15~](シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科 13:03)
ウラギンシジミ
 こちらは2.5m前後の高さでぶら下がっているため、自らの枝が大揺れでもっと大変だったようです。下の枝などに叩きつけられて落下の心配がありましたが、夕方前に確認した際も何とか大丈夫だったようです。

 この写真を見ると、気のせいかもしれませんがオレンジ色がほんのり透けているようです。♂なのでしょうか。
 
 
写真をクリックいただくと、大きくしてご覧いただけます。
 
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Comment

No:8717|
こんにちは。
早朝のわずかな積雪も、陽射しのお陰でとけ始めてきました。
雪かきの心配がないことに、まずはホッとしています・・・

今更ながらですが、
ムラシは枯葉でムラツは緑葉での越冬というのが、どう考えても不思議でなりません。
集合住宅での集団ムラツは、横たわって折り重なっているイメージですが、
ムラシは個室を与えられているかのようで、リッチな越冬姿に見えます。
ムラシさんに伺いたいのですが、
枯葉の古民家ですから、やがて朽ち落ちてしまうという心配はないのでしょうかね。

もう一つ今更ながらですが、
この枯葉塒を探したuke-enさんも、観察力が鋭いというか執念というかなんというか・・・
以前の記事(「お帰りなさい」)の全体写真を見れば、
緑の葉の奥に隠れた枯葉を見つけ、そこに枯葉色のムラシを見つけたのですからね!
(緑葉にぶら下がるウラギン探しとは難易度が違う!…)

そしてそして、とうとう3個体の個性までも突き止めた!
控えめな子に、ずうずうしい子に、我関せずの子 …ですか?
みんな違ってみんないい …ですね(^_−)−☆
No:8718|紫シジミ
お早うございます。

涙ぐましいです。

春まで、りっぱに、耐えてちょうだい。
No:8719|
こうして見させて頂くと同じムラサキシジミであっても寒い日にチョロチョロしている個体もいれば、触角を前方にピンと伸ばして休眠モードで、じっとしている個体もいて、それぞれ混在しているのが面白いです。図々しい個体はどの世界にもいますが、それも生き残るためには必死なんでしょうね。
No:8720|みさとさん
昨日は冷え込み、今日はまあまあでしたが、まだ雪も氷も見ていません。ここ当分暖かい日はなさそうですが、寒さの厳しい日ももう少し先のようです。

越冬場所探しは、どのチョウでもそれ相応に難しいですね。
ウラギンシジミでは、ツバキなど光沢のある葉は表が光を反射し、葉裏は白っぽいですから、見分けがつかないことが多いです。
キタキチョウは当方の場合崖のシダが多いですが、越冬場所により条件がそれぞれ異なりますので、シーズン中に多くが翔んでいた場所近くで一度見つけて類似の条件の場所を探すことになります。

一方ムラサキシジミは、枯葉にこの色ですから見極めにくくはありますが、枯葉にしかいないのですから範囲は限られます。
今季見つけることができたのは、晩秋コンスタントに数個体を見かけるムラサキ・ポイントの存在が大きいと思っています。その場所で枯葉を全て覗きこみ、怪しい場合は撮影して確認しました。高い場所では覗き込むことができませんから半分は諦めていますが、これも一応撮影します。

ムラサキツバメは南側の葉上ですから、昨日双眼鏡を持ち出して探しましたが成果はありませんでした。必ずしも食草近くで越冬していないこともあるそうですから、捜索範囲を広げる必要がありそうですが、個体数がムラサキシジミより少ないようですから難しいところです。

ソックリなのに、ムラサキツバメは緑葉上、ムラサキシジミは枯葉なのはどこかで生き残り戦略が分かれたのでしょうね。この時期の天敵は小鳥が主だろうと思いますが、ムラサキツバメは目立つ緑葉の上で群れることにより全体として枯葉と見えるように擬装し、ムラサキシジミは自らの色に似た枯葉上で越冬する道を選んだのではないかと考えています。
ムラサキツバメ越冬集団にムラサキシジミが混群することがあるのは、ムラサキシジミが枯葉と認識したと考えるのは穿ち過ぎでしょうか。

枯葉が落ちることはありそうですが、この葉は一応葉柄が枝にくっついています。ムラサキシジミがそこまで確認した上で越冬場所を選んでいるかどうか不明ですが、ウラギンシジミのように固定している訳ではなさそうですので、落ちても別の枯葉に移るのでしょうね。
No:8721|mcnj さん
似たような写真が続くことになりますが、まだ更新されていないと頭からは思われず、どうやったかいなと確認してくださいね。

何とか耐えて欲しいものです。
No:8722|clossiana さん
チョウの世界も、良い子悪い子普通の子なのでしょうか。良い子がいい目をみる世界なのか、憎まれっ子世にはばかるなのか、自らを省みて考えさせられますね。

私?憎まれないけど付き合いたくないヒトなのかも知れません。口は災いの元と知ってはいますが・・・(^^ゞ

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