越冬シジミ

 
    ヒュルリ ヒュルリララ
    ききわけのよい チョウチョです ♪

 あれは越冬つばめかぁ。(^^ゞ



 朝方は6℃、朝からよく晴れていましたが、昨日の冷たい空気が残っている感じで、なかなか気温が上がりませんでした。
 お昼前後から暖かくなり、最高気温は何とか20℃に達しました。




 気温が15℃前後になった午前10時半頃出動しました。アサギマダラの姿は見ませんでしたが、
 
 
樹液酒場
樹液酒場
 大クヌギの樹液酒場です。
 一時のように20頭以上のスズメバチが集まるようなことはありませんが、それでも7頭のオオスズメバチがいます。近くは通れませんので、向こう側のジャノメ・ポイントへ行く場合は大きく遠回りします。
 
 
ベニシジミ(シジミチョウ科ベニシジミ亜科)
ベニシジミ
 裏の畑の生育の芳しくないサワフジバカマで吸蜜中です。
 今日あたりベニシジミをぼつぼつ見かけるようになりましたが、この時期よく見かけるヤマトシジミ、ウラナミシジミ、モンシロチョウ、キタキチョウ、モンキチョウと比較すると、まだまだ僅かの個体数です。



 さて、シジミチョウ科のチョウで成虫越冬するものは、ムラサキツバメ、ムラサキシジミ及びウラギンシジミの3種のみで、この時期残り少ない生を謳歌しているほかのチョウとは違って、冬支度のため活動が活発なようです。
 
 
ムラサキツバメ(♀-#1 シジミチョウ科ミドリンシジミ亜科)
ムラサキツバメ ♀
 この個体だけは、東の畑の崖上の里道付近で見かけました。
 この場所では数年前ムラサキシジミの越冬シーンを見かけたことがあり、ムラサキツバメも見たことのある場所ですが、家内がカシ類も含めてバッサバッサとやったのでそれ以降は見たことがありません。
 
ムラサキツバメ(♀-#2)
ムラサキツバメ ♀
 これ以降は全てムラサキ・ポイントで見かけました。
 
ムラサキツバメ(♀-#3)
ムラサキツバメ ♀
 高い場所で平開しています。
 フィールドでは#2とは別個体と受け止めましたが、写真では個体識別が困難ですから確かとは言えません。
 
 
ムラサキツバメ(♂-#1)
ムラサキツバメ ♂
 高い場所で開翅するでもなく長い時間ジッとしていたので、テリ張りしているのかと思いましたが・・・
 開翅もしないのに何故この個体が♂と分かったかというと・・・
 
ムラサキツバメ(♂-#2)
ムラサキツバメ ♂
 高い場所で平開しています。
 かなりスレているのか、光の当たり加減か、それほど美しいとは感じません。

 #2が瞬間的に#1に接触し、アッとレンズを向けたときには離れていました。こりゃ♂だと判断したようです。
 #1がテリ張りしているのだったらバトルが始まって#2を追い払うハズですが、その後も#1は平然とこの場所でジッとしていました。一体何なのでしょうか。
 
 
ムラサキシジミ #1(♂ シジミチョウ科ミドリンシジミ亜科)
ムラサキシジミ ♂
 低い場所で平開してくれました。
 かなりスレていて欠けや破れも目立ちますが、青鱗粉はしっかり残っています。
 
ムラサキシジミ #2
ムラサキシジミ
 特に前翅はヨレヨレ以下、鱗粉も異なった色に見えます。
 
ムラサキシジミ #3
ムラサキシジミ
 傷みの一番少ない個体です。
 
ムラサキシジミ #3・#4
ムラサキシジミ W
 お待ちかね?のウォーリーです。ソッポを向かれたので、ちょっと難問でしょうか。
 本日の2ショットはこの程度です。
 
こちら
ウォーリー解答編
 出題者が難問と思うものは、往々にして正解が多いですね。
 
 
ウラギンシジミ(♀ シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科)
ウラギンシジミ ♀
 いつものように低い場所で平開してくれましたが、一部影になってるのが難点です。
 
ウラギンシジミ(♂)
ウラギンシジミ ♂
 ムラサキ・ポイントから翔び出して、チャノキの葉上です。


 ムラサキ・ポイントでは、もし越冬場所が見つからなくても、陽射しの当たる午前中で15℃程度以上の暖かい日であれば、自ら足を固定してぶら下がっているウラギンシジミを除いて、真冬でも日向ぼっこが見られそうです。
 
 
写真をクリックいただくと、大きくしてご覧いただけます。
 
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タグ: 樹液酒場  ハチ  シジミチョウ科  ムラサキツバメ  ムラサキシジミ  ウラギンシジミ 

Comment

No:8544|シジミ蝶
お早うございます。

越冬の準備に余念がないようです。

いつも、下を見て、足元の花のうえばかりさがしています。

うえのほうの、葉っぱまでさがさないといけないのですね。
No:8545|mcnj さん
ムラサキツバメはマテバシイの緑の葉上、ムラサキシジミは枯葉の横?です。ウラギンシジミの食草はクズ、フジなどマメ科ですが、ツバキなどの常緑樹の肉厚の葉裏にぶら下がっていて、越冬場所はバラバラですが、カシ類(ブナ科)の雑木林だと三種とも見かけることが多いですね。

街中の高遠にはブナ科中心の雑木林があることが多いですが、日中高いところを小さなチョウらしいものが翔んでいる場所なら、6~7月の早朝に行けば極めて珍しいチョウが下草で休んでいる場合がありますよ。ブナ科なら樹液酒場もできます。
No:8546|
今日はこちらも曇り空で肌寒い感じがする日中でした。
やはり、今季はムラサキシジミやウラギンシジミ等の姿はまだ見てません。
しかし、自宅近くではヤマトシジミに交じって、今まで見られなかった(気づかなかった?)ウラナミシジミをササゲマメの葉上でよく見かけます。
特によく見かけるような感じがしますよ。
これも温暖化の影響でしょうかね。


No:8547|hitori-shizuka さん
見慣れたチョウなのに、ウラナミシジミは特殊な生態を持っています。

ウラナミシジミの越冬態は決まっていませんが、本州の関東以西、四国、九州の太平洋側沿岸地でしか越冬できません(沖縄や南西諸島では越冬の必要がない。)。
その地域で発生したものが世代を重ねて倍々ゲーム以上に増えて広がっていき、秋には北海道でも見られるようになります。(多分四化個体)
冬になると死滅し、毎年それを繰り返しています。

当地では2014年までウラナミシジミは完全に秋のチョウで、9月下旬~10月初旬にしか見かけることがありませんでした。多分潮岬辺りで発生して広がったものが、代替わりして更に広がった三化個体ではなかったかと思いますが定かではありません。
それが、食草のスイトピーが生い茂るようになった昨季は6月、今季は5月にウラナミシジミを見かけるようになりました。これは二化個体だろうと思っています。
この要因は温暖化の進行というよりは、広がりには当然凸凹があり、食草を見つけて寄ってきたものが多く、それを見つけたということだろうと思っています。

四国の場合、高知の須崎辺りが越冬可能地で、そこから広がったとすると二化で香川に到達しそうですが、その頃近辺に開花しているマメ科植物がないと寄ったとしても個体数は僅かですから見かけないことになるといえそうです。

いずれにしても、アサギマダラのように同一個体が渡るわけではなく、世代交代するのですから、小さい体にマーキングができたとしても無意味で、正確なことは分からないのが実状のようです。
No:8548|
こんにちは。
今年も二人で一生懸命に、本当に一生懸命に周辺の林の中で樹液酒場を探したのですが、
老木が多くて、樹液を出しているような木が見つかりませんでした。
昔は西山(この辺り一帯)にはオオムラサキなどがたくさんいたと聞いたので、
あちこち探してみたのです・・・
あっ、すぐ近くの散歩コースの頭上でオオムラサキの飛翔は確認しました、二人とも。
(ただ、目撃だけですから大きな声では言えませんが…)
きっとどこかに、隠れ家的な樹液酒場があるのでしょうね。
来年またリベンジです!

当方では、今一番多いのがベニシジミで、ヤマトシジミがそれに続きます。
寒い日でも、ベニシジミだけはタンポポやノコンギクなどで吸蜜してますよ〜
そう言えば、田んぼの土手に大きな葉のギシギシがいっぱい生えてきて困るって、
近所のおばちゃんがこぼしてました・・・

コメント(↑)のウラナミシジミですが・・・
我が地域でも、今年は異常発生したかのように個体数がすごく多かったです!
アイリスの丘の横の空き地(元梅林)が荒れ放題で、そこにクズが一面蔓延っちゃって・・・
(持ち主さんがあの世に行ってしまったと言うことで、手入れがされなくなった…)
クズの花が咲いている頃は、水路脇を歩くとウラナミシジミが群がって飛び立ちました。
こんなにうじゃうじゃいれば、交尾態とか幼虫とか蛹とか何か見つかるかも…と思ったけれど、
言うまでもありませんが、このか弱いわたくしですから、
クズの生い茂る中へ入って行く勇気はございませんでした・・・
水路沿いの土手からの撮影のみで〜す♪
こんなにも多いウラナミさんを見たのは、今年が初めて!
(我が家の庭への訪問は、ほとんど例年通りでしたが…)
個体数の増減は気候にも影響されると思うけど、
食草の増減も大きく反映されるのでしょうね・・・
No:8549|
我が家にはホトトギスにルリタテハが卵を産み付けに毎年きます。
いつの間にか蛹になり今年は雨の日に羽化して蝶になって飛び立ちました。
観察しようと蛹の付いたのを花瓶にさして見ましたがそれはよう羽化しませんでした。
死んでしまったのでしょうか・・・・
可愛そうなことをしたと思っています。
No:8550|
ベニシジミは春型っぽいですし、ムラサキツバメのボロボロ個体は2化の生き残りなのか3化なのかがわかりませんし、この時期でもさっそうとテリ張りをして、もし交尾にいたるなら4化なんでしょうし、なんか渾然一体となって晩秋を謳歌してますね。だとすればやはり ヒュルリ ヒュルリララ ですよね。
ところでウォーリーさんですが見つけました。
今回は自信があります。禁じ手のクリックしたら一目瞭然でした。エヘン。。
No:8551|
あっ、ウォーリー参加を忘れてました!
七三に構えたモデルポースの方はすぐにわかりましたが、
残りの方が分からない・・・
…で、いつものようにクリックで、ハイ見つかりましたぁ〜♪
お尻を向けたハレンチな縦ポーズさんですね。

ん? クリックは禁じ手なのですか?
あれまぁ、わたしは毎回クリックだったけど、それってルール違反だったのかっ!
今回も堂々とクリック〜♪
クリックなし画面では、縦ポーズさんは場所が分かっていても見つからない。
やっぱり難問ですね・・・出題がお上手!
No:8552|みさとさん #1
樹液酒場をホントに一所懸命探した感があふれていますね。それだけ探しても見当たらないということは、どういうことなんでしょうね。
町名の範囲がべら棒に広いので何にもないこの辺かなと勝手に想像していますが、バカでっかい公園とかウスギオウレンの神社に行けば確実にありそうに思えます。
そちらでも5月以降と思いますが、クヌギ、ナラのほか我が家周辺では見かけないヤナギやハンノキでもできるそうです。早朝のほうがよさそうで、居残ったクワガタやカブトにも会えそうですよ。

我がフィールドでは、パトしてもつい最近までベニシジミ1~2個体ということが続いていました。ヤマトシジミもウラナミシジミも多いのに、水滴コロコロ対応野宿3兄弟にならないやないかと心配していました。
出現時期や優勢種の地域差は大きそうですね。

ウラナミシジミの件は、お尋ねいただいたのを契機として持てる知識を絞り出してみました。頭の整理になってよかったと思っています。
我が家でも庭のドラムカンほどのスイトピーでは、5月から毎日のようにウラナミシジミを数頭見かけていてまたアンタか状態でした。それが処分した途端バッタリと見かけなくなり、再会は10月になってしまいました。
増減はやはり食草+吸蜜源の関係が大きいのでしょうね。
No:8553|mube さん
我が家でも地植えホトトギスを始め鉢植えのキイジョウロウやヤマジのほか園芸種を育てていましたが、徐々に消えて今は庭で消えかけのホトトギスだけです。
キイジョウロウは地植えにして立派に垂れ下がっていたのですが、日光を遮っていたヒノキを全部伐採したら2~3年で消えてしまいました。^^;
でも、ルリタテハの産卵なんて見たことがありませんよ。

幼虫ならフレッシュな葉でないと育ちませんが、蛹の場合は摂食しないので関係ありません。一般的には蛹化して羽化するまで10日前後(長いものもある)ですが、延々羽化しなければ★になったのでしょう。
室内だと天敵には襲われませんが、寄生バチや寄生バエにあらかじめ卵を産みつけられている場合もあり、ほかにエアコンやら湿度やら外の環境と違いすぎると、支障が出るのでしょうね。
No:8554|clossiana さん
ボロボロのムラサキシジミ#2は印象が大きく異なっていたので、尾状突起の痕跡、翅裏の色合いや斑紋の濃さ、後翅表の紫色のチラ見え部分から、まぁムラサキシジミだろうと判断しました。
鱗粉の色が気になり、clossiana さんがムラサキツバメと受け止められた要因は何だろうと気にかかります。

当地は山あいの冬の寒さが厳しい場所で、これまでで一番早いムラサキツバメの観察時期は8/16ですから、我が家周辺では越冬できずほかの場所から飛来しているのではないかと考えています。
どちらかと言えば寒さに強いムラサキシジミは四化までありそうですが、ムラサキツバメは四化以上がなくて三化までだろうとさしたる根拠なく思っています。

先の問題といい、ほかでもないclossiana さんが、ウォーリーにこんなに反応されるとは予想もしませんでしたよ。
ですが勝手にルールを変更されるのは・・・次の方が「クリックは禁じ手なのですか?」なんておっしゃってますよ。^O^
No:8555|みさとさん #2
常連のウォーリー回答者のうちのお一方なのですから、お忘れのないようお願いしますよ。

お尻を向けたハレンチな縦ポーズさんは難しいと思ったほうですが、七三に構えたモデルポースがよく分かりません。七三は正面七分ですよね。

先にこちらのコメントを拝見したので、「クリックは禁じ手なのですか?」はどこから?と思いましたよ。^O^
No:8559|
再度コメントを送らせて頂きます。
ボロ蝶につきましては私の見間違いでした。それからルール違反につきましてもお詫び致します。いずれもお騒がせしてしまい、すみませんでした。
No:8563|clossiana さん
わざわざありがとうございます。
ムラサキシジミと判断したものについてそうやろうかと気になっていたものですから、胸のつかえが下りました。

ルール違反?、次の方は多分喜んでおられると思ってますよ。
賑やかになることなら、何でもありです。

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