開翅するのが良いチョウである

 
 朝方は14℃、今にも雨粒が落ちてきそうな曇り空でした。
 午前10時を回って雲間から陽が射すようになり、雲り空ながらも時おり陽射しがあるお天気で、最高気温は24℃になりました。
 夕方から雨になりました。



 午前10時のお茶が終わり、雲間から陽が射すようになってから、ソレッで出動です。
 
 
左:ウラギンシジミ(♀ シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科)
右:ムラサキツバメ(♂ シジミチョウ科ミドリンシジミ亜科)
シジミチョウ W
 越冬には少し早いですが、ムラサキ・ポイントを越冬場所にするためのリサーチ中でしょうか。こんなシーンも珍しくなくなりました。
 
 
ムラサキツバメ(♂)
ムラサキツバメ ♂
 ↑と同一個体ですが、薄日が射したらパカッと開翅しました。見上げるような高い場所ですから、下がっての撮影です。

 ムラサキツバメ♂の開翅は初見ですからオォッでしたが、低い場所に移って欲しいと強く念じました。
 
ムラサキツバメ ♂
ムラサキツバメ ♂
ムラサキツバメ ♂
ムラサキツバメ ♂
 思いが通じたのか、下へ降りてまた開翅してくれました。

 ものの本には暗紫色と書かれていましたが、紫青色の何と美しいと感嘆しました。傷みもほとんど見えず、鱗粉もよく残っているからと思われます。
 それでも眼の位置よりかなり高い場所ですから、できるだけ角度をつけて撮影したいと下がると、どんどん暗めになってきてこれもまた美しいと感じました。真上から撮影すると紫色が目立たなくなって暗紫色になるのだろうと思われますが、それはそれで見たいものです。
 
 
ムラサキツバメ(♀ #1)
ムラサキツバメ ♀
 ♂の開翅が見られたから、♀を見られなくてもいいやと思ってると姿を現しました。
 開翅はここまでで、左後翅が少し傷んでいるように見えます。
 
ムラサキツバメ(♀ #2)
ムラサキツバメ ♀
 高いところで全開翅してくれましたが、念が弱かったのか降りてきても開翅してくれませんでした。
 
ムラサキツバメ ♀
 枝込みに潜り込みましたから産卵でもするのかと見守っていたら、芽などをなめていました。
 
 
ウラギンシジミ(♀)
ウラギンシジミ ♀
 1枚目の写真とと同一個体ですが、とまったら開翅するという期待されるチョウ像の見本のような個体でした。
 一番下の葉上でここまで近寄っても逃げもしませんでした。
 
ウラギンシジミ(♂ #1)
ウラギンシジミ ♂
 スレスレです。
 
ウラギンシジミ(♂ #2)
ウラギンシジミ ♂
 これはまだまともなほうですが、それでもスレが目立ちます。
 
ウラギンシジミ(♂ #3)
ウラギンシジミ ♂
 載せるのをためらいました。


 ほかにもボツボツ見かけましたので、別記事にするか次の記事と合体させるかしますね。
 タイトルは、「紫チョウであれ白チョウであれ橙チョウであれ、開翅するのが良いチョウである」ということですが、元ネタは白猫黒猫論です。(^^ゞ
 
 
写真をクリックいただくと、大きくしてご覧いただけます。
 
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タグ: ムラサキツバメ  ウラギンシジミ 

Comment

No:8518|開翅蝶
それぞれ、頑張って、開翅してくれたようです。
賢いですね。

長い冬をどうやって越すのか、不思議です。
No:8519|mcnj さん
この2種だけでなく、今頃翔んでいるチョウでは成虫で越冬するものが多いですね。早いものは11月入ってすぐ、ほぼ飲まず食わずで一冬を過ごします。それでも早春には、ヨレヨレさんも多いけど元気な姿を見せますね。

ムラサキツバメやウラギンシジミには、山あいの当地の冬が厳しいようで、春まで生き残る個体は少ないようです。
No:8520|
こんばんは。
ムラサキツバメ♂の開翅、美しいですねぇ〜
♂だから、もっと色鮮やかな紫色かとお思いきや、
案外シックな紫で驚きました。
下から二枚めの写真を拡大してみれば、
濃い色の翅脈が浮き上がって、本当にきれい♪
新鮮そうな個体だからでしょうか、こんな素敵な色が出るんですね。
ムラサキツバメ♂の開翅が初見というのは、ちょっと意外でした。
でも、ムラサキツバメの個体数は少ないとおっしゃってましたね。
それでも、こうして開翅姿をゲットできるのですから、
やっぱり日頃の行い…でしょうか?

それにしても、翅表が美しいシジミチョウ2種で、
しかも♂♀揃ってのお披露目とは、羨ましい限りです。
素直に開翅してくれる「良いチョウ」たちに出会えて、よかったですね!
No:8521|
ムラサキツバメの雄がこんなに綺麗なんですね。
我家近くでは見かけたことが無いのでカシ類の木を見かけた時には探してみなくては。
同じチョウが沢山いるなら今度は集団越冬しているムラサキシジミを見たいですね。
見つかるといいですが冬場厳しい環境のuke-enさんちでは難しいのでしょうか?
風除けが出来る陽だまりを探してもダメなんでしょうかね。
No:8522|みさとさん
フィールドガイドのムラサキツバメの♂を見ると、焦げ茶一色で気持ち紫色が混じっているかなというものですから、私好みの渋い色だと思ってましたよ。
真上からならそうなのかもしれませんが、角度がつくと違った印象で、どれも美しいと思えます。私の好みは、恐れ多いですが、みさとさんと同じです。^O^

いくら忘れっぽい私でも、こんなに美しい♂の開翅を忘れることはありませんが、開翅しなければ♂♀の識別は難しそうなので、♂を見かけたことがあるのかも知れませんね。

まだ載せていないものもある開翅のオンパレードでも、日頃の行いと言えば(^^ゞをつけざるを得ません。日参している執念の賜物でしょうか。
No:8523|hitori-shizuka さん
日参しているお陰でしょうけれど、この時期にムラサキシジミを含むシジミチョウをこれだけ見かけるのは今季が初めてです。

ただ、春先の越冬明け個体については、ムラサキシジミなら例年のように見かけますが、ウラギンシジミは見ても1~2個体、ムラサキツバメは見たことがありません。山あいの当地では寒さが厳しく、ムラサキツバメにとっては越冬が難しそうですが、そうするとどこから来たのとなりますので、どこかで越冬できているのでしょうか。
ただ、昨季、越冬中のウラギンシジミ4個体が、例年にはない(と思っている)東(南)風で全て落下したことがありました。

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