早めのお出まし(新生蝶(2016-No.12~14))

 
 朝方は4℃、霜注意報が出ていましたが気がつくほどの霜はなかったようです。
 晴れの一日で最高気温は22℃になりましたが、午後には風が強くなりました。



 パトロールに出ても、穴場だった裏の畑の尾根付近では蝶影が薄く、目ぼしいものは見当たりませんでした。
 
 
 
キアゲハ(春型 ♀ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
キアゲハ ♀
キアゲハ ♀
キアゲハ ♀
キアゲハ ♀
 東の畑で見かけ、ほとんどとまらないので撮影しながら裏の畑まで追いかけました。飛翔撮影でも大型のチョウですから、流石に見られる写真もありました。

 我が家周辺ではキアゲハは比較希少種でしたが、羽化観察しようとフェンネル(ウイキョウ)を植え、家内が嫌がるにもかかわらずパセリやニンジンの幼虫を保護?してきたことから、かなり増えてきて見慣れたチョウになっています。

 にもかかわらず、キアゲハを4月中に見かけたのは、2011年からの6年間で初めてで、一番早い5/6から半月早くなっています。
 したがって、これまでの新生蝶初見(初撮)日一覧表には載っていなくて、久しぶりに項目を追加しました。
 
 
 
スジグロシロチョウ #1(春型 ♀ シロチョウ科シロチョウ亜科)
スジグロシロチョウ♀
 庭のカブ(ナズナ)の周りを翔び回っていたので産卵に来たのかと思いましたが、結局産卵はしませんでした。
 左後翅が大きく欠けています。

 スジグロシロチョウの出現時期は例年並みでしょうか。
 
左:スジグロシロチョウ #1(♀)
右:モンシロチョウ(春型 ♂ シロチョウ科シロチョウ亜科)
モンシロチョウ→スジグロシロチョウ誤認求愛
 何をどう勘違いしたのか、モンシロチョウがかなりしつこくスジグロシロチョウに求愛していました。
 スジグロシロチョウの翅表が見えるので♀と識別できますが、このような場合は交尾拒否の姿勢をとらないものなのですね。
 
モンシロチョウ(春型 ♂・♀(とまっている側) シロチョウ科シロチョウ亜科)
モンシロチョウ求愛
モンシロチョウ求愛
 こちらは正当な?求愛ですが、♀が腹部を反らして交尾拒否の姿勢をとっています。
 
スジグロシロチョウ #2(春型)
スジグロシロチョウ
 庭のネギ(下仁田)で吸蜜中です。
 左後翅に欠けが見えますが、右後翅もかなり傷んでいるようです。翅の傷み具合からも #1とは別個体ですね。

 春型の後翅のみによる♂♀識別は不安な点があるのですが、色合いなどから♂と思われます。
 
 
 
ツマグロヒョウモン(♂ タテハチョウ科ドクチョウ亜科)
ツマグロヒョウモン ♂
ツマグロヒョウモン ♂
 庭のカブ(ナズナ)で吸蜜中です。
 カメラの設定誤りで、ピントが怪しくなりました。

 ツマグロヒョウモンの出現時期も、これまで一番早い4/29よりも1週間以上早くなっています。



[新生蝶初見(初撮)日一覧表]
 20162015201420132012
月日 順月日 順月日 順月日 順月日 順
モンシロチョウ 3/8 1 3/20 3/16 3/16 3/27
ベニシジミ 3/17 2 4/15 3/25 3/16 4/8
ルリシジミ 3/21 3 3/20 3/28 3/17 3/31
ヤマトシジミ 4/4 4 4/26 12 4/9 4/10 4/15
コツバメ 4/5 5 3/22 4/3 3/19 4/13
モンキチョウ 4/6 6 4/24 3/28 3/25 4/14
アゲハ 4/9 7 4/16 3/29 3/30 4/17
ツバメシジミ 4/9 7 4/24 4/12 10 4/1 4/17
ツマキチョウ 4/9 7 4/17 4/10 4/2 4/27 11
ヒメウラナミジャ
ノメ
 4/10 10 4/24 4/26 12 4/15 10 4/27 11
トラフシジミ 4/12 11 4/12 4/14 11 4/16 12 4/15
キアゲハ 4/20 12 5/6 16 5/6 15 6/9 16 9/22 17
スジグロシロチョ
 4/20 12 4/25 11 4/27 13 4/15 10 4/12
ツマグロヒョウモ
 4/20 12 5/4 14 5/11 17 5/13 14 4/29 13
コチャバネセセリ   4/26 12 4/27 13 6/27 17 5/5 14
クロアゲハ   5/5 15 5/6 15 5/13 14 5/7 16
ミヤマセセリ     3/31 5/8 13 5/5 14
※ 我が家周辺で2011年からの各季の4月末までに見かけた新生蝶を、今季の初
 見日順で5箇年分を整理しています。今季まだ見かけていない場合は昨季の初
 見日順です。
  ただし、初見が5月以降の場合、この17種内での相対的順位を表示している
 ことがあります。
 
 
写真をクリックいただくと、大きくしてご覧いただけます。
 
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タグ: アゲハチョウ科  シロチョウ科  誤認求愛  ヒョウモン 

Comment

No:7866|蝶
きあげはがとびまわっているのですね。

あれ以来、きあげはは、見ておりません。
No:7868|mcnj さん
こららの写真は全て同一個体で、本文にも書きましたように4月中にキアゲハの姿を見かけたのは初めてで、フライングなのかすぐたくさんの姿を見かけるようになるのか、予想できません。

初物は必死で探しますが、その後は眺めるだけというのもしばしばですから、フライングのケースが多い気がします。
No:7869|
こんばんわー

キアゲハとツマグロヒョウモンが・・・もう、出てきましたか。
アゲハは出会いましたが、キアゲハやツマグロヒョウモンとは出現が早いですね。
スジグロシロチョウは、当方も昨日出会い、撮影しました。
そうそう、本日、ナガサキアゲハに出会いましたよ。
しかも、手乗りまで・・・。
No:7870|kucchan さん
いつも来ない会えないの嘆き節なのに、エライ余裕は何故?と思ったのですが、スジグロシロチョウを撮影、フンフン、ナガサキアゲハを、何ぃ!(^^ゞ

我が家周辺でナガサキアゲハを見かけるのは、早くて5月下旬です。多分出始めの羽化直後の個体だと思いますが、それにしても早いですね。
今季はチョウの出現が総じて早いようなので、例年の基準が基準にならない年かも知れませんね。
No:7871|今年は早いです。
今年は春先の天候の波が大きく、温かいというよりも暑い日もあったりして、その時に生きものたちの生育がぐぐんと進んだようだと聞き及びました。

トンボも4月上旬にはウバキトンボを見かけました。
半信半疑で撮った写真が青抜けの逆光で、被写体が影みたいに写っていたので削除したんですが、そういうのこそ証拠写真になるからピンボケでも削除はしたらダメ!と教えていただき・・・。
確かにね~、シルエットとかでも推察は可能ですよね。(-_-;)
No:7872|Matsu さん
歳のせいか年々寒がりになるので、今季がそんなに暖かい春との実感はありません。ただ、当地は茶が基幹作物で新芽が出揃うGW前後までの霜には極めて敏感なのですが、晩霜云々の話しはこれまで1回きりですから、やはりそうかなと思います。

チョウの出も総じて早いような気がするものの、走りの後は姿を見せないような感もあります。天候不順や気温の上がり下がりなど要因は一概に言えないとしても、例年とは異なった春との印象です。

はぁい、私のHDには、ピンボケその他私以外では何か分からないような写真も多く残ってますよ。後で整理しても、記憶に残っていないけど、何かあったからだろうと整理の対象から外しています。
再利用どころか再確認することも絶対にないと思えるのに・・・^^;
No:7873|自然を尋ねる人
ネギの花が咲いたらアオスジのアゲハがやってくるがずですが
今年はまだネギ坊主は咲いていません。
我が畑は草が伸び放題、蝶どころではないです。
No:7874|ネギ坊主さん ^O^
欄が逆さまでしたけど、この方が面白いですね。

今朝、家内がアオスジアゲハらしいものを見たと言ってました。これまで4月中にアオスジアゲハを見かけたことがなく当てにはなりませんが、ネギ坊主に訪花?するのであればそろそろでしょうか。
No:7877|こんばんは
ご無沙汰しています。

時々歩いていますが、トラフ、ツマグロヒョウモンは未見、クロアゲハは目撃済みです。ミヤマセセリは結構長くてまだ♂♀とも花を訪れています。
昨日、ジャコウアゲハ♂を初見直後に♀も現れ、あっという間に交尾が成立しました。
落ち着いたらブログアップしますね。(すみません)
No:7881|twoguitar さん
ブログ更新が間遠になっていて、どうされていらっしゃるのか気にかかっています。この時期にはいろいろ楽しみが多いのに、もったいないなぁと思ってますよ。

ジャコウアゲハの交尾ですって、見たい見たい。アゲハチョウ科の交尾はアゲハで1回しか見かけたことがなく、何故見られないかと不思議に思っています。
早目にお願いしますね。

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