ハナズオウで呼ぶ(越冬蝶(2016-No.7))

  
 
 朝方は10℃、陽射しはあったのですが冷たい風が特に午前中に強く吹き、最高気温は18℃どまりでした。



 この数日の狙いは、裏の畑の尾根付近のヒメオドリコソウで昨季見られなかったミヤマセセリを探すこと、東の畑のハナズオウでコツバメやトラフシジミに再会することですが、
 
 
トラフシジミ(春型 シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
トラフシジミ
 東の畑のハナズオウで、本命のお一方が吸蜜中です。
 枝先の高いところでなので、どうしても空抜け、逆光のこともしばしばです。
 
トラフシジミ
 どうせ逆光なら緑毛幻光をと思っても、なかなか前後翅外縁に青い光が浮かび上がりません。


 ほかにハナズオウを訪れるものは、
 
ルリシジミ(シジミチョウ科ヒメシジミ亜科 2016/4/14)
ルリシジミ
 
アカタテハ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科 2016/4/14)
アカタテハ
 ハナズオウでは、モンキチョウやテングチョウも見かけました。



 想定外だったものは、
 
ヒオドシチョウ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
ヒオドシチョウ
ヒオドシチョウ
 風が強かったためか、ハナズオウがお好みじゃなかったのか、ほぼ一瞬で翔び去りました。
 越冬明けらしくボロボロです。


[越冬蝶出現(初撮)日一覧表]
 20162015201420132012
 月日 順 月日 順 月日 順 月日 順 月日 順
テングチョウ 3/4 1 3/17 1 3/12 1 2/28 1 4/24 7
キタキチョウ 3/5 2 3/17 1 3/17 3 3/7 3 3/29 3
キタテハ 3/5 2 3/22 4 3/17 3 3/6 2 3/3 1
アカタテハ 3/21 4 3/22 4 3/12 1 3/9 4 3/7 2
ウラギンシジミ 3/29 5 3/21 3 3/28 6 8/26 6 6/14 9
ムラサキシジミ 3/31 6 4/24 6 3/17 3 3/9 4 4/15 5
ヒオドシチョウ 4/15 7 5/30 8 6/4 8  4/17 6
イシガケチョウ   4/27 7  5/5 8 
ルリタテハ   6/3 9 5/17 7 10/5 8 4/5 4
クロコノマチョウ   7/11 10 
ヒメアカタテハ   8/14 11 6/13 9 8/27 7 9/6 10
ムラサキツバメ   8/16 12 10/7 10 
※ 我が家周辺で見かけた成虫で越冬するチョウを、今季の初撮日順で整理して
 います。今季まだ見かけていない場合は、原則として昨季の初撮日順です。
 
 
 
テングチョウ(秋型 産卵 タテハチョウ科テングチョウ亜科 15:10)
テングチョウ産卵
テングチョウ産卵
テングチョウ産卵
 ムラシ・ポイントで食草のムクノキの新芽に産卵中です。時期や翅の傷み具合から越冬個体と思われます。

 ほかのチョウと違いテングチョウは産卵時に開翅するので、腹端がなかなか見えません。特に今季は家内が細い枝まで刈り払ったため、ひこばえもどきを上から見下ろす形になるので余計です。
 一枚目の写真で背中(腹部表翅側)が盛り上がっているように見えますが、腹端を曲げるためこのような姿勢になっているものと思われます。

 テングチョウは産卵は、2015/5/29 2014/5/29 2013/4/28にそれぞれ確認していますが、今季はムクノキに注目していたためずい分早く見かけることになりました。
 
 
写真をクリックいただくと、大きくしてご覧いただけます。
 
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タグ: トラフシジミ  花木  シジミチョウ科  タテハチョウ科  産卵 

Comment

No:7840|蝶達
ハナズオウにくるのですね。
我が家の庭にもあります。
今度、よくみてみます
No:7842|mcnj さん
ハナズオウの背が高いと、トラフシジミやコツバメは小さいですからなかなか見つけ難いですね。樹高50cmほどの小さいものもあるのですが、こちらは花が終わればバッサリと思っています。

全体を見て動くものを探すのですが、よく寄ってくるクマバチやアブの仲間とは翔び方が違うので案外見つけられます。ただ、昨日でもクマバチが数頭、余程のことをしない限り射さないとは思っても腰が引けますね。(^^ゞ
No:7843|
テングの産卵シーンは撮りたいと思っているのですが未だ果たせていません。昨年は近づく私の殺気を感じたのか飛び去ってしまいました。思うにuke-enさんからは殺気が放たれていないのでしょうね。。ところで初見の表の中にツマグロヒョウモンが含まれていません。そちらでは何時ごろから見られるか教えて頂けますか。。と言いますのは昨日、都内の公園で新成虫を見かけたのですが、これが早い記録なのか普通のことなのかがはっきりしないからなのです。
No:7844|clossiana さん
テングチョウの産卵シーンは玄関から1分のところで3年続きで見ていますから、ご覧になっていなければ巡り合わせの問題じゃないでしょうか。

色気も欲気も満々なんですが、人質(木質?)があるから逃げられてもすぐ戻ってくるわいと鷹揚に構えているからかも知れません。近辺では、私はエノキを見たことがありません。どれか知らないだけ?

この記事の表は成虫越冬しているチョウで、ツマグロヒョウモンは新生蝶の表のこぼれそうなところにあります。
2011年(5/9)を合わせても、4月中に見かけたのは1季切りで後はGW明け、世間様からは格段に遅いです。田舎ですから、文化?の伝播が遅いのでしょうか。

野スミレはその辺に一杯あるのになぜだろうと考えても、やはり冬の寒さが厳しいので越せないのだろうかと考えるくらいです。シーズンを通しても個体数が少ないですね。
No:7845|ベニシジミ
本日は同好会の定例会(毎月第3日曜日が基本)でした。
明日が雨のとの事急きょ電話で数人を呼び寄せて先の予定に
対応することにした。
気温は上がり少し動くと汗!
水仙を段ボールに6箱、押し売りを始めた。

ツマグロヒョウモンの食草スミレは今年は200本レベルになった。
この蝶が増えるかな!
No:7846|
過去に印象に残っていたハナズオウにトラフシジミの内容を書いた直後に記事を載せられたことは私の願っていたことが通じたのかも・・・偶然ですが本当に驚きましたよ。
ハナズオウを昨年頂き、小品盆栽仕立てに挑戦しました。
真直ぐ伸びた枝を針金で横に矯正すると、細い枝先が枯れるようで今年は花が咲かず楽しみは来年に持ち越しです。
盆栽の花でトラフジジミが見れたら最高なんですが我家では宝くじの確率より難しいですよね。
No:7847|自然を尋ねる人さん
我が家でもスイセンが増えたので地域の花の会に進呈、あちこちで増えて咲いていたので、恩着せがましく家内とうちのが咲いてるとつぶやいていました。
元はダンボール一箱もなかったですよ。

ツマグロヒョウモンは温暖化の指標とされていて、今では東北でも見られるそうです。増えたら子たちを集めて採集イベントを開催し、温暖化の話しでもしますか。
あっいけない、またお仕事が増えそうですね。
No:7848|hitori-shizuka さん
ハナズオウでも盆栽になりますか。割に枝分かれしないような(剪定を余りしないから?)気がしていますが、どのようになるのか楽しみにしていますね。

我が家には樹高50cmほどの小さい木がありますが、チョウが訪れるのを見たことがありません。盆栽に来てくれたら、お仲間に見せびらかせますね。
No:7853|
こんにちは。
青空にハナズオウのピンクがきれいですね。
そこにトラフシジミとくれば、もう言うことないですよ~♪
うちの庭のハナズオウは、主人が強い剪定をしてしまいまして、
今年は幹に少しの花がくっついて咲いてるという状態です。
これじゃあどんな蝶だって見向きもしてくれません!
桜の花は葉桜となってしまったし、「青空とピンクの花と蝶」・・・
そんなコラボは儚い夢となって、桜の花びらと共に散ってしまいました。

今年はまだテングチョウに出会ってません。
…というか、越冬蝶との出会いが非情に少ない春です。
No:7855|みさとさん
ハナズオウも背が高くなっては、小さなチョウを撮影し難いし、空抜けの逆光はなかなかうまく撮影できません。
旦那様はそういうこともお考えになった上で、今季は花が少なくなっても仕方がないとご判断されたのでしょうね。私ゃ旦那様応援団ですからね。^O^

越冬蝶はヒオドシチョウだけだったですかね。でももうスジグロシロチョウやキアゲハをご覧になられたのですから、それはそれで
「非情」な春というのは逆恨みですよ。(^-^)v

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