トラフシジミ開翅(新生蝶(2016-No.11))

 
 朝方は0℃、氷も霜も見えませんでしたが震えました。
 日中はよく晴れたのですが風が強く最高気温は18℃どまり、午後遅くになると冷たい風になりました。
 
 
ルリシジミ(シジミチョウ科ヒメシジミ亜科)
ルリシジミ
 こんな空でした。
 お隣の枝垂桜でトラフシジミやコツバメを待ったのですが、風が強くて枝が大揺れ、ルリシジミのほかにはテングチョウを見かけただけでした。
 
 
トラフシジミ(春型 ♂? シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
トラフシジミ
 庭の花壇のイベリスで吸蜜中です。
 後翅の肛角付近が欠けています。
 
トラフシジミ
 反対側は前後翅ともボロボロです。何があったのでしょうか。おかげで翅表の青がのぞいています。
 
トラフシジミ
 箸休めのベニシジミとの2ショットです。
 
トラフシジミ
 で、タイトルの開翅シーンです。お初です。
 トラフシジミは滅多に開翅せず、特に吸蜜時はほとんど開翅しないと聞いていたので、オッ!と思いました。
 青色の発色が悪いのですが、縦に筋状の白斑が透けて見えています。

 さて、♂♀の識別について、♂の性標はトリミングした印付近にあり、それらしいものが見えるので♂と推測しましたが、図鑑を見ると形状が少し異なっています。
 無理に探した結果ということもありますので、ご存知の方がいらっしゃったらご教示ください。

 「ヒメオオの寄り道」のヒメオオさんから、性標はこんなものと教えていただきました。ありがとうございます。ヒメオオさんの青の美しい写真を是非ご覧ください。
 「フィールドガイド日本のチョウ」を参照して十分怪しいと思いながらもエイ!でしたが、図示したものはやはり性標ではなく♀のようです。(2016/4/17追記)

 トラフシジミの出現時期は各年4/12~4/16と一定しています。こんな例は珍しいのですが、我が家周辺では吸蜜する花が限定されていて、それを小まめにパトロールしている成果でしょうか。


[新生蝶初見(初撮)日一覧表]
 20162015201420132012
月日 順月日 順月日 順月日 順月日 順
モンシロチョウ 3/8 1 3/20 3/16 3/16 3/27
ベニシジミ 3/17 2 4/15 3/25 3/16 4/8
ルリシジミ 3/21 3 3/20 3/28 3/17 3/31
ヤマトシジミ 4/4 4 4/26 12 4/9 4/10 4/15
コツバメ 4/5 5 3/22 4/3 3/19 4/13
モンキチョウ 4/6 6 4/24 3/28 3/25 4/14
アゲハ 4/9 7 4/16 3/29 3/30 4/17
ツバメシジミ 4/9 7 4/24 4/12 10 4/1 4/17
ツマキチョウ 4/9 7 4/17 4/10 4/2 4/27 11
ヒメウラナミジャ
ノメ
 4/10 10 4/24 4/26 12 4/15 10 4/27 11
トラフシジミ 4/12 11 4/12 4/14 11 4/16 12 4/15
スジグロシロチョウ   4/25 11 4/27 13 4/15 10 4/12
コチャバネセセリ   4/26 12 4/27 13 6/27 16 5/5 14
ツマグロヒョウモン   5/4 14 5/11 15 5/13 14 4/29 13
クロアゲハ   5/5 15 5/6 14 5/13 14 5/7 16
ミヤマセセリ     3/31 5/8 14 5/5 14
※ 我が家周辺で各季の4月末までに見かけた新生蝶を、今季の初見日順で整理
 しています。今季まだ見かけていない場合は昨季の初見日順です。
  ただし、初見が5月以降の場合、この16種内での相対的順位を表示している
 ことがあります。
 
 
ムラサキシジミ #1(産卵 シジミチョウ科ミドリシジミ亜科 11:37)
ムラサキシジミ産卵
 ムラシ・ポイントの少し高い場所でカシ類の新芽に産卵していました。
 新鮮そうに見えましたが、時期からすると越冬個体と思われます。
 
 
ムラサキシジミ #2(産卵 13:36)
ムラサキシジミ産卵
ムラサキシジミ産卵
 ほぼ2時間後に同じ場所で見かけました。翅形や傷み具合などから#1とは別個体のようです。
 こちらは開翅してくれました。

 いずれも4/6に産卵していた越冬個体と別個体かどうかは確認できません。
 
 
モンシロチョウ(産卵 春型 シロチョウ科シロチョウ亜科)
モンシロチョウ 産卵
 庭のカブの蕾に産卵しています。
 珍しくないモンシロチョウの産卵でも、季節に一度は撮影したいと心がけていますが、短い時間に産卵し、すぐ移動するので、横向きの撮影ができませんでした。
 
 
写真をクリックいただくと、大きくしてご覧いただけます。
 
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タグ: トラフシジミ  シジミチョウ科  ムラサキシジミ  産卵  シロチョウ科 

Comment

No:7831|トラフシジミ
シジミ蝶も、沢山の種類があるのですね。

とても、覚えられません。

わかるのは、やまとしじみくらいです。
No:7832|mcnj さん
チョウは全体で240種余りですが、我が家周辺で見かけるものは66種、1/4強でしかありません。
66種のうちシジミチョウ科は13種、何とか識別できますね。

我が家周辺のチョウはある程度網羅できているのではないかと思って、交尾や産卵など生態に注目しています。
No:7833|
こんばんは。
トラフシジミの開翅シーンを撮影されるとは、ビックリです!
まずは、おめでとうございます♪

コツバメやとトラフシジミの翅表の撮影は、
飛翔しかないのなかぁ…って思って、諦めていました。
…で、どんな呪文を唱えたのですか?
公表しても差し支えなければ、是非教えてくださいね(^_-)-☆
その呪文、今度はコツバメでも試してみてください!

ムラサキシジミの開翅は、何度見てもいいですね。
このような色が隠されているなんて、
閉翅姿からは絶対に想像できませんものね・・・
No:7834|みさとさん
昨日は曇り空で午後から雨、今日もうっとうしいお天気で気がもめることです。朝の最低気温は12℃ほどあったので、スカッと晴れてくれればワンサカ出てくるのでしょうけれど、当面の狙いはミヤマセセリ、ヒメオドリコソウの群落?を念入りに見回っています。

トラフシジミの開翅シーンはチョウ先輩諸氏でも待つ方は多いようですが、辛抱がすぐ切れる私に当たりが来るとは思いませんでした。破れの大きい側から翅表の青がもう少し見えないかと遊んで(遊ばれて?)いたのがよかったのかも知れませんね。

呪文は「エロイムエッサイム エロイムエッサイム われは求め訴えたり」とか「月に代わって、おしおきよ!」とかいろいろです。どれが効いたのか分からないので、その辺に転がっている呪文を声に出して言ってみてくださいね。^O^

コツバメに効く呪文、「とんでとんでとんでとんでとんでとんでとんでとんでとんで まわってまわってまわってまわるぅ~~」で決まりです。回数を間違えないでくださいね。

我が家で見られる紫~青系の色では、ムラサキシジミが大切です。ムラサキツバメは少ないし、オオムラサキ、コムラサキは暗いところでしか見られないし、じっくり見たいなぁ。
No:7835|
こんばんわー

今回登場する蝶さんたちは、どれも、今季、まだ
撮影出来ておりません。
と、言うより、モンシロを除いては出会いもありませんよ。
頭では織田信長になりたいのですが、身体は徳川家康です。
こんな状態ですが、ツマキチョウとの初対面もありましたよ。
No:7836|動きの問題
蝶は動きが早くとても今の体では追えません。
動きの鈍いホタルを撮影と13日雨の夜川に入りました。
20匹ぐらいが水から出て上陸。
光りながらのドラマは壮観です。
が我が身体動きが鈍く、カメラを三脚ごと水の中に!
ただいまカメラは使えません。
No:7837|kucchan さん
あれ?ルリシジミもまだご覧になっていなかったですか。今季はルリシジミが特に多いような気がします。まぁ時間の問題ですよ。

>頭では織田信長になりたいのですが、身体は徳川家康です
はぁ?信長は殺してしまえですよ。
来ないなら探しに行こうの意味とすれば、秀吉ですね。
No:7838|自然を尋ねる人さん
やっぱりホタルの上陸を確認に行かれたのですか。暖かくなったとはいえ、夜は冷え込みますし、まして水の中では腰に悪いですよ。
若い者(いるのかな?)にやらせて、私がやったような顔をしていればいいのですよ。

カメラを落とされたとは災難ですね。そろそろ新しいものにせーよというご託宣でしょうか。それとも撮影も他人任せにせよでしょうか。
No:7839|
トラフシジミはまだ見たこと有りませんがuke-enさんのハナズオウのトラフシジミが印象に残ってます。
今日は、菜園場で尾に朱色が入った小形のクロアゲハ(オナガアゲハ?)とタテハチョウと思われる黄色ぽいチョウが見られましたがいずれもカメラを取り出すゆとりもありませんでしたよ。
小形は春のチョウなんでしょうか?
暖かくなるとチョウもよく見られるようになりましたが、今の時季は特にチョウの動きが活発で写真になりにくいですね。
異性探しに躍起になっているんでしょうかね。
やっとの思いで出会えたチョウの恋路を邪魔しているのがuke-enさんでないでしょうか?(手乗りが成功しない腹いせですけど)
No:7841|hitori-shizuka さん
まるで次の記事を測ったようなコメントありがとうございます。
今季、パンジー・ビオラ(アゲハ類・ミヤマセセリなどが来訪)を植えなかったので、吸蜜源としてハナズオウが珍重されているのかも知れません。

>尾に朱色が入った小形のクロアゲハ(オナガアゲハ?)
アゲハの仲間は、季節型がある場合夏型が春型より大きいのが一般的ですが、春にクロアゲハがそんなに小さいという印象はありませんね。オナガアゲハは未見です。

P.S. 本日のパトで、ユズの周りを翔んでいるクロアゲハを見かけました。花もないので産卵にきた♀と思われますが、大きかったですよ。♀が大きいのが一般的ではありますが・・・(10時半過ぎ)

>タテハチョウと思われる黄色ぽいチョウ
小さければキタテハ、ルリタテハほどの大きさならヒオドシチョウ(四国は全域が生息地)でしょうか。

この時期のチョウは婚活だけでなく警戒心が強くてなかなか近寄らせてくれませんね。交尾や産卵、朝の日向ぼっこ中が狙い目です。
No:7849|トラフシジミ雄の性標について
私のブログ2011/4/10
「春のメタリックな翅表の輝き in埼玉県北部の公園①」
に掲載した写真1コマ目の下翅付け根付近が性標のようで
す。
同じ時に、YODAさんが別角度で撮影した画像が
「フィールドガイド日本のチョウ」p129の左上に掲載
されています。
No:7850|ヒメオオさん
ご教示ありがとうございます。

フィールドガイドの写真はYODA さんのものとご自身が宣伝されていたので承知していたのですが、どこが円形や!という印象です。
どうも性標じゃなさそうと思いながらもエイ!で載せてみましたが、やはりそうでしたか。

それにしても、ヒメオオさんの写真の青は美しいですね。翅裏の虎斑紋様がどうしても透けるのでまだらに感じるのでしょうけれど、こんな写真を撮影したいものです。

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