越冬個体の産卵(新生蝶(2016-No.6))

 
 朝方は5℃と少し冷え込みましたが、霜はなかったようです。
 ほぼ一日晴れて気温はグングン上昇し、最高気温は22℃に達しました。



 パトロールに出ると、モンシロチョウ、キタキチョウ、ベニシジミなど、久しぶりにチョウがたくさん翔んでいました。
 
ベニシジミ(シジミチョウ科ベニシジミ亜科)
ベニシジミ
 こんなシーンをちょこちょこと見かけました。上が♂、下が♀だろうと思われます。
 
ベニシジミ
ベニシジミ
 こんな態勢になったのですわ交尾かと色めきたちましたが、左側の個体(多分♀)が抜き足差し足で離れていき成立しませんでした。
 
 
ウラギンシジミ(♀ シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科)
ウラギンシジミ ♀
 裏の畑の尾根近くのチャノキに翔んできました。左後翅が欠けています。
 今季これまで見かけたのは♀ばかりで、翅表のオレンジ色はまだです。
 
 
 
ムラサキシジミ #1(♀ シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
ムラサキシジミ ♀
 庭のはずれから進入路沿いのカシ類やツバキなどの生垣、ムラシ・ポイントで日向ぼっこ中です。
 挙動不審気味だったので産卵するのではないかと見守るつもりでしたが、すぐ見失いました。
 
 
ムラサキシジミ #2(産卵)
ムラサキシジミ 産卵
ムラサキシジミ ♀
 翅表の傷み具合などから、#1とは別個体のようです。
 
 
ムラサキシジミ #3(産卵)
ムラサキシジミ 産卵
ムラサキシジミ 産卵
 こちらは新芽だけでなく葉裏にも産卵しています。
 #2と同時に見かけたので#2とは別個体ですが、開翅しなかったので#1と別個体かどうか確認できませんでした。


 ムラサキシジミ越冬個体の産卵は、2015/4/24、2014/4/19、2013/4/23、2012/4/27にそれぞれ確認していますが、今季はかなり早くなっています。
 
 
ムラサキシジミ #4
ムラサキシジミ
 お隣の満開の枝垂桜で見かけました。シルエットだけなので♂♀は不明ですが、ムラシ・ポイントとはかなり離れた場所です。
 
 
 
モンキチョウ(♂ シロチョウ科モンキチョウ亜科)
モンキチョウ ♂
モンキチョウ ♂
 裏の畑で見かけました。同一個体です。
 向こう側が開けていたので大回りで回りこもうとしましたが、いずれの場合も逃げられました。

 モンキチョウの出現時期はかなりバラつきがありますが、春先は我が家周辺の個体数が少ないからではないかと思っています。


[新生蝶初見(初撮)日一覧表]

 20162015201420132012
月日 順月日 順月日 順月日 順月日 順
モンシロチョウ 3/8 1 3/20 3/16 3/16 3/27
ベニシジミ 3/17 2 4/15 3/25 3/16 4/8
ルリシジミ 3/21 3 3/20 3/28 3/17 3/31
ヤマトシジミ 4/4 4 4/26 12 4/9 4/10 4/15
コツバメ 4/5 5 3/22 4/3 3/19 4/13
モンキチョウ 4/6 6 4/24 3/28 3/25 4/14
トラフシジミ   4/12 4/14 11 4/16 12 4/15
アゲハ   4/16 3/29 3/30 4/17
ツマキチョウ   4/17 4/10 4/2 4/27 11
ツバメシジミ   4/24 4/12 10 4/1 4/17
ヒメウラナミジャノメ   4/24 4/26 12 4/15 10 4/27 11
スジグロシロチョウ   4/25 11 4/27 13 4/15 10 4/12
コチャバネセセリ   4/26 12 4/27 13 6/27 16 5/5 14
ツマグロヒョウモン   5/4 14 5/11 15 5/13 14 4/29 13
クロアゲハ   5/5 15 5/6 14 5/13 14 5/7 16
ミヤマセセリ     3/31 5/8 14 5/5 14
※ 我が家周辺で各季の4月末までに見かけた新生蝶を、今季の初見日順で整理
 しています。今季まだ見かけていない場合は昨季の初見日順です。
  ただし、初見が5月以降の場合、この16種内での相対的順位を表示している
 ことがあります。



 明日はかなりの雨になりそうな予報、心安らかに過ごしたいと思っています。(^^ゞ
 
 
写真をクリックいただくと、大きくしてご覧いただけます。
 
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タグ: シジミチョウ科  ウラギンシジミ  ムラサキシジミ  産卵  シロチョウ科 

Comment

No:7795|蝶
雨が降る予測できる羊雲が流れています。
気温は25度を超えている感じがします。
蝶も沢山飛んでいます。
モンシロチョウ、キタキチョウ、ベニシジミ、
まだまだ沢山いるのですが名前がでてきませんし、
追いかけて写真撮りは出来ません。
No:7796|自然を尋ねる人さん
折角回復しつつあるのですから、チョウも見るだけでヨダレを垂らしていてください。

ホタルやら児童生徒の実地教育やら秋の催しやら、やるべきことが多いのですから、手を抜けるところは手を抜いて、抜けない場合も手を抜いて、痛みが去るのを待っていてくださいね。
No:7799|蝶々
沢山の蝶々に出会いましたね。

こちらでは、あまり見れない蝶もいます。

きょうは、蝶のブログのをアップしました。
お立ち寄りください。
No:7800|
こんにちは。
今日は朝から土砂降りの信州ですが、そちらもきっと雨で、
こんな日は、温かいお茶でも飲みながらのんびりとされているのでしょうね・・・

一枚目の写真を拡大してみると、小さなベニシジミが2頭、
きれいに映ってますねぇ〜 さすがです!
えっ! 二枚目の写真、これ交尾シーンではなかったのですか?
てっきり・・・
uke-enさん、恋路の邪魔をしちゃあダメですよ!

ウラギンシジミの開翅も美しいです〜♪
ムラサキシジミの産卵シーンも、羨ましいです。
…というか、「ムラシ・ポイント」が羨ましい!
昨年の6月末に、ムラサキシジミとばったり・・・
それはたった一度だけの、奇跡のような出会いでした。
その後、出会った場所を何度通っても奇跡は起きず、
やはりあれは夢か幻か〜
(いえ、ちゃんと撮影しましたから現実の出来事ですけど…)
今年もう一度会いたい蝶です・・・
No:7801|mcnj さん
みさとさんにならって、長文のコメントを残してきましたよ。
みさとさんのコメントがあると、つい違ったことを書かなくっちゃとのプレッシャーに押しつぶされそうです。^O^
No:7802|みさとさん
当地もやみ間のない雨の一日、12時間の雨量累計は50mmになっています。こんな日は熱いコーヒーを飲みながら、某所でみさとさんのご意見に異論を唱えていますよ。^O^

ベニシジミはクルクルと回りながら絡み合っていたので、これも練習台のつもりでした。着地してウン?でしたが、あっという間にはなれたので交尾成立とは思えず、例のとおりと納得しました。(^^ゞ

ウラギンシジミもムラサキシジミもそれなりに美しいのですが、越冬明け個体はどこかここかに傷みが見えますね。当てにされないで、羽化直後の美麗写真をご期待ください。

ムラシ・ポイントのカシ類は高くて3m前後なので観察しやすく、例年ムラサキシジミの越冬個体、一化個体、二化個体の産卵を見かけることができます。
100mmマクロのノートリでこの大きさですから、かなり近いです。

ムラサキシジミは、信州の先輩諸氏でもなかなか撮影できないようですから、また撮影されて見せびらかしてくださいね。
No:7803|
こんばんわー

今日は朝から終日雨でしたが、寒さはありませんでした。
が、雨で蝶の姿は皆無でした(当然)。
ベニシジミ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ・・・
そーですかー・・・
この方たちの出現する時期になったのですね。
今後は、特に気を付けて蝶探索を実施しなくては・・・。
モンキチョウは、昨日、花壇の花で吸蜜中でしたが
近寄りすぎて撮影できませんでした。
明日からは天気も回復傾向だし、蝶撮影も頑張らなくては。



No:7804|kucchan さん
当地は十分過ぎるほどの雨で、特に午前中は寒々しかったですよ。やみ間もなく、パトロールの必要もありませんでした。

越冬蝶は、流石に20℃を超えるとほぼ全員出てきていると思われます。
一方新生蝶は、気温だけでなく食草や吸蜜源の生育状況にも連動しているのではないかと思っています。

これからは、何やモンシロチョウかぁで済ますと、スジグロシロチョウ、ツマキチョウやモンキチョウ♀だったりしますからややこしいことになりますね。
No:7805|
新生蝶もう6頭目なんですね。
我家近くではモンシロチョウ1頭のみですよ。
今日は日中暖かくて菜園場に4時間位居たのにベニシジミやヤマトシジミの姿は見られませんでした。
uke-enさんの様に緻密なデーター記録をとってないので・・・今回が異常かどうかも判りませんよ。
No:7806|hitori-shizuka さん
私の記録は初撮で、撮り逃がしたらリストアップできていませんので適当なものです。
まぁそれでも、そろそろ見られそうだと食草や吸蜜源を重点的に確認しますので、漫然と探すよりは幾分役に立っていると思いたいですね。

今季は、例年よりチョウの出現が早いという地域と遅いという地域があるようです。
走りを見られるかどうかにより出現時期に幅が出てきますので、記録があってもウ~~~ンなので、印象だけで判断するのは危ういような気がします。
No:7807|新蝶続々
アセビの花で吸蜜するコツバメとテングチョウとの
ツーショット↓羨ましいです。
抜き足、差し足で遠ざかるベニシジミ雌、想像する
だけで笑がこぼれました。
No:7808|ヒメオオさん
コツバメに立ち寄るテングチョウやアカタテハはコツバメを追い立てるのですが、たまたま気づかなかったのかこんなシーンになりました。
単焦点レンズですから慌てて下がったのですが、その頃にはテングチョウの翅が閉じられていました。

この態勢なら交尾成立だと思ったのですが、こんなこともあるのですね。焦って逃げるとまた追いかけられるので、♀の高等戦術かもしれません。

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