ウラナミシジミの交尾

 
 朝方は少し冷え込み10℃、やはり川霧が上がって来ていました。
 霧が晴れるのは昨日より早かったのですが、陽射しが幾分弱めでした。それでも最高気温は26℃と2日続きの夏日になりました。



 お昼前、アサギパトで裏の畑を歩いていると、シジミチョウにしては大きく、テングチョウやキタテハとは翔び方の違うものが翔び立ちました。
 
 
ウラナミシジミ(交尾 シジミチョウ科ヒメシジミ亜科)
ウラナミシジミ交尾
 ローズマリーにとまったようだったので、抜き足差し足で近寄りました。
 ウラナミシジミの裏翅による♂♀識別には習熟していないのですが、交尾シーンを見ると♀が一回り大きく歴然としています。
 
ウラナミシジミ交尾
ウラナミシジミ交尾
 割に敏感で、あちこちに翔び移ります。交尾飛翔形式は←♀+♂(♀優先飛翔)でした。
 
ウラナミシジミ交尾
ウラナミシジミ交尾
 お約束ですね。^O^
 疲れた頃を見計らって、飛翔をリードしていた♀の前に指を差し出すとあっさり乗ってくれました。
 ♂の腹端に鍵爪がありますが、♀の腹部をホールドしていないように見えます。

 ウラナミシジミの交尾シーンはお初です。
 ヤマトシジミやベニシジミとは比較になりませんが、秋になれば見慣れたチョウになるウラナミシジミなのに、何故交尾シーンを見かけないのかと長い間不思議でした。
 ウラナミシジミを秋にしか見かけなかった昨季までは、産卵シーンも見たことがなく、秋には交尾しないのかとまで思っていましたよ。ですから、やったぁ!がいつわりのない感想です。
 
 
 
ウラギンシジミ(♀ シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科 11:29)
ウラギンシジミ ♀
 ウラナミシジミに先立ち、ムラサキ・ポイントを回ってみると、カシ類の葉上でウラギンシジミの♀を見かけました。
 正面に回りこもうとすると、敏感ですぐ翔び立たれました。
 
ウラギンシジミ ♀
 別の葉にとまって、すぐ葉裏にぶら下がりました。
 
ウラギンシジミ ♀
 それでも近づくと更に高い場所の葉裏に移り、そのままジッとしていました。午後に確認するといなくなっていました。

 ウラギンシジミの♂は庭でもよく見かけるのですが、日中このように葉裏に潜り込むのを見たことがありません。♀を滅多に見かけないのは日中でも葉裏にぶら下がっているからでしょうか。
 知見も観察経験も不足していますので、今後も注視していきたいと考えています。



 さて、お待ちかねのウオーリーです。^O^
 
チャバネセセリ
 この写真を見て、こりゃナンじゃ、シャッターを切ったら翔び立たれた後かぁ、ポイでした。
 次の写真を見て、慌ててゴミ箱から回収しました。(^^ゞ
 
 
チャバネセセリ(セセリチョウ科セセリチョウ亜科)
チャバネセセリ
 これで↑も見つけられますね。
 やはり暖かいと、黒系セセリが姿を見せてくれるようですね。



 本日もアサギマダラは見かけませんでした。
 
 
写真をクリックいただくと、大きくしてご覧いただけます。
 
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タグ: シジミチョウ科  交尾  手乗り  ウラギンシジミ  寝相  セセリチョウ科 

Comment

No:7453|
こんにちわー
毎日の蝶探索・・・楽しみが有っていいげすね。
我が地域では、我が家の庭を探索しかありません。
故に、新たな蝶との出会いは皆無です。
ウラナミシジミの交尾シーンの撮影・・・
この様な姿に出会えるとは、羨ましいです。
更には、手乗りまで・・・
サービス精神の有るウラナミシジミでしたね。
セセリチョウの写真は、その下のコメントが無ければ
なーんだー・・・この写真でしたよ。
で、拡大して、ここにセセリチョウが・・・
よく、見つけられましたね。
驚きです。



No:7454|kucchan さん
ウラナミシジミの交尾シーンは嬉しかったですね。
そうそう珍しいチョウは見かけませんので、交尾や産卵といった生態シーンを気にかけていますが、今季初夏にウラナミシジミの産卵を初めて見て、交尾もなぜかこれが初めてです。

当然ながら、チャバネセセリはフィールドでは目立っていました。↑の写真を見て何を撮ったか覚えていないものですから、空中も含めて見渡しましたが、何もいないという結論でしたよ。
写真の出来はおいといて、ちゃんと有効利用できてますよね。(^^ゞ
No:7455|
こんばんは。
ローズマリーにウラナミシジミの交尾カップルだなんて、
なんとまぁ、オシャレだこと!

♂と♀とでは、こんなにも大きさが違うのですね。
♀の翅がきれい〜 目玉模様もくっきりです。
♂はあちこちさまよっていたらしく、翅に欠けも見えますねぇ〜
お相手が見つかって、よかったよかった\(^o^)/

ウラナミシジミの手乗りとは、これまた豪勢な!
確かに、交尾カップルは乗せやすいとは言うけれど、
手乗りはやっぱり「涎もの」ですね♪

お待ちかねのウオーリーでは、一生懸命にカマキリを探してました、わたし。
中央手前の緑色を、目を凝らして眺めたけど・・・草だった!
下の写真を見てから再び探して、ようやくチャバネさんみっけ!
今年はイチモンジセセリばかり見てましたから、
チャバネセセリの弧を描いて並ぶ小さな斑紋が、妙に懐かしく感じます。
No:7456|みさとさん
撮影の際はアングルがなく、ローズマリーの花や葉がかぶさって写真としてどうかなと思ったのですが、PCに落としてみると散在する薄紫の花の加減もあって案外なものになりました。

それよりも、クセのものか私はよくローズマリーの名前を思い出せなくなります。そんな場合、Are you going to Scarborough Fair ♪と頭の中でスカボローフェアを歌ってあぁそやそやとなるのですが、今回はスカボローフェアを歌うことそのものすら忘れていて家内に聞く破目になりました。
困ったものです。^^;

♂はスレもありますが、元々地色が白っぽいので波模様が比較的目立たないようですね。単独で裏翅だけを見て、さて♂♀識別ができるでしょうか。

ウオーリーの件、こんなこともあるのですね。そりゃ遠くで翔んでいるチョウならピクセル等倍で探しても見落とすことがあるのはわかりますが、撮影者が見落とすのですから相当なものです。
まぁ、よぉし!でしたけど・・・(^^ゞ
No:7457|
ウラナミシジミの交尾に加え手乗りとはやはりゴットハンドは健在ですね。
今日、菜園場のササゲにシジミチョウより一回り大きい感じのチョウが花の蕾にとまったので、見るとウラナミシジミでしたが作業中で姿は撮れず残念。
自宅では初めて見たチョウでした。
後で、なぜササゲなんだろう?食草を見るとマメ科と判りましたが冬場に枯れるのに、この時期の産卵で枯れるまでにチョウになれるんでしょうかね。
No:7458|hitori-shizuka さん
交尾体は乗りやすいですね。
チョウでナンパするのはもちろん♂ですが、結合すると大抵♀が主導権を奪ってしまうことが多いですね。体をくねらせて振りほどこうとしたり、自分だけ花で吸蜜し♂は宙ぶらりんとか、個体によっていろいろです。瓦解することもあるので、リードしている側から乗ってもらうよう気をつけています。

植物についてはhitori-shizuka さんの方が格段にお詳しいと思いますが、私の場合逆算することも増えています。ウラナミシジミがウロウロしてると、えっこれがマメ科?という具合です。
ウラナミシジミもそうですが、吸蜜源は幅広いので、どんな場合でも通用するということでないのが難点です。

ウラナミシジミは南方系のチョウで、越冬できるのは九州から関東の太平洋沿岸で、発生を繰り返しながら分布を北に拡大していくという特徴を持っています。ですからそれ以外の場所では夏~秋以降しか見られません。当地でもずっと秋のチョウだったのですが、今季は6月に見かけてビックリしました。
No:7459|チャバネセセリ可愛いですね!
今年は我が家のベランダでウラナミシジミ
を目撃していません。但し、フジマメの下
に蝶蛾の幼虫のものとみなされる糞が落ち
ているので、ひょっとしたら来蝶してくれ
たのかな?
No:7460|ヒメオオさん
この秋、ウラナミシジミはこのカップルしか見かけていません。例年なら♂♀それぞれの翅表をキチンと撮影しなくてはと思っている頃ですが、何か変です。
ベニシジミも驚くほど少ないですね。

残暑もなく、本日は木枯らし1号、順調に?寒さが増しています。長期予報では暖冬だそうですが、そんな訳あるかいと私の下駄が言ってます。若しかすると、昨季までのチョウの出現状況が異常で今季が例年並みなのでしょうか。
No:7475|お礼
いつも 読み逃げ、ただ見させていただいています。すみません。
たまには ご挨拶を・・、
特にこの回の記事では 困ったときのuke-enさん頼み(大町のあの方とともに)。
先日 標高850m、義母の畑でみかけたチョウ・・。
 uke-enさんのブログを拝見したらばっちり同じチョウ!
で、「ウラナミシジミ」と わかりました。
このブログにありがとう、です。
(チョウを見かけると 同じチョウがアップされてやしないかと他力本願調べです)

遅ればせながら「お礼」を申し上げたく ポチッと送信します。

甲府盆地のすみっこで これからも楽しませていただきます。



No:7476|take さん
ひょこっとでもコメントいただけると嬉しいです。
趣のある記事が最近間遠になっているので寂しく感じていますが、信玄と謙信の対決?を拝見して、元気でいらっしゃることは存じています。

お困りの際に、少しでもお役に立ったのであれば何よりです。
ほぼチョウ専一ですから、見たことのない種でも何かくらいは分かりますが、チョウ以外の昆虫や山野草はあちこちであぁこれこれ状態ですよ。

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