産卵シーズン(新生蝶(2015-No.43))

 
 朝方は20℃、午前10時を過ぎてから雨が上がり、陽射しもありました。最高気温は28℃、流石にムシムシしていました。



 こんな日にも、雨のごく短いやみ間や雨上がりにすぐ出てくるものもありますが、ヒョウモンは全く見かけませんでした。

 まずは、
 
チャバネセセリ(セセリチョウ科セセリチョウ亜科)
チャバネセセリ
チャバネセセリ
 スイトピーで吸蜜中です。かなり敏感で、これ以上は近づかせてもらえませんでした。
 色合いなどを見るとそう新鮮そうには見えませんが、個体差があるようでよく分かりません。後翅裏の下部がたくれたようになっていますが、これも個体差のようです。

 チャバネセセリは2014/6/8、2013/5/24、2012/5/27、2011/9/16がそれぞれお初で、2012以降の出現時期はおおむね安定しています。それからするとかなり遅れていますが、お初まではオオチャバネセセリなどに紛れないよう注意していますから見過ごした訳でもなさそうです。


 雨上がりにすぐ出てきたものは、
 
キアゲハ #1(夏型 ♀ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
キアゲハ 夏型 ♀
 ブッドレアで吸蜜中です。閉翅しませんでした。
 色合いからは新鮮そうに見えましたが、腹部から後翅、前翅まで齧られたようで、トカゲに抑えつけられてパクリを想像しました。
 
キアゲハ #2(産卵 夏型)
キアゲハ 産卵
キアゲハ 産卵
 こちらは傷みも見えず新鮮そうです。
 フェンネルで産卵、主として花壇のベロニカで吸蜜を繰り返していました。
 キアゲハの産卵は今季見かけただけで3回(日)目です。



 で、昨日のことです。
 
 
アカタテハ(産卵 タテハチョウ科タテハチョウ亜科 2015/6/20)
アカタテハ 産卵
 花壇向こうの崖上の食草のマオ(カラムシ イラクサ科)で産卵中です。
 崖下までは5m以上あり葉込みに潜って産卵することが多いので、この程度しか撮影できません。

 マオは草丈が高くなるので、庭でなくても本来なら引いていて当たり前ですが、例年アカタテハが産卵するためこの時期まで残しています。次の世代(多分二化)が出現する時期以降に完全に刈り落としますが、それでもしぶとく出てきます。
 観察には適さない場所ですが、他の場所ではいつ何時草刈りの対象になりかねず、かといって庭の真ん中にマオが生えているのは外聞が悪いのでやむを得ません。(^^ゞ
 
 
ツバメシジミ(産卵 シジミチョウ科ヒメシジミ亜科 2015/6/20)
ツバメシジミ 産卵
ツバメシジミ 産卵
 食草のスイトピー(マメ科)で産卵中です。
 畑のカラスノエンドウなどでの産卵はよく見かけますが、今季もらいもののスイトピーを植えたので、ウラナミシジミに続いて庭で産卵シーンが見られました。

 ただ、ウラナミシジミの発生は生息範囲の時期的、地域的な広がり方から特に興味深いので、見つけたとしてもツバメシジミと識別できるかどうかなどありがた迷惑の側面があります。(^^ゞ
 
 
写真をクリックいただくと、大きくしてご覧いただけます。
 
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Comment

No:7064|
名文句ありがとうございます。
>奢るゲンジは久しからず・
でも私は平家1文(門)の出、変な流れから源氏に味方して
伊豆から流れ流れてやってきたのが現広島県福山市の服部地区
途中小早川・桑原・光成等の姓に変わっていますが
今はホタルと遊んでいます。
蝶の産卵探します。
No:7066|
こんにちは。
う〜ん、やっぱりブッドレアの花房がお見事です〜♪
…で、キアゲハを透視して花穂の先きが見えてるとは・・・
このキアゲハさん、なんともまぁお労しや~ 

我が家でもフェンネルはそれなりに育っているのですが、
お庭訪問してくれるキアゲハさんは、ムシトリナデシコで吸蜜ばかりです。
わたしがお目当てでしょうから、きっと♂なのかもねぇ〜(^_-)-☆
(実のところは、キアゲハの♂♀の区別がよくわからない…)

今年はまだツバメシジミを見てないんですよ〜! なんででしょう?
ツバメシジミが赤いスイートピーで産卵ですか?
スイートピーとは、なんだかピンときませんねぇ~

ウラナミシジミといいツバメシジミといい、
尻尾のあるシジミチョウって、聖子ちゃんファンなのでしょうね、きっと…♪
  ♪I will follow you~ 赤いスイートピー
No:7067|
我が屋地域では、イチモンジやチャバネは以前に訪問してくれた事が有りますが、最近、殆ど見かけません。
キアゲハも、殆ど見かけません…アゲハは毎日みかけます。
昨年は、結構、見かけたのですが・・・不思議です。
ツバメシジミ・・・是非、会いたい蝶です。
今回記事の蝶は、我が地域では少なくなったのかと思うこの頃です。
No:7068|自然を尋ねる人さん
天邪鬼ですから、源氏が正義なんて気に入りません。
多分日本最大の英雄は九郎判官義経でしょうけれど、政治感覚、経営感覚の欠片もない、戦争オタクと思ってますよ。^O^

小さいからヘイケと名づけられ、ほとんどムシ状態はやはりヒトの勝手な思いでしょうね。
No:7070|みさとさん
植えた時は花穂はもっと大きかったと今日家内から言われたばかりです。ブッドレアになりかわり言い訳しておきましたが、水不足気味の場所に植え替えた関係でしょうね。

キアゲハの夏型♀は、翅表なら首周り?の黒が♂より濃く、外縁~後縁の黒い帯も幅が広いので、全体が黒っぽい見えます。
翅裏の場合、夏型に限りませんが横から腹部を見ると、黒条が腹端まで届いてるのが♀、♂は生殖器がありますから途中で消えています。これはアゲハも同じです。黒系アゲハでも白条ですが同様のことが多いですね。

ツバメシジミはレンゲソウ、シロツメグサ、カラスノエンドウ、コマツナギなどマメ科のいわゆる雑草での産卵を見かけることが多いですね。産卵場所を探していて、たまたまマメ科のスイトピーがあったということでしょうね。産卵場所は蕾でしたから結構似合ってましたよ。
シッポのないヒメシジミも来るかも知れませんね。
No:7071|kucchan さん
過去に見かけたのはいつ頃かにもよります。世代を重ねるわけですから、この卵が成虫になった段階ではその地域で個体数が多いとなれば見かける機会が増えることになります。

この時期、我が家ではオオチャバネセセリばかり、イチモンジセセリは全くと言っていいほど見かけません。チャバネセセリが増えてくるのは真夏だったと思いますよ。
No:7072|
我家ではクチナシの花にはオオスカシバが今日も来ていましたが、チョウは山椒目当てにやってくるアゲハのみでした。
やはり、チョウ好みの植物が無いとだめですね。
uke-enさんちの花園でブットレアがいろんなチョウが好む花のようですね。
我家にもミヤマカラスアゲハのような綺麗なチョウが訪問してくれるのならすぐに植えるのですが、場所的な環境からミヤマカラスアゲハは期待薄ですよね。
以前、小さな鉢植えのクチナシに産み付けたオオスカシバの卵から幼虫3匹生まれましたが、最終的には12ミリ位になった幼虫1匹だけになり食草が少なくなって移動したのか見えなくなりましたよ。
No:7073|hitori-shizuka さん
ミヤマカラスアゲハは香川では難しそうですが、四国山脈から愛媛、高知の大部分で見られるそうです。ただ、生息範囲とされているのは精度の高い大々的な調査の結果ではありませんので正確無比とはいえず、経年変化もありますから一概には言えません。
ブッドレアは行儀が悪くブッシュ化しますが、ヒョウモンを始め様々なチョウが来るし、花つきはよくて管理は楽チンですし、スペースさえあればお勧めです。

オオスカシバの産卵から幼虫まではクチナシで観察したことがあるのですか、いつのまにか幼虫がいなくなってしまいました。同じ目とはいえ、ガの羽化なんて見たこともないので注意はしてたのですが、そうそう簡単ではなさそうですね。

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