キタキチョウ交尾(夏型♂×秋型♀)

 
 朝から一日雨模様でしたが本降りにはならず、逆に寒々しく感じました。
 台風18号の影響か、風はやや強めでした。



 え~~~園芸のブログだったハズですから、我が家のヒガンバナ2題です。(^^ゞ
 
 
キルタンサス(ヒガンバナ科)
キルタンサス
 テッポウユリのように花の全部が咲き揃ってくれると迫力があるのですが、左の花は既に2花目が萎れています。右側は草姿の丈が小さめで、咲くのは数花のようです。
 白花のシュウメイギクが背景なら映えると思ったのですが、ガチャガチャし過ぎているでしょうか。
 
 
ハエマンサス・アルビフロス(マユハケオモト ヒガンバナ科)
マユハケオモト
 昨季初花を見た一番大きい個体が花茎を伸ばし始めています。
 花茎のすぐ下の葉は、春先の陽射しで葉焼けして哀れな姿になっています。開花を半分諦めていたので、数日前花茎が顔を出した際は大喜びしました。
 この個体から分球した2個体も、今季か来季には咲いてくれるのではないかと期待しています。



 で、余技のチョウ観察ですが・・・(^^ゞ
 やみ間を縫ってアサギパトに出かけましたが、通りがかりにキタキチョウが寝ているかとハギを探してみると、
 
 
キタキチョウ(シロチョウ科モンキチョウ亜科)
キタキチョウ交尾
 添い寝組とひざ小僧を抱えた計3頭を見かけました。ひざ小僧にはすぐ翔ばれましたが、添い寝は珍しいと回り込んでみると、
 
(交尾 左:夏型 ♂・右:秋型 ♀)
キタキチョウ交尾
 なんと、雨模様なのに交尾しています。しかも、夏型♂×秋型♀の交尾です。上の写真でも、つながっているように見えないこともないですが、気づきもしませんでした。
 キタキチョウの交尾を見たのは今季2回目ですが、初見の前回(9/2)は夏型同士の交尾でした。


 キタキチョウ(だけではないですが)の生態は分かっていないことが多いのですが、この時期の交尾もその一つだそうです。
 それは、夏型♂×秋型♀の交尾に限られていることです。

 何故そうなるのかの理由は、受け売りですが、
① 羽化する♀は日長の加減で全て秋型になる(光周反応)が、♂は光周反応に鈍いため夏型になるものが多いこと。
② 秋型♂はDNAの指令により、羽化してすぐ越冬態勢に入るものが多いこと。
によるそうです。

 更に、この交尾の結果はどうなるのかというと
① 速やかに産卵し、羽化した個体は即越冬態勢に入る。(可能性は0に近い。)
② ♀が精子を保存し、越冬明けに産卵。(交尾嚢が発達していない上、精子も越冬できない。)
 したがって、この交尾は無駄になるのだそうです。

 人間以外の生物は基本的に無駄なことをしないと思っていますので、この考え方には大いに疑問を持っていますが、私なりの意見(妄説?)形成には至っていません。
 
 
キタキチョウ(幼虫)
キタキチョウ幼虫
 ハギで蛹を探しましたが見つからず、幼虫を2頭見つけました。
 アゲハチョウ科の幼虫と違って見慣れていないので何齢か分かりませんが、体長は20mm余り、4齢幼虫ではないかと思っています。



 当地でも21:23に暴風警報が発令されました。大雨は注意報レベルで、現在(23:30)のところ雨はやんでいますが、何もなく通り過ぎて欲しいものです。
 各地でも大きな被害がないことを願うばかりです。
 
 
写真をクリックいただくと、大きくしてご覧いただけます。
 
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Comment

No:6501|クワガタムシは精子保存
オオクワガタや、コクワガタの雌は、一
度交尾すると精子が保存されているのか、
年を越しても産卵することがありました。

キタキチョウは越冬明けにも産卵前に、
再度交尾を行うのでしょうか?
No:6502|ヒメオオさん
この時期夏型♂×秋型♀の交尾は珍しくないようなので、それが無駄とはどうしても思えませんが、ギフチョウのように受胎嚢ができるとか、キタキチョウの越冬態は成虫だけではないということであれば問題は一挙解決なのですが、そうは問屋がおろさないようです。

受け売り元はキタキチョウのマーキングをされている方なので信頼できるのですが、元ネタを知りませんので精度はどうかまでは知りません。
輝さんちには10/8の産卵写真があるのですが、夏秋中間型のようにも見え、実のところはよく分かりませんが、得意のエイ!ですぐ産卵するのだろうと思っています。
ヒメオオさんはどのようにお考えでしょうか。
No:6503|
台風の被害無かったようで何よりです。

キルタンサスのピンク色と背景の純白のシュウメイギクの花がよく似あって双方の花が引立って綺麗です。
マユハケオモトは上手にそだっていますね。
我家の花も3芽有ったのですが、鉢植えで自然に出たホオズキと混植していたのが悪かったのか今は1芽に減少です。
来季は植替えしなくては・・・消滅の危機です。
キタキチョウの生体勉強になります。

uke-enさんのアサギパトに見習って、今日雨上がりの庵治半島を回って見ました。
フジバカマで1頭だけ確認できましたよ。
No:6504|管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
No:6505|hitori-shizuka さん
アサギマダラとの遭遇、おめでとうございます。
我が家は5分もあればパトから帰って来られますが、そちらはそんな訳にいきませんから甲斐があったというものですね。

マユハケオモトはこんな状態ですから載せたくなかったのですが、逆にこんなだからとお礼のつもりです。株はしっかりしているので、今後は気をつけないとダメですね。

キタキチョウの生態観察では、いろいろ勉強させてくれます。見慣れたチョウなのに、これまで交尾シーンすら見かけなかったのですから相当なものです。今秋は個体数が多いので、面白くなりそうです。
No:6506|
おはようございます。
uke-enさん地方は、台風の被害などなかったですか?
こちらは時折強い雨が降った程度で、何ごともなく通り過ぎて行きました。

キルタンサスがきれいに花開きましたね。
白いシュウメイギクとの共演(競演?)が素敵です♪

キタキチョウ2枚目の写真・・・
単にキタキチョウの交尾写真というだけで終わらないところが、
やはりuke-enさんですね!
この一枚の写真から、こんなにも様々なことが・・・
わたしはそれ程深く追求できないので、チラ読みなのですが…(^-^;
そんなわたしでも、この写真は夏型と秋型の比較写真として、
大変参考になりました。

キタキチョウの越冬観察の季節も、もうじきですね♪
その前に、アサギマダラですよ! まだですかぁ〜?
当方、今朝の最低気温は6.8℃。
周辺の紅葉も、今年は1〜2週間早いということです。
もうアサギが舞う陽気ではなくなってしまいました・・・
No:6507|ブログのタイトル
おひさしぶりです。

> え~~~園芸のブログ
そうでしたね。「受身の園芸」でした。
そろそろタイトルを「受身の園芸と攻めの蝶観察」に変更は如何?
No:6508|鍵コメさん
ありがとうございます。
ご面倒ばかりおかけしますが、分からないことばかりです。
No:6510|みさとさん
台風18号は雨が少なくて、何の被害もありませんでした。足早だったのが幸いしたのでしょうか。

キタキチョウの交尾などもそうですが、先輩諸氏のブログなどを拝見し、私も見たいと思う欲?が記憶を刻み付けてくれるのでしょうか。記憶力は富に衰えたようですが、エッと思ったことは案外よく覚えていますね。

>アサギマダラですよ!まだですかぁ〜?
お陰で本日遭遇しました。
ご注進しておきましたよ。(^^ゞ
No:6511|ヤナギさん
あなたねぇ、思いもかけないときによく出てくるね。まぁ、ご覧いただいてる証拠だから、感謝しますよ。

>そろそろタイトルを「受身の園芸と攻めの蝶観察」に変更は如何?
チョウは攻めてないですよ。珍しいチョウがいるところに出かけるのも億劫だから、我が家周辺で定点観測だぁ、ですよ。
やはり受身ですから、思い込みの蝶観察ですね。

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