メスグロヒョウモン・スジグロシロチョウの産卵(水滴コロコロ 2017-01)

 
 霧の濃い朝は16℃、最高気温は28℃と4日続きの暑い日でした。




 裏の畑にイノシシがいるかも知れないので、濃い霧の朝の恒例行事はためらわれ、石垣下のカラムシ畑や庭を回ってみました。
 
ヤマトシジミ(シジミチョウ科ヒメシジミ亜科 7:20)
ヤマトシジミ
 見つけたのはこれ1頭だけで、霧が晴れる前の撮影です。
 枯れたオオキンケイギクでおねむ中で、翅の縁にも少し水玉が見えます。
 
ヤマトシジミ(8:01)
ヤマトシジミ
 陽が射すと逆光に水玉が映えますが、触角と脚に少し残っているだけです。
 
 
メスグロヒョウモン(産卵 タテハチョウ科ドクチョウ亜科)
メスグロヒョウモン産卵
 ヒヨドリバナの咲いているお隣の桧林で見かけました。

 メスグロヒョウモンの食草はスミレ類で、幼虫がヒノキの樹皮を摂食する訳ではありません。孵化した幼虫は木を這い降りて、スミレ類で成長します。

 そんなことを知らない時期にチョウの先輩からこれは産卵だっせ(関西弁は使わない。)と教えていただいたときは、冗談だよと笑ってほしい ♪ かと思いました。(^^ゞ
 ミドリヒョウモンなども同様に樹木に産卵しますが、これも生き残り戦略の一つなのでしょうか。
 それにしても、こんな高い木を選ばなくてもとは思いますね。
 
 
スジグロシロチョウ(産卵 シロチョウ科シロチョウ亜科)
スジグロシロチョウ産卵
スジグロシロチョウ産卵
 庭のダイコンでしきりに産卵していて、それを撮影していると家内がイヤな顔をしていました。(^^ゞ
 
 
ウラギンシジミ(♀ シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科)
ウラギンシジミ
 ムラサキ・ポイントで見かけました。
 越冬時期になるとカシ類などの葉裏を見回りますが、この時期は潜り込むシーンを見かけないとほとんど見つかりません。
 かなり敏感で傍を通ると翔び出すことが多く、翔び出すと翅表で♂♀が識別できますが、これまでの例では全て♀でした。
 
 
ナガサキアゲハ(♀ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
ナガサキアゲハ
ナガサキアゲハ
 東の畑のヒャクニチソウで吸蜜中です。
 かなり傷んでいますが、まだいたのが感想です。


 本日はアサギマダラを見かけませんでした。
 
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クロアゲハ誤産卵の環境

 
 クロアゲハの誤産卵について、執念深くその3です。
 昨日は雨だったので、クロアゲハ(アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)が誤産卵した環境を載せそびれました。
 
産卵場所全景
ウンシュウミカン
 気持ち右寄り中央がウンシュウミカンの成木で、この木辺りから下へカラムシが広がっている敷地が下隣りの元畑、右から写真奥に広がっているのが西隣の敷地、石垣上に見えるのが我が家です。(^^ゞ

 #1:  クロアゲハが1回目に葉裏に誤産卵をしたカラムシの葉
 #2:  クロアゲハが2回目に葉表に誤産卵をしたカラムシの葉
 #3#4: 本日、卵を2個見つけたウンシュウミカンの部分
 
ウンシュウミカン
ウンシュウミカン
 ↑の青で囲んだウンシュウミカンの部分の詳細図。
 
クロアゲハの卵 #1
クロアゲハ卵
 クロアゲハが1回目に誤産卵をしたカラムシの葉裏の卵で、部分的に黒っぽくなっています。
 
クロアゲハの卵 #2
クロアゲハ卵
 クロアゲハが2回目に誤産卵をしたカラムシの葉表の卵で、ほとんど変化がありません。
 #1と#2が同時に孵化するかどうか分かりませんが、進行度合いが異なる(ように見える)のは日照の関係でしょうか。
 
アゲハチョウ科の卵 #3
卵
 木星のような模様になっています。
 
アゲハチョウ科の卵 #4
卵
 余り変化は見えませんが、ひしゃげたようになっていて、とても真球とは言えませんね。

 本日ウンシュウミカンの葉表で見つけた#3、#4はアゲハチョウ科の卵であることは確実ですが、これがクロアゲハものかどうかは識別できません。
 ただ、状況から判断してクロアゲハのものと考えてよさそうです。


 周辺のカラムシについて、葉表だけを一とおり探しましたが卵は見つけられませんでした。
 クロアゲハはカラムシをカラムシとして認識して産卵したものであれば、周辺のカラムシでも卵が見つかるハズですが、産卵したカラムシは食草のウンシュウミカンのすぐ近くのものだけであり、当たり前のことではありますが、クロアゲハはカラムシを食草のミカン科と誤認識して産卵したものと推測されます。
 
 
草刈り(この写真だけは大きくなりません。(^^ゞ)
草刈り
 石垣下のカラムシ畑が半分ほどになりました。(^^ゞ
 
 
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クロアゲハ誤産卵の連続写真

 
 一昨日掲載したクロアゲハ(アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)のカラムシへの誤産卵について、同日の記事掲載後、改めてJT生命誌研究館の関連ページを閲覧させていただき、利用規約を拝見すると転載許可を要する可能性があると思われたので、事後ではありましたが許可申請したところです。

 またこれに併せて誤産卵が発生する理由についてもお尋ねしたのですが、昨日早速にご返事をいただきました。
 生物学の基礎知識すらなく、数年の観察経験と先輩諸氏のご教示や図鑑などに頼っているアマチュアの質問に、快くかつ丁寧にお答えていただいて心からお礼申し上げます。

 なお、転載許可は不要とのことでした。


 以下、長文になりますが、ご辛抱くださいね。

 さて、まずはチョウが食草を見分ける仕組みについてですが、多数のジャコウアゲハの生態をご自宅の庭で観察されている「いつもiらしく」のみさとさんから、ジャコウアゲハが食草であるウマノスズクサを見つけるのは「♀の前肢には多数の針のような毛があって、この前肢で葉の表面をひっかいて傷をつけ、前肢の感覚器官で食草だと判断している。」と伺ったことがあります。

 私は、チョウが目視と植物の発する臭いで見つけるものと漠然と思っていて、ウマノスズクサはどこにでもあるという植物ではないので、そんな非効率なことをするとは考えにくいと思いましたが、喉元過ぎれば熱さを忘れるで、その当時差し迫ってその当否を突き詰める事情もなかったため、頭の片隅に留め置いただけでした。

 その際、今回参考にさせていただいたJT生命誌研究館の研究成果である「チョウが食草を見分けるしくみを探る」も知りました。


 これまでアゲハチョウ科だけでなく全ての科のチョウの産卵シーンを観察したことがありますが、食草以外での産卵行動と紛らわしく卵を確認できていないものが2件だけで、今回のクロアゲハを除いては全て食草での産卵でした。
 チョウの翔び方等により産卵するのではないかと思われる場合、食草で待ち受けるのが当然ですから、余程のことがない限り食草以外での誤産卵を見ることがなくて当たり前ですよね。

 今回、クロアゲハの誤産卵を確認し、JT生命誌研究館の研究成果を改めて読み直しました。
 それによると、アゲハチョウ科の♀は、前脚の先端部分(ふ節)にある感覚子で化学物質を感知でき、主として目視により食草を探し、産卵の前に植物の葉の表面を前脚で叩く(ドラミング)ことにより産卵刺激物質を感じ取って食草と認識し産卵するそうです。


 次に、上記研究成果を踏まえた誤産卵の発生理由についてですが、クロアゲハはウンシュウミカンの枝込みでも産卵していましたから、ウンシュウミカンの産卵刺激物質が脚に付着したままカラムシの葉をドラミングしたため、食草と誤認して産卵したのではないかと私は推測しました。


 JT生命誌研究館の研究員のお話によると、

  ○ (直接的に)誤産卵の発生理由については研究対象としていない。
  ○ 掲載のものは動画でないため、ドラミングしているかどうかを確認
   できない。

 という前提で、次の趣旨の回答をいただきました。

 1 羽化後の日数が経過している場合誤産卵が増える傾向があるが、写真を
  見る限りではまだ新しい成虫のようだ。

 2 アゲハチョウの仲間が産卵する際の条件は、

  (1)産卵刺激物質を認識して、食草であると判断する。
  (2)足場が良く、曲げた腹部の先端が心地よく物体に触れる

  の2点が必要で、ドラミングして食草であると認識し、腹部を曲げたとし
  ても、ちょうど良い感じに先端が触れずに空振りが続くと、一旦産卵を
  諦めることがある。

 3 可能性としては、ウンシュウミカンの葉をドラミングして食草と認識し、
  クロアゲハは産卵の判断をしたものの、足場の良いところが見つからず、
  近くにあったカラムシが足場として適当だったため産卵したもので、カラ
  ムシをドラミングした上で産卵の判断をしたものではないと考えられる。


 上の2の(2)の足場条件は新しい知見でしたが、シークヮーサー(ミカン科)の防虫(鳥)網を隔てたいずれもアゲハの産卵行動で、バランスを崩してすべったシーン(産卵失敗)横向きで開翅しての産卵シーンを観察したことがあり、♀の最大責務である産卵を成功させるための努力はするものの、失敗することがあることは理解できます。

 また、カラムシをドラミングしているかどうかについては、動画で撮影する必要があることを今回ほど感じたことがありませんが、動画撮影していた場合でも、今回のような知識はなかったためドラミングの段階から撮影できたかどうかは怪しいところです。


 動画には及びもつきませんが、2回目の誤産卵の連続写真を掲載して何らかのお役に立てばとこの記事になりました。

 写真右上の()書きは、連番、時分秒(EXIF情報)です。
 
(0129 10:18:44)
クロアゲハ誤産卵
 前脚、中脚でカラムシの葉に接触しているが、腹部は湾曲させ始めた程度である。
 腹部を曲げ始める時期とドラミングのタイミングが不明だが、ドラミングしているようにもうかがえる。
 
(0130 10:18:44)
クロアゲハ誤産卵
 腹部の湾曲は深くなったが、腹端はまだ葉に接触していない。
 腹端から、黒黄色で短い円柱状の産卵器官?が突出したように見える。

 クロアゲハが産卵しよう最終決定する段階がいつかは知識がありませんが、産卵器官?を腹部から突出させるのがそのタイミングとすると、これ以前はドラミングしていたと見えなくもありません。
 
(0131 10:18:44)
クロアゲハ誤産卵
 腹端は、葉に近づくがまだ接触していない。少し開いていた翅を閉じ、以降小さく開閉を繰り返す。
 
(0132 10:18:44)
クロアゲハ誤産卵
腹端が一旦葉に接触。
 
(133 10:18:044)
クロアゲハ誤産卵
 腹端がごくわずか葉から離れる。
 
(0134 10:18:44)
クロアゲハ誤産卵
 腹端は再度葉に接触。
 
(0135 10:18:44)
クロアゲハ誤産卵
 腹端は葉に接触したまま。
 
(0136 10:18:44)
クロアゲハ誤産卵
 2回目の誤産卵写真の再掲。腹端は葉に接触したまま。
 
(0137・0138 10:18:45)
クロアゲハ誤産卵
クロアゲハ誤産卵
 腹端は葉に接触したまま。
 
(0139 10:18:46)
クロアゲハ誤産卵
 産卵を終えて翔び始め、卵が見える再掲写真。写真では腹端の状況がよく確認できない。
 
(0140 10:18:46)
クロアゲハ誤産卵
 翔んでいて卵も見える。この段階で腹端の産卵器官?は引っ込んでいるように見える。


 チョウの観察を続けていくたび疑問は増える一方ですが、今回の件を通じて、最新の研究成果を学ぶよう努めるとともに、思い込みを極力排して、何故という思いを常に持ちながら観察を続けたいという気持ちを新たにしました。
 
 
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クロアゲハの誤産卵

 
 朝方は薄曇りの16℃、9月に入ってずっと20℃割れ、それで当たり前になってきたような気がします。
 陽射しはそれほど強くなく、最高気温は27℃でした。
 午後2時過ぎからは薄暗くなり始め、午後4時前から雨になりました。



 パトロールに出そびれたのですが、午前10時頃、庭でクロアゲハにしては大きいなと思える黒系アゲハが翔んでいました。
 若しかするとレビューの日に見なかったナガサキか、まだ見たことのないオナガかもと、空振り承知で追いかけてみました。(^^ゞ
 
クロアゲハ(♀ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
クロアゲハ
 夏場だから大きかったのかやはり空振りでクロアゲハしたが、下隣りのウンシュウミカンの周囲を翔び始めたので、産卵するのかもしれないと気を取り直して待ち構えました。
 
(産卵 10:17)
クロアゲハ誤産卵
 葉裏に産卵し始めました。
 ん?とは感じたのですが、頭からウンシュウミカン、ウンシュウミカンと思い込んでいますから、疑問は右から左でした。(^^ゞ
 
クロアゲハの卵
クロアゲハの卵
 後刻写真を確認して産卵したのはカラムシ(マオ)と気づいたので、その辺りの葉の裏側をのぞいて卵を見つけました。
 
(産卵 10:18)
クロアゲハ誤産卵
クロアゲハ誤産卵
 次の産卵シーンを確認すると、やはりカラムシの今度は葉上に産卵していて、連続写真では卵が見えています。
 
クロアゲハの卵
クロアゲハの卵
 クロアゲハの卵は真球で黄色味がかっているので、食草のミカン類ではそれほど目立たなくても濃い緑色のカラムシでは簡単に見つけられます。


 アゲハチョウ科の♀は、前脚の先端部分(ふ節)にある感覚子で化学物質を感知します。
 産卵の前に植物の葉の表面を前脚で叩く(ドラミング)ことにより産卵刺激物質を感じ取って食草と認識し産卵するそうです。
(注:JT生命誌研究館の研究成果を自分流に翻訳しました。)

 このクロアゲハはウンシュウミカンの枝込みでも産卵していましたから、そうだとすると、ウンシュウミカンの産卵刺激物質が脚に付着したままカラムシの葉をドラミングしたため、食草と誤認して産卵したのではないかと思われます。(これは私見です。)


 なお、食草でない植物に卵が産みつけられた場合、孵化できても摂食するものがないので幼虫は死滅してしまいます。
 ウンシュウミカンに移動できれば生き延びることもできそうですが、カラムシが目立ってきたので近いうちに刈り払われる可能性大です。
 
 
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横着者

 
 朝方は雨模様の23℃、午前9時までの1時間に雷を伴った15mmの強い雨がありました。実際には半時間足らずの間に強く降ったため、いつまで続くのかと心配しました。
 最高気温は31℃でした。
 
 
 
ウラナミシジミ(♀ シジミチョウ科ヒメシジミ亜科)
ウラナミシジミ
 庭のスイトピーで見かけました。
 吸蜜するでなく、産卵しそうな雰囲気でしたが、とりあえずポートレートです。
 
(産卵 11:39)
ウラナミシジミ産卵
 開翅してくれなくても、産卵すれば♀と分かりますね。
 
 
キアゲハ(蛹 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
キアゲハ蛹
 庭のパセリでキアゲハが蛹化していました。
 キアゲハの幼虫が逃亡し別の場所で蛹化するシーンは何度か見かけていますし、蛹はもっと見ていますが、食草でそのまま蛹化したものは初めてです。
 
キアゲハ(終齢幼虫)
キアゲハ幼虫
 あれだけたくさんいたキアゲハの幼虫も、いつの間にかこの1頭だけになってしまいました。
 丸々と太っているので間もなく蛹化するのだろうと思っていたら、夕方にはいなくなっていました。
 
 
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夏枯れ(新生蝶 2017-No.40)

 
 朝方は曇りの24℃、一時的には雨も降りましたが午前10時頃から時々陽が射すようになり、最高気温は30℃になりました。
 
 
 
チャバネセセリ(セセリチョウ科セセリチョウ亜科)
チャバネセセリ
 庭のシソの葉上で見かけました。

 チャバネセセリは、2016/8/30、2015/6/21、2014/6/8、2013/5/24、2012/5/27、2011/9/16がそれぞれお初です。
 当地はぎりぎりで越冬可能範囲(越冬態は不明。)に入っているようですが、この冬は雨が多くて越冬できなかったためか、温かい地域で羽化して広がったものが、世代を重ねて到達した二化個体と思われます。
 
 
アゲハ(産卵 夏型 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
アゲハ産卵
 東の畑のサンショウで産卵していました。
 
 
ホシミスジ(タテハチョウ科イチモンジチョウ亜科 2017/8/14)
ホシミスジ
 お隣のワラビ畑で見かけました。
 昨季までなら何やで済ましていたのですが、今季は姿を見かけることが極めて少なく、6/22以来で今季三度目という状況です。


 新生蝶もやっと40種かと思ったのですが、昨季の本日段階でも同じでした。遅れているとの印象でしたが、案外です。
 
 
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三日目坊主(7-8月の虫たち)

 
 朝方は雨の22℃、一時的には陽の射すこともありましたがおおむね雨模様で、最高気温は27℃どまりでした。



 せめて三日坊主まではと、三日連続して昨日も朝のうちにパトロールに出ましたが、めぼしいものはほとんどいなくて、結局三日目は坊主でした。

 雨ではパトロールにも出られず、困ったときの虫頼みです。
 
オオトモエ(ヤガ科シタバガ亜科 2017/8/13)
オオトモエ
 車庫に迷い込んでいました。
 開張100mmに近く、アゲハとほぼ同じくらいの大型のガで、これが翔び回ると流石に腰が引けます。逆光だと翅が透け、案外薄いものだという印象です。
 玄関灯には大型のガが翔んでくることがほとんどなくて、オオトモエも初見です。
 
オオトモエ
 シンクの底にとまりました。
 前後翅を突き抜けた白条が印象的で、前翅の紋は眼状紋ではなく巴紋と言います。

 ちなみに、開張とは赤で図示した長さで、青で図示したものが前翅長です。したがって、両前翅を一直線に開いている場合、開張=前翅長×2+腹部の幅となります。
 ただ、開張の場合は自然な開翅姿で計測するのが主流ですが、一番長くなる(自然な開翅姿でなくても両前翅を一直線に開く。)よう展翅して計測することも並存していて、大きさを示す場合そういうことを考慮しなくて済む前翅長を採用するケースも増えているようです。
 
 
オオスカシバ(産卵 スズメガ科ホウジャク亜科 2017/7/14)
オオスカシバ産卵
 東の畑で食草のクチナシに産卵中です。
 これは同じオオでも開張50mm余り、ホウジャクの仲間で、日中姿を見せホバリングしながら花で吸蜜してくれるので、私にとっては格好の被写体になっています。
 
 
カノコガ(ヒトリガ科カノコガ亜科 2017/7/9)
カノコガ
 東の畑のシュウメイギクの葉上で見かけました。
 開張30mm程度と小さく、日中に姿を見せるガらしくないガなので年1回は撮影します。
 
 
フタテンオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科 2017/8/14)
フタテンオエダシャク
 お隣のワラビ畑で見かけました。
 開張25mm前後、斑紋がスッキリしていたため、シャクガ科でも同定可能と判断して撮影しました。
 
 
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第8回南山城村フォトコンテスト

 
 朝方は25℃、一応熱帯夜だったようです。
 午前中から蒸し蒸しした曇り空、午後には晴れ間も見えて最高気温は31℃でした。
 
 
 
フォトコンテスト作品展示
作品展示
 例年応募しているフォトコンテストの今期の作品展示と投票による審査がありました。
 
風景部門
作品展示
 
生き物部門
作品展示
 応募点数は風景部門で20点、生き物部門で34点と小ぶりも小ぶりですが、年々撮影技術は向上している一方、残念なことにカメラ初心者の応募がほとんどなくなったように思えます。
 入賞点数は5点、それぞれリボンがつけられています。
 
 
「ラスカル? いえいえ、アナグマです。」
いえいえ、アナグマです。
 
「命をつなぐ(ハナズオウの蕾に産卵するルリシジミ)」
ハナズオウの蕾に産卵するルリシジミ
 
「プラ鉢で羽化したキアゲハ」
プラ鉢で羽化したキアゲハ
 私が応募したのは生き物部門の3点、残念ながら入選しませんでした。(それぞれ少しずつトリミングしています。)
 ほかの応募作品を拝見していると、私の落選もまぁ納得のレベルです。
 
 
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蝶いろいろ(2の2 シジミチョウ科編)

 
 未明、間欠的に滝のような音がして雨が降りました。
 雨量としては、3:00までの1時間に13mm、4:00までに9mm、累計は1:00から4:00までの3時間に25mmですから大したことはなかったのですが、怖い思いをしました。

 しとしと雨の朝方は21℃、日中は降ったりやんだりで、午後3時前から陽が射し始め、最高気温は夕方に27℃となりました。




 そんなお天気でしたから、本日はチョウパトは中止しました。
 6/21以降の積み残し、↓の続きです。
 
 
ルリシジミ(♀ シジミチョウ科ヒメシジミ亜科 2017/6/22)
ルリシジミ
 我が家の敷地の大クヌギ付近のワラビ畑で、ルリシジミが開翅していました。
 
ルリシジミ
 翔ばれて、そちらへ近づいても開翅してくれましたが、少し角度が足りません。
 右後翅の緑毛に小さな欠けが見られますが、滅多に開翅してくれないルリシジミ♀の開翅姿はつくづく美しいと思えます。

 ところで、我が家のワラビ畑は日当たりがよすぎてワラビの生育も不揃いな上、丈の高い草も多いので見通しが悪いのか、この場所でダイミョウセセリがテリ張りしているのを見たことがありません。
 ですから、樹木に囲まれたお隣のワラビ畑に侵入するのです。(^^ゞ
 
 
ウラナミシジミ(産卵 シジミチョウ科ヒメシジミ亜科 2017/6/28)
ウラナミシジミ産卵
 庭のスイトピーで、ウラナミシジミが久しぶりに産卵していました。
 すぐ下の蕾に卵が見えます。
 
 
ベニシジミ(シジミチョウ科ベニシジミ亜科 2017/6/26)
ベニシジミ
ベニシジミ
 東の畑のホウズキの葉上で見かけました。
 羽化不全のようで、右の前後翅がひどく傷んでいます。
 
ベニシジミ(2017/6/28)
ベニシジミ
ベニシジミ
 同じ東の畑のヒャクニチソウで吸蜜中です。
 ↑から2日後のことで、羽化不全個体が生き続けられるのかの疑問は残りますが、同一個体のように思えます。
 今回の写真から、後翅中央の傷んだ部分と前翅が癒合したため羽化不全になったものと考えられそうです。
 
 
ムラサキシジミ(♀ シジミチョウ科ミドリシジミ亜科 2017/6/29)
ムラサキシジミ
 ムラシ・ポイントで見かけました。
 右前翅外縁に小さな欠けが見えますが、比較的傷みの少ない個体です。
 
ムラサキシジミ(♂ 2017/6/29)
ムラサキシジミ
 同じ日にムラサキ・ポイントで見かけました。
 一化♂と思われる個体のまともな開翅シーンは今季お初です。
 比較的傷みの少ない個体ですが、右後翅外縁が少したくれたようになっていて、これも羽化不全かなと思わされます。
 
 
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タグ: シジミチョウ科  産卵  羽化不全  ムラサキシジミ 

ムラシ一化個体の産卵

 
 朝方は薄曇りの18℃、一時パラっときました。午後遅くに陽射しがあって、最高気温は28℃、昨日より更に蒸し暑い一日でした。
 夜には雨になりました。




 昨日のムラサキシジミの競艶に味を占めて、ムラシ・ポイントとムラサキ・ポイントを中心にパトロールしました。
 ムラサキ・ポイントではこれといった収穫はありませんでしたが、ムラシ・ポイントでは昨日の再現になりました。
 昨日の残りを押しのけて、こちらが続きみたいになりました。
 
 
ムラサキシジミ #1(♀ シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
ムラサキシジミ
ムラサキシジミ
 180度以上の平開など、開翅はもういいよ状態でした。
 
(産卵 13:28)
ムラサキシジミ
 新芽で産卵していますが、腹端は見えませんでした。
 
 
ムラサキシジミ #2(♀)
ムラサキシジミ
ムラサキシジミ
 紫青色はよく残っていますが、左後翅の翅頂が少し切れています。
 この個体の左後翅裏に赤い玉のようなものが付着していますが、セミやクモなどに寄生するカベアナタカラダニのようです。
 
(産卵 13:40)
ムラサキシジミ
 こちらは枝込みで産卵しています。
 左後翅裏のダニは見えませんが、左後翅の翅頂は切れていますので、同一個体です。


 ムラサキシジミの一化と思われる個体の産卵は、2015を除いて、2016/6/15、2014/6/23、2013/6/25、2012/6/25にそれぞれお初で確認しています。
 全てムラシ・ポイントで見かけていますが、今季もそれなりの時期でしょうか。
 
 
ムラサキシジミ #3(♀)
ムラサキシジミ
 ひどく傷んでいる個体で、カベアナタカラダニの大きいものが腹部に付着しています。
 
 
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