煙に巻く

 
 朝方は9℃、午前中は晴れていましたが、午後には薄雲が広がってだんだん薄暗くなり、最高気温は21℃でした。
 立冬だというのに、珍しくそよ風よりは少し強い南寄りの風が吹いていました。
 
 
 
ウラギンシジミ #1(♀ シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科 10:33)
20171107-urashi-01.jpg
 15℃を超えたのでさぁどうだろうと確認すると、ちゃんとぶら下がっていました。
 不細工ですが、葉に赤いテープで目印にしています。

 一昨季、季節はずれの南寄りの強い風で越冬中のウラギンシジミが落下したことがあったので心配していましたが、風がそれほど強くなかったので大丈夫だったようです。
 
ウラギンシジミ
 触角は半格納状態で眠りは浅そうです。

 ところが、どこかから野焼きの煙が流れて来るやいなや、#1が翔び出してしまいました。山火事と思ったのか、危険を感じたようです。
 南寄りの風でなければムラシ・ポイントに煙が届くようなことはなかったのに、思いもよらないことが起こるものです。

 なお、翔び出したときオレンジ色が見えなかったので、やはり♀でした。
 
 
ウラギンシジミ #2(シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科 13:29)
ウラギンシジミ
 こちらは触角を完全格納していました。

 実は午前10時過ぎのパトでは見つけられず、こちらもいなくなったと思っていました。この写真を撮影した後ですら、もう一度見つけることができませんでした。^^;
 
 
キタキチョウ(シロチョウ科モンキチョウ亜科 13:55)
キタキチョウ
 パトのルートである東の畑の崖面に、2ショットがありました。
 キタキチョウの寝室もまだ固定されていないようです。
 
 
ツマグロヒョウモン(交尾 左:♀・右:♀
タテハチョウ科ドクチョウ亜科 2017/11/6)
ツマグロヒョウモン交尾
20171106-tsumaguro-06.jpg
 これは昨日、裏の畑を歩いていると足元でバタバタしていました。
 回り込もうとしてよそ見をしたところ、どこかへ翔んでいってしまいました。
 
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ぶら下がりやんぺ

 
 朝方は3℃、この秋一番をまたまた更新した冷え込みです。
 秋晴れで、着込んでいると日向では暑かった割に、最高気温は18℃どまりでした。
 
 
 
ツマグロヒョウモン(♂ タテハチョウ科ドクチョウ亜科)
ツマグロヒョウモン
 お昼過ぎは、こんな空でした。
 裏の畑のサワフジバカマは、長雨と台風にジャマされて、無為に咲いているという印象しか持てません。
 
 
ムラサキシジミ #1(♂ シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
ムラサキシジミ
 小1時間後には、空が一段と青くなりました。
 ムラサキ・ポイントで見かけたのですが、翅がひどく欠けていて、何があったの?という個体でした。
 
ムラサキシジミ
 開翅してくれてもねぇ。
 翅が大きく欠けていても活動的で、裏の畑のあちこちで見かけました。
 
ムラサキシジミ #2(♂ シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
ムラサキシジミ
 こちらもムラサキ・ポイントで見かけました。

 本日は、ムラサキシジミをほかに2個体見かけました。
 
 
ムラサキツバメ #2(♀ シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
ムラサキツバメ
 裏の畑のチャノキの葉上で見かけました。
 口吻でアブラムシの排泄物を舐め取っていて、この時期のムラサキツバメやムラサキシジミでよく見かけるシーンです。口吻の途中についている白いものがアブラムシの排泄物なのですが、これをどのように吸収しているのかもう一つ理解できません。
 
ムラサキツバメ
 開翅してくれました。
 実はもっと接近できたのですが、レンズフードが手前の葉に接触してフレーム内に写り込んだ上、ムラサキツバメが驚いて翅を閉じてしまいました。^^;

 本日は、ムラサキツバメをほかに2個体見かけました。
 
 
ウラギンシジミ(♀ シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科)
ウラギンシジミ
 ムラサキ・ポイントで見かけました。
 暖かく陽射しがあったからか、昨日ぶら下がっていた2個体ともいなくなっていて、見かけたのはこの1個体だけでした。
 
 
アカタテハ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科 2017/10/31)
アカタテハ
 我が家の網戸やサッシの戸袋の上はずい分汚れているのか、タテハチョウやセセリチョウが掃除に来てくれます。今季は掃除が行き届いていたのか、掃除人が少なかったとの印象です。(^^ゞ
 この個体は黒味が強い上橙斑も濃く、新鮮な感じがしました。
 
 
ヤマトシジミ(交尾 左:♀・右:♂ シジミチョウ科ヒメシジミ亜科 2017/10/31)
ヤマトシジミ交尾
 これも昨日、裏の畑の崖面で見かけました。
 午後の遅い時間帯でしたががんばっていました。
 
 
キタキチョウ(いずれも♀ シロチョウ科モンキチョウ亜科 2017/10/31)
キタキチョウ 2ショット
 これも昨日、東の畑の崖面で見かけました。
 撮影してそっと通り過ぎようと思ったのですが、暖かくなった時間帯だったので左の個体に翔ばれてしまいました。
 本日は、右の個体もいなくなっていました。


 ところで、やんぺって京都の方言ですってね。てっきり全国区だと思ってましたよ。(^^ゞ
 
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吊虻(9-10月の虫たち 残り物編)

 
 雨の朝で13℃、お昼を過ぎてもやみ間は一切なく、最高気温は16℃と薄ら寒い一日でした。
 昨日から電気ストーブを使い始めて部屋の温度が下がれば間欠的に使っていましたが、本日は石油ストーブに切り替えました。




 困った時の虫頼みも、これだけ雨続きにだと在庫が払底し、今回が当面の最後になります。
 
 
ニトベハラボソツリアブ(交尾 左:♀・右:♂ツリアブ科 2017/10/10)
ニトベハラボソツリアブ交尾
 
(↑のトリミング)
ニトベハラボソツリアブ交尾
 東の畑の法面上の里道沿いで、交尾飛翔しながら♀がイヌタデで吸蜜中です。
 体長は15mm前後と小さくてひっきりなしに移動するので、ピント合わせがままなりませんでした。これがズングリムックリのビロウドツリアブのお仲間とはとても思えません。

 交尾飛翔の場合は♂♀のいずれか一方が翅を動かすものですが、これは双方が翅を動かしています。
 ♂がどこか静かなところへ行こうよと言っても、♀はまだ食べるのあんた一人で行きなさいよと答えるの図でしょうか。(^^ゞ

 さて、ニトベハラボソツリアブにはそっくりのスズキハラボソツリアブという種がいて、少し小ぶりだけど過去に見かけたことのあるスズキハラボソツリアブかなと思っていました。
 改めて調べると、相違点は脚全体が黒くて膝?辺りが黄色いのがニトベハラボソツリアブで、太もも?が黄色く黒い部分が少ないのがスズキハラボソツリアブということでした。

 これにより、スズキハラボソツリアブとしていたもののうち、2013/9/16のものはニトベハラボソツリアブの誤りで、2012/09/27はスズキハラボソツリアブで正しいと判明しました。
 再会を念願していましたが、ニトベハラボソツリアブでも4年ぶりです。
 
 
ベッコウハゴロモ(ハゴロモ科 2017/10/7)
ベッコウハゴロモ
 石垣下のカラムシ畑で見かけました。小さくて一辺が10mm前後の三角形です。
 ベッコウハゴロモの紋様は個体差が大きく、これこれも同じ種です。
 
ベッコウハゴロモ
 横から見ると、科は違ってもアオバハゴロモ(アオバハゴロモ科)の親戚だとうなずけます。
 
 
ヨツボシクサカゲロウ?(クサカゲロウ科 2017/10/3)
ヨツボシクサカゲロウ
 ムラサキ・ポイントで見かけました。
 クサカゲロウの仲間はどれもよく似かよっていますが、後頭部に黒点があるクサカゲロウとは違うことだけは分かります。
 
 
アオモンイトトンボ(♂ イトトンボ科アオモンイトトンボ亜科 2017/9/30)
アオモンイトトンボ
アオモンイトトンボ
 ジャノメ・ポイント付近で見かけました。
 我が家周辺では数少ない細身のトンボです。
 
 
コカマキリ(カマキリ科カマキリ亜科 2017/10/13)
コカマキリ
 庭の通路で見かけました。コカマキリは、今季お初です。
 体長は50mm余りでしたからもう成体なのでしょうね。鎌の裏側に三色旗があるのですが、今回は見せてくれませんでした。
 
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タグ: アブ  交尾  カメムシ  カゲロウ目・アミメカゲロウ目  トンボ  カマキリ 

ツマグロヒョウモンの交尾時間(アサギマダラ 2017-06)

 
 朝方は16℃、湿度は昨日ほどではなかったですが、陽射しは昨日より強く、最高気温は28℃になりました。
 
 
アサギマダラ #4(♂ タテハチョウ科マダラチョウ亜科)
アサギマダラ
 午前9時半頃ヒヨドリバナを見回ると、尾根方向から飛来したアサギマダラが、進入路法面の一本立ちのヒヨドリバナにとまりました。
 すぐ隣に数株にまとまったヒヨドリバナがあっても立ち寄らず、この程度まで近づくと逃げられました。
 この個体の右後翅後縁に欠けが見えますので、昨日の#4と思われます。

 本日のアサギマダラはこれきりで、裏の畑のフジバカマ、サワフジバカマにはどなたも立ち寄りませんでした。
 
 
ツマグロヒョウモン(上:♀・下:♂ タテハチョウ科ドクチョウ亜科)
ツマグロヒョウモン
 こんな空でした。

 我が家周辺では、世間で噂されるほどツマグロヒョウモンは多くなく、唯一10月に入ってからの時期に新鮮な個体をよく見かけるようになる程度です。

 アサギマダラに逃げられた後、進入路を上ってくると、求愛飛翔が始まっていました。一方がツマグロヒョウモンらしいとは分かったのですが、もう一方はアサギマダラではないかとパシャパシャしてみました。
 残念ながら?誤認求愛ではありませんでした。(^^ゞ

 アゲハチョウの仲間は、♂が♀の進路を遮り、翅を見せつけることをしますが、どうもツマグロヒョウモンは追いかける一方のようです。



[Part 1](9:33-9:39)
 
ツマグロヒョウモン(交尾 左:♀・右:♂)
ツマグロヒョウモン
 揃って降りてきたかと思うと、あっという間に交尾が成立していました。♂♀とも、かなり激しく翅を開閉していました。
 ♂の右後翅に破れが見えます。
 
ツマグロヒョウモン(上:♀・下:♂)
ツマグロヒョウモン
 写真が悪いですが、交尾飛翔形式は以降もずっと←♀+♂でした。
 
ツマグロヒョウモン(左:♂・右:♀)
ツマグロヒョウモン
ツマグロヒョウモン
 敏感で、何度も逃げられました。



[Part 2](10:28-10:32)
 
ツマグロヒョウモン(上:♀・下:♂)
ツマグロヒョウモン
 東の畑をパトロールをしてると翔び立ちました。
 Part 1から1時間弱の時間差がありますが、続きだろうと思いました。
 案の定、♂の右後翅には破れが見えます。
 
ツマグロヒョウモン(左:♀・右:♂)
ツマグロヒョウモン
 そっと反対側に回ってみました。



[Part 3](13:09-13:12)
 
ツマグロヒョウモン(上:♀・下:♂)
ツマグロヒョウモン
 東の畑の法面上の里道を歩いているとで翔び立ちました。
 そのままだと気づかないのに、雉も鳴かずば撃たれまいですね。

 Part 1からの時間差は3時間半余り、流石に別カップルと思いました。しかし、♂の右後翅には破れが見え、少なくても♂は同一個体のようです。
 ツマグロヒョウモンの交尾時間については、飼育環境ながら37分から190分を要したとの中学生の研究結果がありますので、あながち別カップルとも言い切れないようです。
 
ツマグロヒョウモン(左:♀・右:♂)
ツマグロヒョウモン
ツマグロヒョウモン
 ワラビの葉が最後で、また逃げられました。
 
 
ヤマトシジミ(交尾 左:♂・右:♀? シジミチョウ科ヒメシジミ亜科 2017/10/7)
ヤマトシジミ
 交尾つながりです。裏の畑で見かけました。
 
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タグ: アサギマダラ  ヒョウモン  交尾  シジミチョウ科 

薄馬鹿下郎(9月の虫たち トンボ編+)

 
 朝方は16℃、午前中は陽射しもあったのですが、風が強く、午後遅くにはパラつき始めました。最高気温は26℃でした。



 風が強いためアサギはもちろんチョウが少なかったのですが、その中で見かけたのは、婚活中のアゲハとツマグロヒョウモン♂、低空飛行のシジミチョウ程度でした。



 さて、水辺のない我が家周辺ではトンボが少ないのですが、それでも秋になって集団で飛翔する姿をよく見かけます。

 まずはトンボの王様からでしょうか。
 
オニヤンマ(♂ オニヤンマ科オニヤンマ属 2017/9/21)
オニヤンマ
オニヤンマ
 
オニヤンマ
 石垣下のカラムシ畑をパトしていると、飛来して枝にとまりました。
 いつ見ても、その大きさと悠然ととまっている姿は圧巻です。

 本来なら、チョウ記事をぶっ飛ばす側ですが、先日タイトルにしたばかりですから通常扱いにしました。
 
 
ウスバキトンボ(いずれも♂ トンボ科ウスバキトンボ属 2017/9/15)
ウスバキトンボ
 裏の畑で2頭が並んでとまっていました。特に争う訳でもなく、近くにいてもお互い知らん顔でした。

 ウスバキトンボは秋の初めに多いときは50頭ほどの群れで飛んでいましたが、最近はアキアカネやノシメトンボが主流派を形成しているようです。
 実際のところは、みんなが一遍にとまってくれると種の構成が私でも分かるのですが、そんなことが起こるハズがありません。(^^ゞ
 
 
マユタテアカネ(♂ トンボ科アカネ属 2017/9/20)
マユタテアカネ
 石垣下のカラムシ畑で見かけました。
 マユタテアカネの♀はよく見かけるのですが、赤トンボになった♂はこの秋お初の気がします。
 
 
ノシメトンボ(交尾 トンボ科アカネ属 2017/9/23)
ノシメトンボ交尾
 進入路沿いで見かけ、法面を上って撮影しました。

 トンボの交尾シーンは数少なく、記憶ではノシメトンボはこれが初めてと麗々しく載せようと思っていました。過去記事を見ると、昨季麗々しく掲載していました。(^^ゞ
 
 
ウスバカゲロウ(♂ ウスバカゲロウ科ウスバカゲロウ亜科 2017/9/22)
ウスバカゲロウ
ウスバカゲロウ
 裏の畑で見かけました。体長は40mm弱でしょうか。

 昨季、ツノトンボを初めて見かけ、トンボと思い込んで同定に四苦八苦しましたから、ツノトンボにしては触角が短いなとは思っても一時停止できません。(^^ゞ
 いざ、下書き作成の最終段階で、改めて図鑑サイトのツノトンボと見比べると、全然違いました。

 ウスバカゲロウは初見で、幼虫がアリジゴクの主とは知っていても、成虫がどんなものかをそもそも考えたことがありませんでした。
 ウスバカゲロウはアミメカゲロウ目でツノトンボと同じ目ですが、トンボ目とは縁もゆかりもありません。ここは格好が似ている点に免じて相席させてもらいました。(^^ゞ

 なお、愛情を込めてウスバカゲロウを薄馬鹿下郎と表記したのは、どくとるマンボウこと北 杜夫氏です。
 
 
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クロコノマチョウ(蝶ノート 2/2・越冬蝶 2017-No.10)

  
 
 本日2コマ目です。
 
 
 
オオチャバネセセリ(交尾 セセリチョウ科セセリチョウ亜科 2017/9/20)
オオチャバネセセリ交尾
オオチャバネセセリ交尾
 石垣下のカラムシ畑で見かけました。

 セセリチョウでは、黒三角のオオチャバネセセリ、イチモンジセセリはわんさか見かけるし、チャバネセセリもそれほど少なくはありません。それ以外でも、コチャバネセセリやダイミョウセセリも見慣れたチョウなのですが、これらのチョウの交尾シーンで見たものは、これまでオオチャバネセセリの1回だけです。
 それも、村内他地域で見かけたもので、我が家周辺ではこれがお初です。

 シジミチョウの場合、見慣れたヤマトシジミ、ルリシジミ、ツバメシジミ、ベニシジミ、ウラナミシジミについては毎季のように交尾シーンを見かけますし、比較的個体数の多いムラサキシジミも1回だけですが見ています。

 通年で考えると、シジミチョウの方が総じて個体数が多いとは思われますが、それにしてもセセリチョウで交尾シーンをほとんど見かけないことが不思議でなりません。
 
 
キマダラセセリ(クリーニング行動 セセリチョウ科セセリチョウ亜科 2017/9/21)
キマダラセセリ
キマダラセセリ
 石垣下のカラムシ畑で見かけました。
 今季このカラムシ畑をパトするようになったせいか、比較的珍しい部類だったキマダラセセリをよく見かけるようになりました。

 脚で口吻の根元あたりを掻いたり、脚と脚をすり合わせるような行動をしています。
 これはクリーニング行動と言われ、臭いを感じる下唇鬚や口吻を掃除しているもので、以前にもムラサキシジミ、ムラサキツバメなどで観察したことがあります。
 
 
クロコノマチョウ(夏型 ♂ タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 2017/9/20)
クロコノマチョウ
 大クヌギの樹液酒場で見かけました。
 ずい分傷んでいて、一見してクロコノマチョウとは識別できませんでした。

 クロコノマチョウは我が家周辺では稀少種で、これまで2011、2015の2季しか見かけたことがありません。
 なお、クロコノマチョウは秋型で成虫越冬しますが、今頃まで越冬明け個体が生き残っている訳がありません。当ブログでは、成虫越冬するものを越冬蝶として整理しています。


[越冬蝶出現(初撮)日一覧表]
 20172016201520142013
 月日 順 月日 順 月日 順 月日 順 月日 順
ムラサキシジミ 3/27 1 3/31 6 4/24 6 3/17 3 3/9 4
アカタテハ 3/29 2 3/21 4 3/22 4 3/12 1 3/9 4
キタキチョウ 3/30 3 3/5 2 3/17 1 3/17 3 3/7 3
キタテハ 4/4 4 3/5 2 3/22 4 3/17 3 3/6 2
ルリタテハ 4/5 5 7/3 8 6/3 9 5/17 7 10/5 9
テングチョウ 4/13 6 3/4 1 3/17 1 3/12 1 2/28 1
ウラギンシジミ 6/16 7 3/29 5 3/21 3 3/28 6 8/26 6
ヒメアカタテハ 7/14 8 10/14 9 8/14 11 6/13 9 8/27 7
ムラサキツバメ 8/12 9 10/19 10 8/16 12 10/7 10 
クロコノマチョウ 9/20 10   7/11 10    
ヒオドシチョウ   4/15 7 5/30 8 6/4 8  
イシガケチョウ     4/27 7    
※ 我が家周辺で過去5年間に見かけた成虫で越冬するチョウを、今季の初撮日順
 に整理しています。
  今季まだ見かけていない場合は、原則として昨季の初撮日順です。
 
 
ヒメジャノメ(♂ タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 2017/9/22)
ヒメジャノメ
 
ヒメジャノメ(♀ 2017/9/20)
ヒメジャノメ
 どちらもムラサキ・ポイント付近で見かけました。
 ♀♂を近接して見かけたので、比較の意味で載せました。♂の後翅裏中央上部にナイキマークに似た盛り上がりがありますが、これが性標で♀にはありません。
 
 
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クローズアップ

 
 朝方は17℃、陽射しが強く最高気温は28℃でした。




 紫探しでパトに出ましたが、
 
ムラサキツバメ(♀ シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
ムラサキツバメ
 ムラサキ・ポイントで見かけました。
 ムラサキツバメは2個体見かけたのですが、この方しかモデルになってくれず、ここまで近づかせてもらっても開翅してくれませんでした。
 
 
ムラサキシジミ(シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
ムラサキシジミ
 こちらもムラサキ・ポイントで見かけました。
 やはり開翅してくれませんでした。
 
 
メスグロヒョウモン(♀ タテハチョウ科ドクチョウ亜科)
メスグロヒョウモン
 東の畑のフロックスにとまりました。あっという間でしたから、吸蜜した訳じゃなさそうです。
 この秋、メスグロヒョウモンの♂はよく見かけていますが、♀はお初です。
 
 
ヤマトシジミ(交尾 左:♂・右:♀ シジミチョウ科ヒメシジミ亜科)
ヤマトシジミ交尾
 裏の畑を歩いているとシジミチョウらしきものが翔び、どこか違和感があったので追いかけてみました。
 交尾飛翔形式は←♀+♂でした。

 ヤマトシジミもかなり増えてきているようです。
 
 
ヒメアカタテハ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
ヒメアカタテハ
 裏の畑のオミナエシで吸蜜中です。
 当地では秋のチョウですが、まだ偶にしか見かけません。
 
 
ダイミョウセセリ(♂ セセリチョウ科チャマダラセセリ亜科)
ダイミョウセセリ
ダイミョウセセリ
 ムラサキ・ポイント付近で見かけました。
 久しぶりで翅を閉じ始めたのでオッと思いましたが、半開翅まででした。
 この2枚の写真は2時間ほどの時間差がありますが、斑紋や左前翅前縁の欠けから同一個体と思われます。
 
 
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オニヤンマ(9月の虫たち トンボ編)

 
 朝方は19℃、ヒンヤリ目のスタートでしたが、陽射しが厳しく最高気温は29℃でした。




 チョウでもそのほかの虫でも収獲があった一日ですが、何と言ってもこれです。
 
オニヤンマ(♂ オニヤンマ科オニヤンマ属)
オニヤンマ
 庭のメドーセージ(サルビア・グァラニチカ)に何か来てないかと見ていると、どこからかオニヤンマが飛来してとまりました。
 慌ててカメラを取りに戻り、何とか3枚撮影できましたが、この程度で逃げられました。

 8月下旬から、毎日のように飛んでいるの見かけていたのですが、やっとという感じです。
 
 
アキアカネ(♀ トンボ科アカネ属)
アキアカネ
 東の畑の崖上の里道沿いで見かけました。
 この写真の主役は、何と言ってもポーポーじゃないアケビの実ですね。
 
 
ノシメトンボ(♂ トンボ科アカネ属)
ノシメトンボ
 裏の畑で見かけました。
 飛んでばかりいるからか、ほとんど見かけません。
 
 
シオカラトンボ(交尾 トンボ科シオカラトンボ属)
シオカラトンボ交尾
シオカラトンボ交尾
 夕方、進入路沿いでチョウ探しをしていると、本日の掉尾を飾るためとばかりに姿を見せてくれました。
 足元から飛び立って、キバナコスモスの軸に横型?でとまり、更に進入路反対側の斜面で縦型?にとまるなど思ったより敏感でした。

 ところで、掉尾(とうび)を飾るが漢字変換できませんでした。本来の読み方は「ちょうび」で、ちょうびをかざるなら変換できました。
 慣用的には「とうび」が一般的なので、間違いではないそうです。知らなかったぁ。
 
 
シオカラトンボ(捕食 ♀ 2017/9/1)
シオカラトンボ捕食
 東の畑で見かけました。これだけが在庫です。
 複眼が毛だらけでどうなっているのかよく分からなかったのですが、ガを捕食中のためこうなっているようです。

 ところで、シオカラトンボの♀らしくない模様で、調べるとホソミシオカラトンボにソックリですが、ホソミシオカラトンボは南西諸島にだけ生息しているようですから、いくら私がずうずうしくてもそれと同定することはできませんでした。(^^ゞ
 更に調べて、やはりシオカラトンボの♀で決着しました。
 
 
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蛾の交尾(9月の虫たち ガ編 1/3)

 
 強い雷鳴でも目を覚ますことがなく家内に呆れられたことのある私が、今朝、雨音で目覚めました。
 6:30前後の起床時刻が近かったせいで、眠りが浅かったのだろうと思います。

 当地の6:00-7:00の時間雨量は32mm、5:00前の降り始めから9:00までの累計雨量は47mmですから、大部分がこの1時間に降ったということですね。
 大雨警報は出されず、注意報だけでした。

 おおむね曇り空で時おり小雨の一日で、最低気温は22℃、最高気温は26℃でした。




 昨日の朝、クロアゲハの卵を確認のため石垣下のカラムシ畑にいくと、1回目の誤産卵の葉に何かぶら下がっていました。
 
エゾギクトリバ(トリバガ科カマトリバガ亜科 2017/9/11)
エゾギクトリバ
エゾギクトリバ
 寸詰まりの十字架のような奇妙な形状のトリバガを見たいものだと思っていましたが、これが初見です。
 エゾギクとはアスターのことですから、エゾだからといってもこのガは全国に生息しています。

 図鑑サイトなどで何度か見ていましたが大きさがイメージできず、これで開張10mmほどですから、こんなに小さいものだったかと驚きました。
 おかげで、この時間帯には、この葉裏のクロアゲハの卵を確認できませんでした。(^^ゞ
 
キアヤヒメノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
キアヤヒメノメイガ
 これは本日、同様にクロアゲハの卵の確認の際、カラムシの葉上にとまっていました。
 この姿で横幅15mm弱でしょうか。

 特徴的な紋様と下唇鬚が長めだったので撮影しましたが、図鑑サイトのサムネイルを軒並み見て回るなど同定には苦労しました。
 
キアヤヒメノメイガ
 ふと横を見ると、隣の葉に前日とは異なるトリバガがぶら下がっていました。
 
キンバネチビトリバ(トリバガ科カマトリバガ亜科)
キンバネチビトリバ
 これも開張10mmほどで、オレンジ色が鮮やかで、長くてストライプの後脚が特徴的です。
 
キンバネチビトリバ交尾
 キアヤヒメノメイガを接写したりして3分ほど経過すると、キンバネチビトリバが3頭になっていました。
 
キンバネチビトリバ交尾
 そのうち1頭が移動し、こんな位置関係になりました。
 4ショットに執着していたのですが、若しかして交尾と気づきました。
 
キンバネチビトリバ交尾
 やはり交尾中でした。
 
キンバネチビトリバ
 ということは、離れた場所にいるこの方はお邪魔虫だったようです。
 つまり、最初の1頭は♀で、飛来した♂と交尾していると、遅れてやってきた♂がすねたという構図でしょうか。

 ガの交尾は、これまで見かけたことが稀です。記憶がありません。チョウは日中活動しますから交尾をよく見かけても、夕方から夜間に活動するものが多いガについては見かけなくて当然の気がします。

 ここまで書いて風呂に入っていると、日中活動するガらしくないガで交尾を見たかもしれないと考え、我が家周辺のことではなかったですがカノコガを思い出しました。
 自戒の意を込めて、見え消しにしておきますね。^^;

 寝て起きると、そういやぁマドガはどうやったかなで検索して、今季の6月にやはりありました。
 私の記憶は3箇月と持たないということですね。(2017/9/13追記)


 いずれにしても、誤産卵の件がなければカラムシ畑なんてパトしないので、これもクロアゲハのおかげです。
 
 
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捕食者(7月の虫たち ムシヒキアブ・トンボなど編)

 
 未明に時間雨量17mmの強い雨と雷で心配しましたが、1時間余りで上がりホッと一安心でした。
 朝方は曇りの25℃-、雨の影響で気持ち悪いくらいムシムシしていました。
 午前中はほとんど気温が上がらなかったのですが、午後になって晴れ間が広がると急上昇して、最高気温は32℃になりました。



 陽射しが強いとパトロールも億劫になり、庭で待ち構えている状態ですが、チョウはほとんど見かけなくなりました。
 困った時の虫頼みも在庫が払底してきていて、先が不安です。
 
 
シオヤアブ(♂ ムシヒキアブ科シオヤアブ亜科 2017/7/2)
シオヤアブ
 東の畑で見かけました。
 腹端に白いポンポンがあるので♂、被害者は口器の形状からサシガメのようです。
 
シオヤアブ(♀ 2017/7/9)
シオヤアブ
 裏の畑で見かけました。
 こちらは♀、被害者はマメコガネのようです。
 
シオヤアブ(♀ 2017/7/15)
シオヤアブ
 こちらも裏の畑で見かけました。
 被害者は、小型のハナバチかハナアブのようです。
 
 
ウスグロムシヒキ(♀ ムシヒキアブ科ムシヒキアブ亜科 2017/7/2)??
ウスグロムシヒキ
 裏の畑で見かけました。
 被害者はヒゲナガガの仲間のようで、こんなユニークな形状のものを捕食するなよと言い聞かせておきました。(^^ゞ

 これまでなら、こういうタイプはマガリケムシヒキではい終わりでしたが、マガリケムシヒキは腹部が全体に黒く、脚の下半分はオレンジ色気味、腹端の産卵器の形状も異なるので、別種と思われます。
 似ているサキグロムシヒキは、腹部がこの個体のように灰色ではなくオレンジ色気味で、困った挙句ウスグロムシヒキとしましたが、ご存知の方はご教示くださいね。
 
 
クロスジイシアブ(♂ ムシヒキアブ科イシアブ亜科 2017/7/9)??
クロスジイシアブ
 ムラサキ・ポイントで見かけました。
 捕食していませんが、口器の形状からムシヒキアブと思われます。
 この同定にも苦労し、とりあえずクロスジイシアブとしました。クロスジイシアブであれば、口ヒゲが黄色なので♂、♀は白いそうです。
 これについてもご教示ください。
 
 
 
コオニヤンマ(サナエトンボ科コオニヤンマ亜科 2017/7/2)
コオニヤンマ
 東の畑で見かけました。
 我が家周辺には水辺がなく、トンボの種類も個体数も少ないのですが、コオニヤンマは時々見かけます。
 
 
オオシオカラトンボコシアキトンボ(♀ トンボ科 2017/7/2)
コシアキトンボ
 東の畑で見かけました。初見です。
 コシマキトンボなら納得しますが、♂の腰巻が白くて腹部が空いて見えるからその名になったそうです。この個体は腰巻が黄色ですから♀です。

 鍵コメさんから、オオシオカラトンボ♀とお教えいただきました。今となっては何故間違えたのだろうと思いますが、思い込みの表われです。
 コメントに気づかず、返事が遅れて申し訳ありません。(2017/10/17訂正)
 
 
シオカラトンボ(交尾 トンボ科 2017/7/1)
シオカラトンボ交尾
 交尾したまま庭に飛来しました。
 我が家周辺ではトンボの交尾シーンを見ることは極めて少なく、比較的よく見かけるシオカラトンボの場合ですら過去2~3回でしょうか。
 
 
 
ハイイロチョッキリ(♀ オトシブミ科チョッキリ亜科 2017/7/17)
ハイイロチョッキリ
ハイイロチョッキリ
 ムラサキ・ポイントで見かけました。
 体長は10mmほど、体表は淡黄色の毛で覆われ、口吻は長く伸びて中央部分あたりに触角があります。ドングリに卵を産みつけ、成虫はクヌギなどの葉を摂食するそうです。

 近縁のゾウムシは時々見かけますが、オトシブミ科そのものが初見です。
 口器から触角が出ているこの奇妙な形態にやったぁでしたが、風が強い日だったので何枚も撮影し、歩留まりを何とかと神にでも仏にでも祈りたい気分でした。(^^ゞ
 
 
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