遅かりし由良之助(新生蝶(2016-No.37-38))

 
 朝方は21℃、雲が厚くいつ降り出すかと思われるような空でした。午前10時過ぎからパラパラし始め、ずっと降ったりやんだりで、最高気温は27℃でした。



 お昼前と午後のやみ間にジャノメ・ポイント付近をパトロールしたのですが、お目当てのオオヒカゲは見つけられませんでした。



 一方庭では、
 
 
左:オオチャバネセセリ・右:イチモンジセセリ
セセリチョウ
 庭のリアトリスでの2ショットです。
 オオチャバネセセリは都合4頭いたのですがなかなか近くで整列してくれず、パラパラ雨の中ではこの程度の写真しか撮影できませんでした。

 黒っぽいセセリチョウを見かけると、イチモンジセセリやチャバネセセリはいないかと必ず確認していましたが、今季これまではほぼ100%オオチャバネセセリでした。
 
イチモンジセセリ(♂ セセリチョウ科セセリチョウ亜科)
イチモンジセセリ ♂
イチモンジセセリ ♂
 ↑と同一個体で、本日はこの個体しか見かけませんでした。
 リアトリスでは開翅してくれず、防虫網の上で開翅です。

 イチモンジセセリは、2015/5/13、2014/6/4、2013/5/24、2012/5/26、2011/6/15がそれぞれお初ですから、例年になく遅くて待ちくたびれました。イチモンジセセリは活動する気温が25℃以上だそうで、5月中旬以降の天候不順が大きな要因ではないかと思われます。
 
 
ミドリヒョウモン(♀ タテハチョウ科ドクチョウ亜科)
ミドリヒョウモン ♀
ミドリヒョウモン ♀
 庭のブッドレアで吸蜜中で、この方は赤紫色がお好みのようです。傷みも見えず、ピカピカです。

 ミドリヒョウモンは、2015/6/16、2014/6/10、2013/6/8 2012/9/25、2011/10/7がそれぞれお初で、秋のチョウから夏のチョウになった2013以降ではかなり遅れています。
 コクタンが早く咲き終わり、昨季まで庭にあった青紫色のブッドレアを裏の畑に移植し、花壇のブッドレアは苗からで開花が遅かったことくらいしか思い当たりませんが、原因がよく分かりません。
 
 
オオウラギンスジヒョウモン(♂ タテハチョウ科ドクチョウ亜科)
オオウラギンスジヒョウモン ♂
オオウラギンスジヒョウモン ♂
 先にはヨレヨレさんが黄色のブッドレアで吸蜜していましたが、本日は赤紫色です。何でもこいでしょうか。
 この個体もスレがかなり激しく、右前翅には破れが、左前翅には表裏とも表面が剥落したような傷が見えます。
 
 
写真をクリックいただくと、大きくしてご覧いただけます。
 

タグ: セセリチョウ科  草花  ヒョウモン 

初夏の虫たち(1/3 ムシヒキアブ編)

 
 本日2コマ目です。とやるのは今季初めてですね。



 チョウ以外の昆虫などでも特定の種のほか形の面白いもの、色合いの変わったものなどは撮影するようにしています。あくまで主観的なものですから、何やと思われる向きもあるやも知れませんがご容赦くださいね。
 なお、同定できていないもの、極端な場合は目(もく)さえ怪しいものがありますので、ご承知の方は是非お教えください。


 さてアブですが、他の虫を捕食するムシヒキアブと春先に見かけるビロウドツリアブに代表されるツリアブは分かる範囲で撮影しています。
 今回はムシヒキアブ+αです。
 
 
オオイシアブ(ムシヒキアブ科イシアブ亜科 2016/6/9)
オオイシアブ
 庭で見かけ、ヒゲといかつい姿からムシヒキアブだろうと撮影しました。
 初見です。と言うか、ムシヒキアブと気づかずこれまで見過ごしていたのかも知れません。
 
 
アオメアブ(捕食 ムシヒキアブ科クシヒゲムシヒキ亜科 2016/6/26)
アオメアブ捕食
アオメアブ捕食
 裏の畑で見かけました。
 光の加減で複眼が光沢のある緑一色になるのですが、なかなかうまく撮影できません。

 翅に白い網目模様のある小さな虫を捕食中ですが、ガやアブラムシではなさそうだし、コメツキムシの仲間でしょうか。
 もう少し大物を捕食するよう言い聞かせたいですね。
 
 
シオヤアブ(交尾 ムシヒキアブ科シオヤアブ亜科 2016/6/12)
シオヤアブ交尾
 
(2016/6/20)
シオヤアブ交尾
 どちらも庭で見かけました。
 腹端に白いポンポン(毛の束)があるのが♂ですが、交尾中はどちらのものかよく分からないことが多いです。大きいのが♀、若しくは腹部の毛が下側まで回っているのが♀と考えると、上の写真では左が♀、下の写真では下側が♀と識別できます。

 他のムシヒキアブの交尾シーンは見かけたことがないのに、シオヤアブの場合よく見かけます。個体数が多いことも一つの要因とは思われますが、同じようによく見かけるマガリケムシヒキでも交尾シーンを見たことがありません。
 思うに、シオヤアブは恥を知らないのか、最強のムシヒキアブだから見られても誰も襲ってこないからと思っているのかのいずれかではないでしょうか。(^^ゞ
 
 
チャイロムシヒキマガリケムシヒキ
(♀ ムシヒキアブ科ムシヒキアブ亜科 2016/6/9)??
マガリケムシヒキ
 ジャノメ・ポイントで見かけました。
 よく見かけるマガリケムシヒキとは雰囲気が異なり、存在感があるように感じたのですが、マガリケムシヒキ以外に思い当たりません。

 2017/6/8の記事でもこの個体と同種のものをマガリケムシヒキとしていたので、確定的ではないが一応チャイロムシヒキと修正した後、過去記事を再確認していて見つけました。(2017/7/19 訂正・追記)


 ムシヒキアブは捕食シーンが被写体として最たるものですが、見かけても私が欲しそうにしていると思うのかすぐ逃げられ、それらしい写真がなかなかモノにできません。
 
 
 
キスジホソマダラハチ(♀ マダラガ科クロマダラ亜科 2016/6/4)
?
 裏の畑で見かけ、翅のクリーム色の斑紋が面白くて撮影しました。アリとはお知り合いでしょうか。
 雰囲気はハチのように思えますが、シリアゲムシとか候補はいろいろありそうで、この写真1枚ですから同定は難しそうです。

 このような形態のガもいると知ったので、改めて探しました。しかし、これがホタルガの近縁とは思いもしませんでした。(2017/5/14追記)
 
 
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タグ: アブ  捕食  交尾   

オオヒカゲ(新生蝶(2016-No.36))

 
 朝方は19℃、蒸し暑くていつもより早く目覚め、二度寝しました。午前中は一時陽も射しましたが午後には雨になり、最高気温は25℃でした。




 午前中のパトロールでは、
 
 
オオヒカゲ(♂ タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
オオヒカゲ ♂
 ジャノメ・ポイント付近で見かけました。敏感でピントの甘いこの写真1枚ですが、何とか♂と識別できます。
 午後に再度トライと考えていたら、雨になってしまいました。

 オオヒカゲは、2015/6/22、2014/6/29(初見)がそれぞれお初ですから、例年並みでしょうか。
 なお、今季はまだですが、村内他地域では2012/6/24(初見)以来毎季見かけています。
 
 
ジャノメチョウ(♂ タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
ジャノメチョウ ♂
 オオヒカゲにしては黒すぎるものを見かけました。これもピカピカです。


 明日も雨模様ですが、やみ間があればオオヒカゲ探しに勤しむつもりです。
 
 
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タグ: オオヒカゲ  ジャノメチョウ亜科 

これが(新生蝶(2016-No.35))

 
 朝方は16℃、今頃にしてはヒンヤリ目でした。
 朝のうちは陽射しが強かったのですが、午後には雲が広がり、夕方には雨になりました。最高気温は28℃でした。
 
 
 
ウマノスズクサ(ウマノスズクサ科)
ウマノスズクサ
 ジャコウアゲハ御用達に植えた鉢植えのウマノスズクサが開花しました。信州からの到来苗です。
 花は期待していなかったのですが、それ以上にえっ!これがという感じです。どこがどう馬の鈴か理解できません。そもそもが、馬の鈴なんて見たことがありません。(^^ゞ

 家内が食虫植物みたいといっていましたが、食べはしないものの、ハエが入ってくると花粉を振りかけるまでは一時的に閉じ込めるそうです。
 今季まだジャコウアゲハを見かけていません。
 
 
オオウラギンスジヒョウモン(♂ タテハチョウ科ドクチョウ亜科)
オオウラギンスジヒョウモン ♂
オオウラギンスジヒョウモン ♂
 花壇のブッドレアで吸蜜中です。
 今季お初なのに、何があったのかあわれな姿です。

 オオウラギンスジヒョウモンは、2015/6/13、2014/6/19、2013/6/24、2012/7/6、2011/6/26がそれぞれお初で、昨季が少し早かったことを除けばほぼ例年並みでしょうか。



 ジャノメ・ポイント付近のパトロールでは収穫はなかったのですが、
 
オオチャバネセセリ(吸い戻し セセリチョウ科セセリチョウ亜科)
オオチャバネセセリ 吸い戻し行動
 東の畑のフキの葉上で、鳥の糞でしょうか、吸い戻し行動をとっていました。
 吸い戻しとは、獣糞などが乾燥していると吸汁しにくいため、腹端から排泄した水分(要はオシッコ)で溶かして吸い取ることで、セセリチョウの仲間ではよく見かけます。

 右ペーンのタグ欄の吸い戻しをクリックいただくと、中にはオシッコの水玉が見えるものもありますよ。
 
 
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タグ: 草花  ヒョウモン  セセリチョウ科  吸い戻し 

届いてないよ(新生蝶(2016-No.34))

 
 朝方は曇り空の17℃、最高気温は26℃どまりでしたが、晴れたり曇ったりの蒸し暑い一日でした。



 ジャノメ・ポイントなどをパトロールしても目ぼしいものはなかなか見つからないのですが、チョウ以外もいろいろ見かけるので外せません。
 明日から雨続きだそうなので、また虫のレビューをさせてもらいますね。


 今日は何の日 気になる日 ♪ で、アゲハ♀のピカピカが2~3個体翔んでいました。
 
上:コチャバネセセリ(セセリチョウ科セセリチョウ科亜科)
下:アゲハ(夏型 ♀ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
コチャバネセセリ・アゲハ夏型 ♀
 アゲハがブッドレアなどを移動しながら吸蜜するので、時に思いがけない2ショットが撮影できます。この時は、ファインダーを通して初めてコチャバネセセリに気づきました。

 アゲハの夏型♀は今季お初で、ピカピカだし平開して吸蜜するので今朝にでも羽化したのかと思いました。ただ、フィールドでは気づきませんでしたが、この個体は左の尾状突起の先が欠けています。

 向こうの花が終わりつつあるブッドレアは、この後カットしました。(^^ゞ
 
アゲハ(産卵失敗? 13:33)
アゲハ夏型 ♀
アゲハ夏型 ♀
 左の尾状突起の先が欠けているので、↑と同一個体のようです。
 アゲハの仲間の産卵防止用の網をかけた鉢植えのシークァサーで産卵しようと何度もチャレンジしていましたが、私が見ていた限りでは腹端が届かなかったり、網に産卵し(かけ?)たりでうまくいかなかったようです。

 この写真は、折角届いたのにバランスを崩してスベッた決定的瞬間です。一生懸命だから笑っちゃいけないと思ってても、笑みを押さえ切れませんでした。
 春にはアクロバティックに産卵していたアゲハがいたのに、このドン臭さは、能力差でしょうか、習熟差でしょうか。
 
 
キマダラセセリ(セセリチョウ科セセリチョウ亜科)
キマダラセセリ
キマダラセセリ
 アゲハを追いかけていて、ブッドレアの枝込みで鎮座しているのを見つけました。これもピカピカの個体です。

 キマダラセセリは、2015/6/29、2014/6/21、2013/6/29、2012/6/17、2011/9/25がそれぞれお初ですから、それ相応の出現時期でしょうか。
 
 
ウラナミシジミ(左が♂ シジミチョウ科ヒメシジミ亜科)
ウラナミシジミ交尾
 庭のスイトピーではほぼ毎日ウラナミシジミが複数で吸蜜していて、求愛行動も珍しくありません。
 すぐ近くのラベンダーで、結合部をつつましく?蕾で隠して交尾していました。これが今季2回目のウラナミシジミの交尾シーンです。
 交尾飛翔形式は、←♀+♂(♀優先飛翔)でした。
 
ウラナミシジミ交尾
 お約束ですから。(^^ゞ
 
 
スジグロシロチョウ(夏型 ♂ シロチョウ科シロチョウ亜科)
スジグロシロチョウ夏型 ♂
 庭のリアトリスで吸蜜中です。
 夏型の♂はお初です。これも傷みの見えない個体でした。
 
 
写真をクリックいただくと、大きくしてご覧いただけます。
 

タグ: アゲハチョウ科  産卵  セセリチョウ科  シジミチョウ科  交尾  手乗り  シロチョウ科 

降ったんだ

 
 朝方は雨の23℃、最高気温は25℃で気温の変動が小さい雨模様の一日でした。


 ↓の記事のとおり一昨日も未明にかなりの雨だったのですが、昨夜の気象警報は大雨洪水注意報のレベルで、それほど気にしていませんでした。
 ところが、大雨洪水警報が2:03に発令され4:06に解除されたのですが、白河夜船で防災情報には全く気づきませんでした。

 地域の雨量データはなく、車で10分弱の役場付近(当地ほど山あいではない。)の京都府の雨量計では、昨日午後1時頃から降り始め、累計雨量は67mm、1時間雨量は午前2時までが14mm、午前3時までが40mmですからこの2時間に集中したようです。

 タイトルの「降ったんだ」は盗用ですが、盗用したくなるような事件がありました。
 
崩土 #1
崩土
 毎季キタキチョウが越冬している家の裏の崖の一部が崩落しました。幅数メートル、土量は4トン車2台分ほどでしょうか。
 幸い自宅には被害は及ばず、浄化槽の蓋が一部埋まった程度で、緊急に措置するほどのものではありませんが、次の雨では続きの崖が崩落することも考えられます。
 
崩土 #2
崩土
 蔵の裏も案の定少し崩落しています。土質が悪い上、蔵の陰で陽が当たらないため、よくあることですが、土が乾いてから除却する程度で済まさざるを得ません。

 急傾斜地指定されていても、何も対策を講じてもらえないのが残念です。



 被害状況の見回りをしていても、日頃の行いのせいか余禄がありました。(^^ゞ
 
ツマグロヒョウモン(交尾 上:♀・下:♂ タテハチョウ科ドクチョウ亜科)
ツマグロヒョウモン交尾
ツマグロヒョウモン交尾
 裏の畑を歩いていると、前方向に翔んできました。
 極めて敏感で、近づこうとしたり回り込もうとするとすぐ翔び立ちます。被害確認用の18~270mmのレンズでしたからある程度の大きさで撮影できましたが、解像度は今一つです。
 交尾飛翔形式は、←♀+♂(♀優先飛翔)でした。



 庭では、
 
モンキアゲハ(♀ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
モンキアゲハ ♀
モンキアゲハ ♀
 パラパラ雨の中、庭のペンタスやランタナ、ブッドレアやリアトリスなどを頻繁に移動しながら吸蜜していました。
 写真は傷みの見え難いものを選びましたが、特に右前後翅には大きな欠けが目立ちます。
 
 
写真をクリックいただくと、大きくしてご覧いただけます。
 

タグ: 地域  自然・季節  ヒョウモン  交尾  アゲハチョウ科 

混群?(新生蝶(2016-No.33))

 
 朝方は雨の21℃、夜半から大雨警報が発令され、降り始めからの累計雨量は44mm、最大1時間雨量は午前4時までの23mmでした。私は白河夜船で、朝になって結構降ったようだと認識しました。(^^ゞ
 午前10時過ぎには雨も上がり、雲は残りながらも陽射しが強くなり、最高気温は28℃になりました。



 お昼前にパトロールすると、大きな黒っぽいチョウが目の前を過ぎりました。
 
ジャノメチョウ(タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
ジャノメチョウ
 追いかけると、ジャノメ・ポイントを南側から形成するシキビにとまりました。
 翅裏を見せてもらえなかったので確かではありませんが、大きさ、腹部の太さなどから♀と思われます。

 ジャノメチョウは、2015/6/22、2014/7/5、2012/7/9(初見)がそれぞれお初で、2013は見かけていません。村内他地域ではよく見かけますが、我が家周辺では個体数が少なく、一昨季あたりからぼつぼつ増えてきた印象です。



 午後のパトロールでは、
 
ムラサキシジミ(♀ シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
ムラサキシジミ ♀
 ムラサキ・ポイントのジャノメ・ポイント境で下草(小木)に開翅してとまっていました。割にキレイな個体です。
 近寄ると、ムラサキ・ポイント方向に逃げられました。
 
上:ムラサキシジミ・下:アカシジミ
ムラサキシジミ・アカシジミ
 ゼフが見当たらないとのぼやきが聞こえたので、案内してくれたのかも知れません。
 今季まだ見かけていないウラナミアカかと期待したのですが・・・
 
アカシジミ(シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
アカシジミ
 迷惑と思ったのか別の葉上に移動しました。
 スレが激しく、かなり傷んでいます。



 庭では、
 
アゲハ(夏型 ♂ アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
アゲハ夏型 ♂
アゲハ夏型 ♂
アゲハ夏型 ♂
 エキナセア、ブッドレアの赤紫色と黄色を渡り歩いて吸蜜していました。夏型を見かけ始めたのは2、3日前なのにかなり傷んでいます。

 まぁ、花のレビューです。(^^ゞ
 ブッドレアは大きくなりすぎましたが、鉢で咲かせたより花穂が大きく色鮮やかになっています。
 
 
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タグ: ジャノメチョウ亜科  ムラサキシジミ  ゼフ  アゲハチョウ科  草花 

スジグロシロチョウ産卵

 
 朝方は19℃、昨夜来の雨が残っていました。すぐ晴れて、最高気温は29℃でしたが蒸し暑い一日でした。



 梅雨の晴れ間で新生蝶の種類がどっと増えるだろうと期待していましたが、当てが外れました。ジャノメ・ポイント中心のパトロールもこれといった成果はなく、ゼフは1頭も見かけませんでした。
 
 
スジグロシロチョウ(夏型 ♀ シロチョウ科シロチョウ亜科)
スジグロシロチョウ産卵
 花のない花壇のイベリスの周りを翔んでいたので、産卵するのだろうと見守っていました。
 
スジグロシロチョウ(産卵 11:30)
スジグロシロチョウ産卵
スジグロシロチョウ産卵
 かなり近づいてもそう気にすることなく、そこここで産卵していました。
 シロチョウ科の産卵シーンを見かけると、イベリスはアブラナ科だと改めて認識します。
 
 
ムラサキシジミ(産卵 シジミチョウ科ミドリシジミ亜科 13:47)
ムラサキシジミ産卵
ムラサキシジミ産卵
 車庫前の続きのムラシ・ポイントで産卵していました。
 今回は芽に拘らず、そこここの葉裏で産卵していました。
 
ムラサキシジミ産卵
 あっさり開翅してくれました。
 右後翅の欠けや青鱗粉のキズから↓(一昨日)と同一個体のようです。
 
 
ツマグロヒョウモン(♂ タテハチョウ科ドクチョウ亜科)
ツマグロヒョウモン ♂
 花壇のブッドレアに来た初ヒョウモンです。
 ピカピカで二化(今季第二世代)個体と思われます。
 
ツマグロヒョウモン ♂
 裏の畑のマリーゴールドで見かけました。
 これもピカピカですが、同一個体かどうかは不明です。
 
 
写真をクリックいただくと、大きくしてご覧いただけます。
 

タグ: シロチョウ科  産卵  ムラサキシジミ  ヒョウモン 

ムラサキシジミ産卵

 
 朝方は17℃で気持ちヒンヤリ目でしたが、強い陽射しで最高気温は31℃と真夏日となりました。



 急に暑くなったという印象で、朝のうちしかパトロールする気にならず、それ以外はムラシ・ポイントを含む庭巡りでした。
 
 
ムラサキシジミ(産卵 シジミチョウ科ミドリシジミ亜科 12:15)
ムラサキシジミ産卵
ムラサキシジミ産卵
 この暑さにも負けず、庭続きのムラシ・ポイントで産卵していました。
 下側の写真には腹端に白い半球形のものが見えていますが、これが卵ではないかと思われます。
 
ムラサキシジミ卵
ムラサキシジミ卵
 写真がもう一つですが、新芽の葉になる部分とカバーの間に生みつけられています。これがたまたまか意図されたものかは分かりません。
 
ムラサキシジミ(♀)
ムラサキシジミ ♀
ムラサキシジミ ♀
 一定の時間をかけて産卵すると違う芽に移動してまた産卵するのがムラサキシジミの通例パターンですが、この個体は芽の状態を調べてこれはダメというような感じで次々と移動し、かなり待っても次の産卵シーンは見られませんでした。
 この木を含め辺りには新芽が少なかったことが原因かもしれませんが、カシ類以外の芽も調べていて行き当たりばったりのような印象でした。

 とまっても産卵するでなくかといって開翅もしないで狭い範囲を翔び回るので、飛翔撮影を試みました。鮮やかな青紫色の翅表を期待していましたが・・・

 時期からこの個体は一化(今季第一世代)と思われますが、翅表の傷み具合や通例と異なる行動を考え合わせると首を傾げたくなります。
 
 
ヤマトシジミ(シジミチョウ科ヒメシジミ亜科 7:47)
ヤマトシジミ
 庭のラベンダーの蕾で夜明かしして、すでに半覚醒状態のようです。
 かなり朝露が降りていたのですが、乾いたのか水滴は見当たりませんでした。
 
 
オオチャバネセセリ(セセリチョウ科セセリチョウ亜科)
オオチャバネセセリ
 夕方、庭のタチアオイの葉上で日向ぼっこの様子でした。
 翅裏は見せてくれませんでしたが、先日の個体のように白斑が2個しか見えないようなことはなさそうです。
 
 
ベニシジミ(夏型 ♂ シジミチョウ科ベニシジミ亜科 2016/6/17)
ベニシジミ夏型 ♂
 昨日裏の畑で見かけました。前翅表のオレンジ色がほとんど目立たない個体です。
 見慣れたチョウですが、時にオレンジ色が全く見えない個体もいるので、翅表を必ずのぞき込むようにしています。
 
 
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タグ: ムラサキシジミ  産卵    シジミチョウ科  セセリチョウ科 

抱卵?(新生蝶(2016-No.32))

 
 朝方は19℃、晴れたり曇ったりで最高気温は28℃でした。明日の雨の前触れか夕方から湿度が高めになりました。



 ジャノメ・ポイント付近を中心にパトロールし、ムラシ・ポイントは数回見に行きました。


 ジャノメ・ポイント内の樹液酒場では、
 
クロヒカゲ(タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
クロヒカゲ
 樹液酒場で、ヒカゲチョウより黒っぽいものを見かけたので、スズメバチが留守なのを確認して近寄りました。
 カナブン、アオカナブンに通せんぼされていますが、口吻を伸ばしているようには見えませんでした。

 クロヒカゲは、2015/6/7、2014/8/12、2013/6/24、2012/6/10、2011/9/25がそれぞれお初です。
 我が家周辺では一化(第一世代)の個体数が少ないため、この時期に見過ごすと二化の時期まで見られないからではないかと思われます。
 
 
ヒカゲチョウ(タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)
ヒカゲチョウ
 こちらは今の時期サトキマダラヒカゲより多く見かけます。

 この個体は、後翅基部に赤いものが付着しています。まさか卵を温めている訳ではないでしょうし、木の実としてもこんなものを口吻で吸いとると詰まりそうです。
 以前にも多分ヒカゲチョウでこのようなものを見た記憶がありますが、いつだったか、何のチョウにだったか、見つけられませんでした。

 セミやクモに寄生するカベアナタカラダニだそうです。原則的に人には無害だそうですが、こんな宝はいりませんね。(2016/6/25追記)



 ムラシ・ポイントでは、
 
ウラギンシジミ(♀ シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科)
ウラギンシジミ ♀
 カシ類やツバキなどの葉表を翔び移ってはいかにも産卵するような雰囲気でしたが、食草はマメ科でそんなものは近くには見当たりませんでした。

 ウラギンシジミは、3/29、3/31、4/6に越冬明けの♀各1個体を見かけて以来ですが、この個体はかなり傷んでいても時期から見て一化と思われます。
 
 
ムラサキシジミ(産卵 シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
ムラサキシジミ産卵
 枝込みで産卵しているようですが、かなり敏感でドンピシャのタイミングでは撮影させてもらえませんでした。

 ムラサキシジミは、4/6以降に越冬個体の産卵を何回か見かけていますが、一化個体の産卵は今季お初です。


 本日までに新生蝶は32種、昨季同日には40種、春には早かったのに天候不順が大きな要因でしょうか。
 
 
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タグ: 樹液酒場  ジャノメチョウ亜科  ダニ  ウラギンシジミ  ムラサキシジミ