どっちかな(越冬蝶(2016-No.6))

  
 
 朝方は7℃と暖かめ、スカッ陽は射さないのに気温はグングン上がり、最高気温は22℃に達しました。



 こんな日だからチョウも多いだろうと勇んでパトロールに出ましたが、
 
ムラサキシジミ(♀ シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
ムラサキシジミ ♀
ムラサキシジミ ♀
 裏の畑の尾根付近、ムラサキ・ポイントで見かけました。

 こんな紫青色なら以前は一も二もなくムラサキシジミと決まっていたのですが、一昨季からムラサキツバメも見かけるようになったので、フィールドではどちらか決めかねました。
 後翅表の紫青色が載ってないように見え、尾状突起の有無も確認できなかったので、希望的観測も含めPCに落とすのが楽しみでしたが、やっぱりでした。(^^ゞ

 お初のムラサキシジミは例年3月から4月と幅がありますが、もともと個体数がそれほど多くなく、冬の寒さが厳しい当地での越冬は少し難しいことによるものではないかと思っています。


[越冬蝶出現(初撮)日一覧表]
 20162015201420132012
 月日 順 月日 順 月日 順 月日 順 月日 順
テングチョウ 3/4 1 3/17 1 3/12 1 2/28 1 4/24 7
キタキチョウ 3/5 2 3/17 1 3/17 3 3/7 3 3/29 3
キタテハ 3/5 2 3/22 4 3/17 3 3/6 2 3/3 1
アカタテハ 3/21 4 3/22 4 3/12 1 3/9 4 3/7 2
ウラギンシジミ 3/29 5 3/21 3 3/28 6 8/26 6 6/14 9
ムラサキシジミ 3/31 6 4/24 6 3/17 3 3/9 4 4/15 5
イシガケチョウ   4/27 7  5/5 8 
ヒオドシチョウ   5/30 8 6/4 8  4/17 6
ルリタテハ   6/3 9 5/17 7 10/5 8 4/5 4
クロコノマチョウ   7/11 10 
ヒメアカタテハ   8/14 11 6/13 9 8/27 7 9/6 10
ムラサキツバメ   8/16 12 10/7 10 
※ 我が家周辺で見かけた成虫で越冬するチョウを、今季の初撮日順で整理して
 います。今季まだ見かけていない場合は、原則として昨季の初撮日順です。


 ほかには、
 
ウラギンシジミ(♀ シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科)
ウラギンシジミ
 高いところを翔んでいて、降りてきませんでした。
 翅に傷みが見えないので、↓とは別個体のようです。♂♀の識別ができませんでしたが、♂ならオレンジ色が目に入るハズなので♀と思われます。



 一方、新生蝶といえば、アゲハの♂が翔んでいるのを見かけました。
 裏の畑の尾根付近には蝶道があり、例年その場所でお初のアゲハを見かけていますが、♂♀が識別できるほど近くに来たのに残念ながら撮影できませんでした。


 待ち人は、
 
テングチョウ(♂ タテハチョウ科テングチョウ亜科)
テングチョウ ♂
 お隣の枝垂桜はまだこんな状態で、コツバメやトラフシジミは開花してからになりそうです。
 
クマバチ(ミツバチ科クマバチ亜科)
クマバチ
 初クマです。(^^ゞ
 アセビでクマバチを見たのは初めてで、記録はしていませんが今季の出現が早いのでしょうか。まぁ今季は朝から晩方まで始終アセビを観察していますから、これまで気づかなかったことがあるのかも知れません。
 
 
写真をクリックいただくと、大きくしてご覧いただけます。
 

タグ: ムラサキシジミ  ウラギンシジミ  タテハチョウ科  ハチ 

まだ、もう(越冬蝶(2016-No.5))

  
 
 朝方は氷点下でも春の風で、それほど寒くは感じませんでした。
 最高気温は17℃になりましたが、春がすみ(黄砂?)と曇りがちで、スカッとした空にはなりませんでした。



 チョウもほぼ見慣れたものばかりいろいろ翔んでいましたが、
 
ウラギンシジミ(♀ シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科)
ウラギンシジミ ♀
ウラギンシジミ ♀
 裏の畑の尾根付近、ムラサキ・ポイントで見かけました。
 越冬明けの個体らしく、ずい分翅が傷んでいます。

 我が家周辺では、2013年までウラギンシジミを春に見かけることがなかったのですが、2014年以降はおおむねこの時期に見かけるようになりました。


[越冬蝶出現(初撮)日一覧表]
 20162015201420132012
 月日 順 月日 順 月日 順 月日 順 月日 順
テングチョウ 3/4 1 3/17 1 3/12 1 2/28 1 4/24 7
キタキチョウ 3/5 2 3/17 1 3/17 3 3/7 3 3/29 3
キタテハ 3/5 2 3/22 4 3/17 3 3/6 2 3/3 1
アカタテハ 3/21 4 3/22 4 3/12 1 3/9 4 3/7 2
ウラギンシジミ 3/29 5 3/21 3 3/28 6 8/26 6 6/14 9
ムラサキシジミ   4/24 6 3/17 3 3/9 4 4/15 5
イシガケチョウ   4/27 7  5/5 8 
ヒオドシチョウ   5/30 8 6/4 8  4/17 6
ルリタテハ   6/3 9 5/17 7 10/5 8 4/5 4
クロコノマチョウ   7/11 10 
ヒメアカタテハ   8/14 11 6/13 9 8/27 7 9/6 10
ムラサキツバメ   8/16 12 10/7 10 
※ 我が家周辺で見かけた成虫で越冬するチョウを、今季の初撮日順で整理して
 います。今季まだ見かけていない場合は、原則として昨季の初撮日順です。


 一方、この方はというと、
 
キタキチョウ #3(♀ シロチョウ科モンキチョウ亜科)
キタキチョウ ♀
 観察を続けていた越冬キタキチョウ4個体のうち、この個体だけは季節が進んでいないようです。
 いつまでこのままなのか、逆に楽しみです。


 で、待ち人は・・・
 
テングチョウ(♀ タテハチョウ科テングチョウ亜科)
テングチョウ ♀
 
ベニシジミ(シジミチョウ科ベニシジミ亜科 2016/3/23)
ベニシジミ
 ちゃうちゃう、アセビで待ってるのはあんたたちじゃないよ。


 こんな方たちまで・・・
 
ガ(2016/3/27)
ガ
 白っぽいガの場合、名前を調べるのを端から諦めています。
 ガでは、比較的珍しく閉翅したままとまっていました。
 
ツチイナゴ(イナゴ科ツチイナゴ亜科)
ツチイナゴ
 鉢植えのゴールドコインに水やりしてると、驚いて飛び出してきました。
 玄関先が気に入っているようで、以前からこの辺りでウロウロしています。
 
 
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タグ: ウラギンシジミ  シロチョウ科  蝶(越冬)  タテハチョウ科    バッタ  花木 

婚活成就

 
 朝方は-2℃、睡蓮鉢にも薄氷がありました。
 日中の最高気温は17℃と昨日より高くなりましたが、冷たい風が吹き荒れ、寒々しく感じました。



 それでも何か出てこないかと、昨日のルリシジミの場所を回ってみました。
 ルリシジミを1個体見かけた後、ルリシジミの倍ほどの青っぽい飛翔体が翔んできてチャノキに着地しました。
 誇大妄想の私でも、そんな大きさでそんな色のチョウは想像が及びませんでした。
 
ルリシジミ(交尾 左:♀・右:♂ シジミチョウ科ヒメシジミ亜科)
ルリシジミ交尾
 な~~~るでしたね。
 ただ、フィールドでは写真に写っている表翅までは確認できず、嫌がってふて寝している右側の個体が♀と思い込んでしまいました。
 
(上:♀・下:♂)
ルリシジミ交尾
 逆側に回って接写を試みましたが、風が強く葉まで揺らすので、この程度の近さでも♀の翅はブレ気味です。
 
(上:♀・下:♂)
ルリシジミ交尾
 そのうちに翔び立たれ、チャノキの枝込みに潜り込みました。
 そこから更に翔び出そうとして枝に当たったものか、瓦解して♀は翔び去り、♂は寂しそうでした。
 交尾飛翔形式は、←♀+♂(♀優先飛翔)でした。



 ほかには目ぼしいものを見かけませんでしたが、花のお披露目だけしておきますね。
 
テングチョウ(タテハチョウ科テングチョウ亜科)
テングチョウ
 花壇のアルメリアで吸蜜しようかどうか思案中でした。
 
 
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タグ: シジミチョウ科  交尾  タテハチョウ科 

ハンプティ・ダンプティ(越冬蝶(2016-No.4)・新生蝶(2016-No.3))

  
 
 朝方は4℃でそんなに寒い訳はないのですが、暖かさになじんできた身体には厳しいものがあります。
 陽射しはたっぷりでしたが空気が冷たく、なかなか気温が上がりません。最高気温は15℃どまりで午後からは冷たい風が吹き始めました。



 そうは言うものの、陽射しにあふれていたため蝶影は濃く、何だろうと思うようなものも見かけました。
 まずは、春を告げるムシから・・・
 
ビロウドツリアブ(ツリアブ科)
ビロウドツリアブ
ビロウドツリアブ
ビロウドツリアブ
 庭のアセビ(桃花)で吸蜜していて、撮影しようとすると鉢植え(赤花)に移動しました。
 ビロウドツリアブは春先に姿を現わし、ずんぐりむっくりの姿がユニークなので、この時期には毎年追いかけています。
 2015/3/21、2014/3/24、2013/3/25、2012/3/29、2011/3/28がそれぞれお初と変動の幅が小さく、今季もそれなりの時期ですね。
 
 
 
アカタテハ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
アカタテハ
アカタテハ
 鉢植えのアセビ(赤花)にべったり張りついて、かなり長い時間吸蜜していました。
 何があったのか、右前後翅が大きく欠けています。


[越冬蝶出現(初撮)日一覧表]
 20162015201420132012
 月日 順 月日 順 月日 順 月日 順 月日 順
テングチョウ 3/4 1 3/17 1 3/12 1 2/28 1 4/24 7
キタキチョウ 3/5 2 3/17 1 3/17 3 3/7 3 3/29 3
キタテハ 3/5 2 3/22 4 3/17 3 3/6 2 3/3 1
アカタテハ 3/21 4 3/22 4 3/12 1 3/9 4 3/7 2
ウラギンシジミ   3/21 3 3/28 6 8/26 6 6/14 9
ムラサキシジミ   4/24 6 3/17 3 3/9 4 4/15 5
イシガケチョウ   4/27 7  5/5 8 
ヒオドシチョウ   5/30 8 6/4 8  4/17 6
ルリタテハ   6/3 9 5/17 7 10/5 8 4/5 4
クロコノマチョウ   7/11 10 
ヒメアカタテハ   8/14 11 6/13 9 8/27 7 9/6 10
ムラサキツバメ   8/16 12 10/7 10 
※ 我が家周辺で見かけた成虫で越冬するチョウを、今季の初撮日順で整理して
 います。今季まだ見かけていない場合は、原則として昨季の初撮日順です。
 
 
 
 
ルリシジミ(♂ シジミチョウ科ヒメシジミ亜科)
ルリシジミ ♂
ルリシジミ ♂
ルリシジミ ♂
 裏の畑の尾根付近の茶畑の上を2~3個体が翔んでいて、一定ルートを周回しているような感じでした。全て♂で婚活中思われます。
 なかなかとまってくれず、とまってもチョウ敏感です。


[新生蝶初見(初撮)日一覧表]
 20162015201420132012
月日 順月日 順月日 順月日 順月日 順
モンシロチョウ 3/8 1 3/20 3/16 3/16 3/27
ベニシジミ 3/17 2 4/15 3/25 3/16 4/8
ルリシジミ 3/21 3 3/20 3/28 3/17 3/31
コツバメ   3/22 4/3 3/19 4/13
トラフシジミ   4/12 4/14 11 4/16 12 4/15
アゲハ   4/16 3/29 3/30 4/17
ツマキチョウ   4/17 4/10 4/2 4/27 11
ツバメシジミ   4/24 4/12 10 4/1 4/17
ヒメウラナミジャノメ   4/24 4/26 12 4/15 10 4/27 11
モンキチョウ   4/24 3/28 3/25 4/14
スジグロシロチョウ   4/25 11 4/27 13 4/15 10 4/12
ヤマトシジミ   4/26 12 4/9 4/10 4/15
コチャバネセセリ   4/26 12 4/27 13 6/27 16 5/5 14
ツマグロヒョウモン   5/4 14 5/11 15 5/13 14 4/29 13
クロアゲハ   5/5 15 5/6 14 5/13 14 5/7 16
ミヤマセセリ     3/31 5/8 14 5/5 14
※ 我が家周辺で各季の4月末までに見かけた新生蝶を、今季の初見日順で整理
 しています。今季まだ見かけていない場合は昨季の初見日順です。
  ただし、初見が5月以降の場合、この16種内での相対的順位を表示している
 ことがあります。


 ほかに、木下闇からスーッと翔んで出て木下闇に戻っていった茶色っぽい中型より少し大きめのチョウ(ヒオドシチョウと思いたい。)や、黒青っぽい猛スピードで翔ぶ小型のチョウ(ムラサキシジミかな?)などを瞬間的に見かけました。

 明朝は氷点下の予報ですが、日中は本日より気温が高いようなので楽しみです。
 
 
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タグ: アブ  タテハチョウ科  花木  シジミチョウ科 

後の祭り

 
 朝方は11℃、ごく短い時間陽射しもありましたが微雨ながらほぼ一日雨模様で、最高気温は16℃でも寒々しく感じました。



 まずは季節を感じる植物です。
 
ウマノスズクサ(ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属)
ウマノスズクサ
ウマノスズクサ
 昨季挿し木苗を3ポットいただいて、2本を鉢に植え、1本を地植えしました。
 冬には上部が枯れるので、芽出しはいつかと待ち遠しい気持ちでしたが、鉢植えは2鉢とも芽が出ています。

 ウマノスズクサはジャコウアゲハや外来種のホソオチョウの食草で、ホソオチョウはともかくもジャコウアゲハを呼ぶために植えつけたものです。
 
トサミズキ(マンサク科トサミズキ属 2016/3/18)
トサミズキ
 我が家ではサンシュユを追いかけて開花したように記憶していますが、今季は少し遅れています。



 雨のやみ間に庭や周辺をパトロールすると、
 
アケビコノハ
 車庫(元納屋)の窓サッシに枯葉が落ちていました。
 この窓はよくチョウのトラップと化しているのですが、これが枯葉ではないと思うところが私の真骨頂です。(^^ゞ
 
アケビコノハ(ヤガ科エグリバ類)
アケビコノハ
 どう見ても枯葉のようでしたがアカエグリバの例もあり、案の定上からだと腹部の辺りに膨らみが見えました。
 ★若しくは瀕死状態で、外に出して撮影しました。

 ここまではよかったのですが、アカエグリバとは違うという推測はできても、夜PCに落として初見のアケビコノハと気づきました。
 アケビコノハの表翅はオレンジの地に黒い2本の帯状の斑紋があるそうで、気づいていれば翅を開いて撮影したのにと後悔しています。気づいてから懐中電灯持参で探したのですが、残念ながら見つかりませんでした。
 
 
オオアメイロコンボウコマユバチ
(コマユバチ科オオアメイロコンボウコマユバチ亜科 2016/3/17)???
オオアメイロコンボウコマユバチ
 一昨日花が終わりかけのウメに翔んできました。
 初見なのかどうかすら分かりませんが、ハチ目だろうとは思います。(^^ゞ
 
 
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タグ: 野草  花木  トラップ    ハチ 

ベニシジミ羽化(新生蝶(2016-No.2))

 
 暖かくて晴れ間の多かったこの間、後ろ髪を引かれながら出かけていたので、我が家周辺で何が起こっていたのかはさっぱり分かりません。

 午後帰宅して3時を回ってからパトロールしてみました。
 
 
ベニシジミ(春型 ♀ シジミチョウ科モンキチョウ亜科)
ベニシジミ
ベニシジミ
 裏の畑でヒョロヒョロと翔んでいて、枯草にとまりました。
 開翅しても、どこかアンバランスな感じです。
 
ベニシジミ
ベニシジミ
 キウイの幹に移動しました。
 平開する訳でもなくどこか違和感があるので、羽化間もない個体ではないかと・・・
 
ベニシジミ
ベニシジミ
 何のためらいもなく乗ってくれました。
 羽化直後、寝起き、羽化不全個体、交尾中の手乗り四原則はやはり有効のようです。(^^ゞ

 ベニシジミの出現時期は下表のとおり変動が大きく、気温や私のパトロール頻度では説明がつかないようでその要因を考えあぐねています。


[新生蝶初見(初撮)日一覧表]
 20162015201420132012
月日 順月日 順月日 順月日 順月日 順
モンシロチョウ 3/8 1 3/20 3/16 3/16 3/27
ベニシジミ 3/17 2 4/15 3/25 3/16 4/8
ルリシジミ   3/20 3/28 3/17 3/31
コツバメ   3/22 4/3 3/19 4/13
トラフシジミ   4/12 4/14 11 4/16 12 4/15
アゲハ   4/16 3/29 3/30 4/17
ツマキチョウ   4/17 4/10 4/2 4/27 11
ツバメシジミ   4/24 4/12 10 4/1 4/17
ヒメウラナミジャノメ   4/24 4/26 12 4/15 10 4/27 11
モンキチョウ   4/24 3/28 3/25 4/14
スジグロシロチョウ   4/25 11 4/27 13 4/15 10 4/12
ヤマトシジミ   4/26 12 4/9 4/10 4/15
コチャバネセセリ   4/26 12 4/27 13 6/27 16 5/5 14
ツマグロヒョウモン   5/4 14 5/11 15 5/13 14 4/29 13
クロアゲハ   5/5 15 5/6 14 5/13 14 5/7 16
ミヤマセセリ     3/31 5/8 14 5/5 14
※ 我が家周辺で各季の4月末までに見かけた新生蝶を、今季の初見日順で整理
 しています。今季まだ見かけていない場合は昨季の初見日順です。
  ただし、初見が5月以降の場合、この16種内での相対的順位を表示している
 ことがあります。
 
 
 
テングチョウ(秋型 タテハチョウ科テングチョウ亜科)
テングチョウ
テングチョウ
 庭の盛りを過ぎたアセビ(桃花)や裏の畑のウメで、数個体のテングチョウが吸蜜していました。


 ほかには、裏の畑を歩いているとチャノキの間から何個体ものキタキチョウが翔び出してきます。越冬明けでいつでも翔べる状態になっているようです。
 観察中の越冬キタキチョウは2個体になりました。
 
 
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タグ: シジミチョウ科  羽化不全  手乗り  タテハチョウ科 

モンシロチョウお初(新生蝶(2016-No.1))

 
 霧の朝で最低気温は11℃、最近の暖かい日続きでも最低気温が10℃を超えるようなことは初めてです。
 昨日に続いて一日薄曇り、最高気温は17℃どまりでした。



 まずは、春を告げる花。
 
スイセン(ヒガンバナ科スイセン属)
スイセン
 東の花壇でたくさんに増え、一斉に咲きました。
 草丈は10cm前後で、密植すると目立ちます。園芸種のティタ・ティトによく似ていますが、定かではありません。




 昨日も蝶影は見られず、本日もダメかなと思いながらパトロールしました。午前中は収獲ゼロ、午後はキタテハとテングチョウを1頭ずつ見かけた程度でした。

 西隣りの野菜畑では、
 
モンシロチョウ(春型 ♂ シロチョウ科シロチョウ亜科)
モンシロチョウ
 ダイコンの葉にとまってジッとしたままです。
 お隣の畑はかなり広く、イノシシよけにトタン板や鉄条網などで囲われているので近づけず、100mmマクロではこの程度の大きさにしかなりません。

 そうこうしてるとお隣の奥さんが作業に来たので、中に入れてもらいました。すると、あちこちに翔び回り、とまっても近づくとすぐ逃げます。
 
モンシロチョウ
 こんな囲いです。
 
モンシロチョウ
 外に出たので追いかけたのですが、ここまでです。
 撮影の際は気づきませんでしたが、前の草で首切り状態です。(^^ゞ

 モンシロチョウは、過去5年間では3/16~3/27の間がお初ですから1週間ほど早くなっています。

 ところで、「my蝶あるばむ」のgrassmonblue さんが毎年全国のモンシロチョウ初見日を調査しまとめておられます。
 モンシロチョウをご覧になった場合、日付、場所などを連絡してあげてくださいね。
 
 
 
ホソミオツネントンボ(♂ アオイトトンボ科オツネントンボ亜科)
ホソミオツネントンボ
ホソミオツネントンボ
 先日見かけたオツネントンボと同様成虫で越冬するトンボですが、こちらは春になるとこのように青くなります。

 とまったときに閉じた前翅と後翅の斑紋が重なっていればホソミオツネントンボ、1馬身ずれていればオツネントンボという見分け方が分かりやすそうです。


 え~~~番宣です。↓の記事にご注目くださいね。^O^
 
 
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タグ: 草花  シロチョウ科  トンボ 

追っかけの追っかけ

 
 朝方は7℃で、薄曇りの中に薄日が射すようなお天気でした。それなのにもわぁ~~~とした風が吹きつけ、最高気温は2日続きの20℃になりました。
 午後からは更に風が強くなり木々を揺らすほどで、夜には雨になりました。



 これではチョウも翔ばないだろうと思いながらパトロールに出ましたが、裏の畑で見慣れない鳥を見かけました。
 
アリスイ(キツツキ科アリスイ亜科)?
アリスイ
 
(↑のトリミング)
アリスイ
 アリスイなら(でなくても)初見です。
 本州南部以南では冬鳥、本州北部以北では夏鳥だそうです。ツバメより大きく見えたのですが、キツツキ科と言われると嘴のとんがり具合もうなづけます。

 写真では見えませんが、10cmほどの長い舌でアリをなめ取るからアリスイ、珍鳥だそうです。
 
アリスイ
 背中の写真です。ピントが合っていませんが、種識別用とご納得ください。^^;
 縦に太い線(斑紋)が多分3本、尾羽には横に数本の黒線が見えるので、アリスイで間違いなさそうです。



 で、チョウといえば、予想どおりほとんど見かけませんでした。わずかに、
 
キタテハ(秋型 タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
キタテハ求愛行動
 昨日見かけたばかりなのに、裏の畑でもう追いかけごっこをしていました。
 翔ぶスピードが速いので飛翔写真はおっつかず、あの辺だろうと走り寄って見つけました。
 手前が♂のようですが芸達者とはいえず、♀を押さえたような感じでジッとしたままでした。腹端を曲げて交尾を迫っていないかと反対側に回り込もうとしたら逃げられました。(^^ゞ

 キタテハは見慣れたチョウなのに、交尾シーンはもちろんのこと、このような求愛シーンすらこれまで見たことがありません。(注:と思っていた。)

 ♀が♂に直角に構えているのは交尾拒否行動で、♂は頭部で♀の翅を押さえているそうです。
 交尾拒否行動はチョウ先輩諸氏のブログでときどき見かけますが、交尾シーンの撮影は難易度が高いそうです。これをキレイに撮影しているのは「小畔川日記」のダンダラさん、交尾飛翔まで含まれていて流石だなぁと思います。

 ダンダラさんのページには私のコメントがあり、経緯に記憶のないまま逆引きして、5年前に私がキタテハの追っかけごっこを撮影していたことを知りました。^^;


 越冬観察中のキタキチョウは少し場所を移動したものがいますが、4個体とも越冬継続中です。整理しようと思っていたのですが、↑の二つのイベントで先送りです。
 
 
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タグ: 野鳥  タテハチョウ科 

一部越冬明け?(越冬蝶(2016-No.2~3))

  
 
 朝方は7℃と高め、薄曇りの時間帯も多かったのに、最高気温は何と20℃に達しました。



 まずは、春を告げる花。
 
サンシュユ(ミズキ科ミズキ属)
サンシュユ
 この間の暖かさで、あっという間に黄色になりました。



 さて、西隣、下隣の野菜畑を含め時間を見計らって3周したのに、新生蝶は見かけませんでした。

 一方越冬蝶は、
 
キタテハ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
キタテハ
キタテハ
 裏の畑のナンコウウメで吸蜜中です。
 口吻の先端は、子房下部の蜜線まで届いているようです。
 
キタキチョウ(秋型 ♂ シロチョウ科モンキチョウ亜科)
キタキチョウ
キタキチョウ
 同一個体ですが、玄関先のアブラナからオオイヌノフグリに移動して吸蜜しています。
 吸蜜しているところから、この個体は越冬明けと思われます。


 で、懐かしい表です。

[越冬蝶出現(初撮)日一覧表]
 20162015201420132012
 月日 順 月日 順 月日 順 月日 順 月日 順
テングチョウ 3/4 1 3/17 1 3/12 1 2/28 1 4/24 7
キタキチョウ 3/5 2 3/17 1 3/17 3 3/7 3 3/29 3
キタテハ 3/5 2 3/22 4 3/17 3 3/6 2 3/3 1
ウラギンシジミ   3/21 3 3/28 6 8/26 6 6/14 9
アカタテハ   3/22 4 3/12 1 3/9 4 3/7 2
ムラサキシジミ   4/24 6 3/17 3 3/9 4 4/15 5
イシガケチョウ   4/27 7  5/5 8 
ヒオドシチョウ   5/30 8 6/4 8  4/17 6
ルリタテハ   6/3 9 5/17 7 10/5 8 4/5 4
クロコノマチョウ   7/11 10 
ヒメアカタテハ   8/14 11 6/13 9 8/27 7 9/6 10
ムラサキツバメ   8/16 12 10/7 10 
※ 我が家周辺で見かけた成虫で越冬するチョウを、今季の初撮日順で整理して
 います。今季まだ見かけていない場合は、原則として昨季の初撮日順です。

 過去5年間で見る限り、暖冬と言われている今季でも出現時期はそれほど早まってはいないようです。


 ↑のキタキチョウを見かけて、お昼前には全員集合していた観察継続中の4個体(注:昨日は見つけ損なっただけ)を確認しましたが、午後2時過ぎには、
 
キタキチョウ
キタキチョウ
 裏の崖で一昨日見つけ、昨日見つけ損なった個体です。よく似た場所がいくつもあり、肥料袋が吹き飛ばされたのは別の場所でした。(^^ゞ

 午後2時過ぎにはこの個体がいなくなっていましたが、今度は見つけ損なった訳ではありません。
 
キタキチョウ #03
キタキチョウ
 前面にクモが巣を作っています。
 チョウが翔ぶようになれば、天敵も対応して活動を開始するということでしょうか。
 
 
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チョウは舞うけど(越冬蝶(2016-No.1))

 
 朝方は霧の0℃、昨日よりも暖かく最高気温は18℃になりました。



 連日の暖かさですからそろそろ新生蝶も見られるかと、西隣りや下隣りの野菜畑までパトロールしましたが空振りです。

 そうは言いながらも、越冬蝶が翔んでいるのを久しぶりに見かけました。
 
テングチョウ(タテハチョウ科テングチョウ亜科)
テングチョウ
 ムラサキ・ポイントでムラサキシジミを探していると、どこからか翔び出してきてカシ類の葉上にとまりました。
 今年初めてのテングチョウです。ただし、モデルになってくれたのはこの1枚だけでした。

 ほかに、キタテハ1~2頭、キタキチョウ1頭、不明な黒っぽいチョウ1頭が翔んでいましたが、とまりもしないので撮影できませんでした。


 キタキチョウも翔んでいたので、越冬観察中の4個体はどうなっているかとお昼前に確認しました。
 
キタキチョウ #02・#03(シロチョウ科モンキチョウ亜科)
キタキチョウ
 裏の崖のこの2個体を含め、4個体とも大きな変化はありませんでした。

 午後のパトロールで遠めには右側(東側)の#03が見つけられませんでした。
 
キタキチョウ #03
キタキチョウ
 かなり探して、↑の右端のシダの茂みの更に右側(東側)で見つけました。
 斑紋から同一個体と思われ、午後風が強くなって元の場所にカヤが落ちてきたので、驚いて移動したものと思われます。

 裏の崖で昨日見つけたキタキチョウの居場所には肥料袋が飛んできていて、こちらはどこに移動したのか見つけられませんでした。

 したがって、観察継続中のキタキチョウは3個体になりました。
 
 
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