★になった

 
 少し風邪気味の上、天候も芳しくないこともあってパトロールを中断していましたが、久しぶりに出てみました。



 越冬しているハズの他のチョウは見当たらず、キタキチョウの様子です。

 前回のパトロールは1/12だったのですが、Dブロック(東の畑の東向きの崖の崩土から北側(右側))崖前の畑のワラビの葉裏のD-02が見えなくなっていました。死骸は見当たらず、ワラビの上などに剪定した木の枝がかぶさっていたので、驚いて逃げたのかも知れません。
 この段階での継続観察個体は7頭になっていました。
 
 
キタキチョウ(★ 2015/1/12)
キタキチョウ ★
 1/3に見つけた★個体です。
 ずい分傷んできていますが、複眼は少し茶色がかった程度です。
 ★になれば翌日には複眼が飴色になると教えていただいたのですが、そういう色になるのが遅れているのかも知れないと観察を続ける予定でした。
 ですが、本日の段階では、風に飛ばされたのか付近には見当たりませんでした。
 
 
キタキチョウ B-03?(★ ♀)
キタキチョウ
 Bブロック(我が家裏の南向きの崖の東(向かって右側)半分)で、すぐ上のコシダにぶら下がっていて、1/12に生存を確認している個体です。
 現場写真で、翅は裏返っています。腐敗の進行によるためか複眼も真っ黒になっており、↑の★個体の経過日数(10日間)と比較すると変化の度合いが違いすぎる気がします。
 
キタキチョウ
 確認のため移動させましたが、摘み上げると翅はバラバラになり、腹部は全て頭部も一部欠けていて、寒さでやられたようにありません。★になる前後に何かに襲われたのでしょうか。
 しかも、外観からは♂と識別していたのに、性標は確認できませんでした。
 
 
キタキチョウ 左:B-01・右:B-02
キタキチョウ B
同じBブロックで、コシダに潜って2頭とも健在です。
 
 
キタキチョウ 上:F-01・下:F-02
キタキチョウ
 Fブロック(東の畑の崖上の里道上部、お隣の元茶畑の東向きの法面)で枯れススキを遮蔽物にして2頭とも健在です。
 F-02はかなり弱っている印象を受けました。


 1/12には安否確認していたC-01とD-01も本日段階で見えなくなっており、死骸は見当たりませんでした。
 以上の結果、継続観察個体は3頭減り、計4頭になってしまいました。
 
 
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★になる?

 
 一昨日の雨のあとの寒の入り、心なしか寒さが余計に身にしみる気がします。



 変化が見られたキタキチョウ個体のみです。
 
キタキチョウ(★ 2014/1/7)
キタキチョウ ★
 1/3に見つけた★個体です。

 この写真の段階でまる4日が経過していますが、複眼は黄色のままです。腹部の一部が何かに食いちぎられ、そこから腐敗しかけているようです。
 なお、本日も目に見えるほどの変化はありません。
 
 
D-01(♀ 2014/1/7)
キタキチョウ D-01
 Dブロックで一旦落ちてから這い上がった個体です。
 前日の雨が一時的に強かったので、退避したのか少し動いています。撮影には好適で、初めて接写できました。やはり♀でした。
 触角は半格納、前脚も使って必死でぶら下がっているような印象です。
 
 
D-02(♂ 2014/1/7)
キタキチョウ D-02
 崖面でなく崖前の畑のワラビの葉裏の個体です。
 前日の雨が原因か地面に落ちていて、横倒しで枯草に埋もれていました。現場写真を撮影しておけばよかったのですが、★第2号になったかの気持ちが先行して摘み上げてしまいました。
 鑑識が来たら大目玉を食らうところでしたね。(^^ゞ

 ところが、摘み上げると必死で脚を動かします。生きていたのだと元のワラビの葉裏にとまらせました。本日もしっかりぶら下がっていました。
 干渉しないことを原理原則としていますが、うっかり摘み上げたのでやむを得ません。


 継続観察個体は、本日段階でも計8頭のままです。
 
 
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目の黄色いうちは

 
 朝方の最低気温は0℃でしたが、日中は冷え込みゆるんで13℃に達しました。


 この陽気にひかれたのか、
 
テングチョウ(♀ タテハチョウ科テングチョウ亜科)
テングチョウ ♀
 陽射しがあって暖まっていたからか、花壇のボーダーにしているブロックで越冬中のテングチョウが日向ぼっこしていました。
 (枯れ)枝や枯草の先端部分を注意して探すのですが、静止している姿を一向に見つけられません。どこに戻るのか見極めようと見守っていたのですがすぐ見失いました。



 そしてキタキチョウです。
 まず、1/3に見つけた★個体ですが、通常なら土に返すところを今回はそのまま放置しました。
 
キタキチョウ(★ 2014/1/4)
キタキチョウ ★
 
(2014/1/5)
キタキチョウ ★
 もちろん水滴コロコロです。(ちゃうちゃう!)(^^ゞ

 ★になると複眼が真っ黒になるのですが、どのくらいの時間経過でそうなるのだろうと調べてみました。ところがまる1日、2日たっても複眼は黄色のまま、流石に斑は消えているようですが黒くなりません。
 とすると、黒くなるのは死が直接の原因ではなく、腐敗の進行によるものと思われますがいかがでしょうか。
 
 
キタキチョウ(B-03 ♀ 2014/1/4)NEW!
キタキチョウ
 Bブロックの崖の2頭より東側少し低い場所で見つけました。
 実は12月中に見つけていたのですが、観察しやすい場所なのに見つからなかった再発見個体のようです。


 継続観察個体は1頭増え、計8頭になりました。
 
 
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寝雪(続き)

 
 積雪量が4~5cmだった昨日、↓の記事の続きです。



[Bブロック(2個体)]

 我が家裏の南向きの崖の東(向かって右側)半分で、コシダが群生しています。
 
キタキチョウ(左:B-01 ♀・右:B-02 2015/1/3)
20150103-kitaki-B.jpg
 雪の影響でコシダの垂れ下がり具合が変わったようで、2ショットが何とか可能になりました。
 相変わらずB-02の♂♀は識別できていません。



[Cブロック(1個体)]

 東の畑の東向きの崖の崩土から南側(左側)です。
 
C-01(♀ 2015/1/3)
20150103-kitaki-C-01.jpg
 2日の状況とあまり変化がありません。



[Dブロック(2個体)]

 東の畑の東向きの崖の崩土から北側(右側)です。
 
D-01(♀ 2015/1/3 8:39)
20150103-kitaki-D-01-01.jpg
20150103-kitaki-D-01-02.jpg
 雪の塊などと連れ落ちしたのか、地面とほぼ水平になって露出した木の根?にしがみついていました。
 これが雪に寝ていた(寝雪)第2号です。(^^ゞ
 
(2015/1/3 8:48)
20150103-kitaki-D-01-03.jpg
 10分足らずで2~3cm這い上がりました。
 
(2015/1/3 10:53)
20150103-kitaki-D-01-04.jpg
 一応安定したようですが、これでは雨や雪がしのげそうにありません。
 
(2015/1/4 10:51)
20150104-kitaki-D-01-05.jpg
 本日の状況です。
 1枚目の写真右端のワラビの葉裏に移りました。気温などから翔び移ったとは思えず、枯草などを伝って移動したものと思われます。
 
 
D-02(♀ 2015/1/3 8:38)
20150103-kitaki-D-02-01.jpg
 崖の前の畑です。
 雪に閉じ込められていますが、こぼれ種(胞子)で生えたワラビにぶら下がっているハズです。地上高15cmほどの場所です。
 
(♀ 2015/1/3 11:20)
20150103-kitaki-D-02-02.jpg
 雪が融けてのぞけました。健在です。
 ワラビが空間を確保していたため、特段の影響はなさそうです。



[Fブロック(2個体)]

 東の畑の崖上の里道上部、お隣の元茶畑の東向きの法面です。
 
F-01(♂ 2015/1/3)
20150103-kitaki-F-01.jpg
 ススキが倒れ具合が変化し、やっと撮影できました。
 
F-02(2015/1/3)NEW!
20150103-kitaki-F-02.jpg
 F-01のごく近くで深く潜っています。
 以前この場所で3頭を見かけていたので、再発見個体と思われます。


 継続観察個体は1頭増え、計7頭になりました。
 
 
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寝雪

 
 昨日の雪は午前中の陽射しでほとんど融けてしまっていたのですが、朝起きるとまた雪が積もっていました。昨夜は月も星も見えていたのに、予報どおり夜半に降ったようです。


 積雪量は昨日より気持ち少なめでしたが、それでも4~5cmになっていたでしょうか。冷え込みの厳しい当地ですが雪が積もるのは年2~3回なので、ソレッ!でキタキチョウのパトロールです。


 大晦日段階の6個体は全て確認し、新たに1個体を(再)発見しましたが、それは明日の記事にさせてください。
 
 
キタキチョウ X(★ 秋型 ♀ 10:55)
キタキチョウ ★ 秋型 ♀
 Dブロック(正面の崖)とEブロック(写真右の三角形部分)の境の辺りで黄色いものが横たわっていました。
 継続観察中の6個体は全て確認済みだったので、見逃していた越冬個体が雪の塊か枯草などと連れ落ちしたたのだろうと思いました。
 
キタキチョウ ★ 秋型 ♀
 よく見ると、翅裏が内側になっていて★のようです。

 キタキチョウの越冬観察4季目ですが、これまで★を見かけたのは2012/3/10の1回のみで、★になって期間が経過したものだったのでどうなっていたかはよく分かりません。
 ただ、クモに捕まえられた時同様に翅裏が内側になっていたことがあり、その際は暴れないようクモが折り畳んだのだろうと推測していましたが、毒液注入のショックで条件反射的にそうなったのかも知れません。
 
キタキチョウ ★ 秋型 ♀
 つまみあげると、錯覚かも知れませんが脚が動いたようでしたから、瀕死の状態だった可能性はあります。ただ、その後はピクともしませんでした。
 外見で♀と識別できましたが、前翅表の後縁白色部分に性標がないのでやはり♀でした。

 年明けの寒さ続きで力尽きたものと思われます。
 
 
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シダに雪折れなし

 
 予報は外れ、夜半に雪はありませんでしたが、それでも朝方には5~6cm積もっていました。


 雪中蝶の様子です。↓の記事と照らし合わせながらお読みください。
 そうでなくても足場が悪く、滑らないよう気をつかいながらの撮影なので十分な写真にはなりませんでした。(ウデ?)(^^ゞ
 
 
キタキチョウ B-01
雪中キタキチョウ
 
B-02
雪中キタキチョウ
 崖面そのものの降雪は少なくても、上からずれ落ちることがあるので、降雪量が多いと一緒に落ちることもありそうです。
 2頭同時のアングルは見つけられませんでした。
 
 
C-01
雪中キタキチョウ
 こちらもほぼ同じ状況です。
 
 
D-02の場所
20150102-kitaki-D-02.jpg
 地面に近い平坦な場所ですから、雪が十分に積もっています。こういう状況を見ると、崖を越冬場所としている理由が分かりますね。


 D-1はススキが倒れていて確認できず、F-1は目視で確認しましたが写せませんでした。
 
 
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タグ: 自然・季節  シロチョウ科  蝶(越冬) 

思い込みを排す

 
 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。



 朝方は1℃、午前8時頃山からの初日の出も見られました。
 なかなか気温は上がらずお昼でやっと5℃、午後3時頃には急に薄暗くなったかと思うと吹雪いて、あっという間に一面真っ白になりました。
 午後10時現在一旦雪は上がっていますが、それでも数cmは積もっています。



 越冬中のキタキチョウの大晦日の様子です。


[Aブロック(0個体)]

 裏の崖の西側の窪地の周辺です。
 例年1~2個体が越冬に成功していて風除けにも幸便の場所だと思うのに、この冬はほとんど見かけません。


[Bブロック(2個体)]

 裏の崖の東方向への続きで、コシダが群生している場所です。
 
キタキチョウ(左:B-01・右:B-02 2014/12/31)
20141231-kitaki-B-01.jpg
B-01(♀ 2014/12/31)
20141231-kitaki-B-02.jpg
 かなり奥に潜り込んでいて、ここにいると探してもすぐには見つかりません。
 B-02の♂♀は識別しかねています。


[Cブロック(1個体)]

 東の崖の崩土から南側(左側)です。
 
C-01(♀ 2014/12/31)
20141231-kitaki-C-01.jpg
 この場所にはたくさんいたのですが、風の当たりが強い上、枯草や枯葉が落ちてくるので、大部分は移動したのか1頭だけになっています。


[Dブロック(2個体)]

 東の崖の崩土から北側(右側)です。
 
D-01(♀ 2014/12/31)
キタキチョウ
 以前からもぐりこんでいた個体で、相変わらず撮影のアングルがありません。
 
D-02(♀ 2014/12/31)
キタキチョウ
 崖の前の畑にこぼれ種(胞子)で生えたワラビにぶら下がっています。地上高15cmほどの場所です。


[Eブロック(0個体)]

 東の崖からほぼ直角に曲がった斜度30度程度の南向きの斜面です。ヒヨドリバナ畑になっていた場所で、背後は少し離れて竹やぶになっています。
 
?(2014/12/31)
キタキチョウ
 カマキリの卵のあるチャノキの奥に潜っていると疑いもしませんでした。
 トリミングしたクローズアップを見ると、白斑が、鋸が・・・(^^ゞ


[Fブロック(1個体)]

 東の崖上の里道上部、お隣の元茶畑の法面です。
 
F-01(♂ 2014/12/31)
キタキチョウ
 元茶畑に茂っているススキが倒れてきて、3頭のうち2頭は見つかりませんでした。


 11月中は移動が激しかったのですが、12月入って気温の急低下、強風悪天候続きのためか、草むらに潜り込んだもの、移動したものなどで継続観察個体は計6頭になりました。
 例年からみると少ない訳ではありませんが、A~Fブロックだけでもまだまだ見逃しているものがありそうです。


 予報では夜半も雪、明日は雪中蝶が期待できそうです。
 
 
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