ウスタビガ(10-11月の虫たち ガ編)

 
 朝方は5℃、午前中は陽射しもありましたが気温が上がらず、お昼前から雲が広がって、最高気温は11℃どまりでした。




 極度の寒がりですから、こんな日はチョウも姿を見せないだろうとパトをサボりました。
 そうなると在庫虫の連採となります。
 
 
ウスタビガ(♂ ヤママユガ科ヤママユガ亜科)
ウスタビガ
 昨夜玄関灯に誘われてタイル壁に張りついていて、一応フラッシュを使って撮影したものの限界(ウデ?)がありますので、朝まで居残ってねとお願いしておきました。
 開張110mmほどの大型のガで、羽化したてなのか傷みが見えません。ウスタビガの繭は時々見かけますが、成虫はこれが2度目です。
 
ウスタビガ
 触角が見えなかったので、乗ってもらいました。宝石などと同じで素手で触るのはためらわれますので、白手袋を着用しています。(^^ゞ
 触角は両櫛歯状(櫛歯が両側にある)なので♂です。
 
ウスタビガ
 閉翅してくれました。体中フサフサです。
 
ウスタビガ
 降りてもらおうと思っても手袋を離そうとしませんので、半ば無理矢理センリョウの葉に降ろしました。
 裏側の全体写真はこんな感じで、腹部の凹んだ箇所は生殖器だろうと思われます。
 
 
ミノウスバ(♀ マダラガ科マダラガ亜科 2017/11/3)
ミノウスバ
ミノウスバ
 庭の支柱にとまりました。見たいと思っていた種で初見です。
 腹端の毛を除けば、体長は15mm程度の小さなものです。

 日中活動し、食草はニシキギ科なので庭のニシキギに産卵に訪れたものかも知れません。
 羽化は秋のみの年1回ですから、これもオータム・エフェメラルでしょうか。(^^ゞ
 
 
フサヤガ?(ヤガ科フサヤガ亜科 2017/11/11)
フサヤガ
 玄関灯に誘われて、次の日のお昼過ぎまで軒下に張りついていました。

 腹部をシャチホコのように反らしてとまっていて、腹端には飾り?があり、翅の紋様も特徴的だからすぐ分かると思いましたが、図鑑サイトで調べてもそれらしいものにすら突き当たりません。
 仕方がないので、jpmothの「新・蛾像掲示板」で教えていただきました。もちろん初見です。

 たた、同亜科にそっくりさんのコフサヤガがいて、「似た蛾の比較図鑑」にも掲載されているほどですから、両者のいずれかや、触角が見えない状態での♂♀の識別は困難です。
 
 
キバラエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科 2017/10/31)
キバラエダシャク
 ムラサキ・ポイントで見かけました。初見です。
 色合いは個体差が大きいそうです。
 
 
アカエグリバ(ヤガ科エグリバ類 2017/11/7)
アカエグリバ
 裏の畑の東隣との境界付近の薮(元茶園)で見かけました。体長は40mmほどでしょうか。
 この背景でこんなものを見つけるのですから、スゴイですねぇ(自分で言うな!)(^^ゞ
 
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ぶら下がり?(10-11月の虫たち トンボ・カメムシ編)

 
 うっすらの霧の朝は7℃、陽射しはありましたが西寄りの風が冷たく、最高気温は17℃でした。




 越冬ウラギンシジミ2個体、越冬・寝相キタキチョウ都合5個体には特段の変化がなく、ほかに見かけたチョウは少なめでした。



 で、在庫虫です。
 
 
クロイトトンボ(♀ イトトンボ科クロイトトンボ属 2017/10/8)
クロイトトンボ
 裏の畑で見かけました。初見です。
 我が家周辺には水辺や水田などがなく、トンボの仲間特に細身のトンボはほとんど見かけません。こんなものがいたのかというのが感想です。
 
クロイトトンボ(♀ 2017/11/3)
クロイトトンボ
 約1箇月後に再会しました。この時も初見と思いました。(^^ゞ
 私の記憶は3箇月と持たないことが証明されたのはそう以前のことではありませんが(もういつか何のときか忘れています。)、更に1箇月さえ持たないことがここで証明されました。(^^ゞ

 流石に同一個体ではないと思いますが、どこから来ているのか気になります。
 
 
オツネントンボ(♂ アオイトトンボ科オツネントンボ属 2017/10/31)
オツネントンボ
 これも裏の畑です。
 
 
ホソミオツネントンボ(♂ アオイトトンボ科ホソミオツネントンボ属 2017/11/2)
ホソミオツネントンボ
 ムラサキ・ポイント付近で見かけました。
 
ホソミオツネントンボ(♀ 2017/11/10)
ホソミオツネントンボ
 こちらは裏の畑です。

 オツネントンボとホソミオツネントンボはソックリですが、識別点は翅を閉じた場合、縁紋(えんもん:翅の前縁の端近くにある小さな紋様)がずれていればオツネントンボ、重なっていればホソミオツネントンボです。

 「カメラとビデオを棒にくっつけて」の「オツネントンボとホソミオツネントンボを見分けられるかな?」の記事が分かりやすいのでご参照ください。
 ♂♀の識別点も載っています。

 オツネントンボとホソミオツネントンボはいずれも成虫で越冬し、真冬でもしばしば見かけますので、↑を踏まえて観察いただければ、冬の寒さも忘れる(かな?)と思いますよ。(^^ゞ
 
 
アミガサハゴロモ(ハゴロモ科 2017/10/18)
アミガサハゴロモ
 ムラサキ・ポイントで見かけました。
 1辺10mmほどの三角形で、前翅の白斑が特徴です。

 2016/10/26の初見の際、これがベッコウハゴロモのバリエーションの一つと思い込んで以来、最近まで別種とは気づきませんでした。
 
 
アオバハゴロモ(アオバハゴロモ科 2017/11/12)
アオバハゴロモ
 東の畑のシキビ(シキミ)にぶら下がっていて、ウラギンシジミの真似かい?と思いながら撮影しようとして、手前のゴミらしいものがクモと気づきました。
 クモはカニグモの仲間のようですが、ガザミグモの♀でしょうか。
 
 
ヒメホシカメムシ(幼虫 オオホシカメムシ科 2017/10/25)
ヒメホシカメムシ
 ここ最近、クサギカメムシなどが大発生し、洗濯物についたりして屋内にも入ってきて難儀しています。

 これは玄関ポーチで見かけ、黒点が散らばっているのが特徴的だったのですぐ同定できると撮影しました。ところが、図鑑サイトには似たものすら見つからず、ふと思いついて幼虫を調べたらすぐ見つかりました。
 図体は結構大きいし、態度はデカイし、とても幼虫とは思えませんでした。^^;
 
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ハンミョウの色彩変異

 
 朝からの雨で最低気温は少し高めの14℃、一時的にやみ間がありましたが最高気温は16℃とさっぱり上がりませんでした。




 台風21号の被害を受けた簡易水道も復旧し、道路も一部片側ながら通行可能となりました。皆様にはご心配いただきましてありがとうございました。

 ただ、我が家の直接的な被害はほぼ皆無と認識していましたが、大変な被害があることが判明しました。
 
倒木(2017/10/26)
倒木
 裏の畑の尾根続きのカシ類の木が、西隣の畑側(南側)に倒れていました。
 この木は樹皮が自然に剥落するようなかなりの古木で、倒れても意外ということはなく、またその畑には建物もなく、桜や柿の木がありますが直撃は免れていて、片づけの手間だけが必要な程度です。

 それなら何が大変かというと、

 ① この木には樹液酒場No.3があり、オオムラサキが複数で集まっていたこと。
 ② この木はジャノメ・ポイントを北側から形成しており、枝葉が南側部分を覆っ
  ていて、ジャノメ・ポイントの環境変化が予想されること。

の2点で、私にとっては大事件です。(^^ゞ

 笑い話で済めばそれが何よりですが、また台風が襲来するそうなので被害が広がらないことを願うばかりです。




 さて、雨の日の虫頼みですが、これは昨日のことです。
 
ハンミョウ(色彩変異型 オサムシ科ハンミョウ亜科 2017/10/27)
ハンミョウ緑色変異型
ハンミョウ緑色変異型
 車庫前の砂利敷きの広場で見かけました。幾分勾配があるので、この部分の砂利を除去して流れないようにしていて土の部分が見えています。

 緑がかっていたので色彩変異型だと気づき、証拠写真を押さえた上で慎重に近づきました。ただ、正面からではこれ以上近寄らせてもらえませんでした。

 ハンミョウには、稀に赤色が金緑色になる色彩変異型(ab.viridissima)や金属光沢のない色彩変異型(ab.konoi)がいて、私も金緑色の色彩変異型をお出かけの際一度だけ庭で色彩変異かどうか微妙な個体をこれも一度だけ見たことがあります。
 改めて検討すると、庭の場合も金緑色の色彩変異型と思われます。

 ↓の普通種と見比べてくださいね。
 
 
ハンミョウ(普通種 2017/10/27)
ハンミョウ
ハンミョウ
ハンミョウ
 色彩変異型に飛ばれ、砂利上に降りたと確認して撮影するとあれ?でした。
 さっきの色彩変異型は光の加減か気の迷いだったのかと首をかしげながら、それでもハンミョウは好きな虫ですからしつこく追い回しました。(^^ゞ

 普通種の首巻や腹帯は赤(朱?)色ですが、色彩変異型では金緑色になっていて、雰囲気がかなり違っています。

 この夏、裏の崖の崩れた部分の土留め工事をした際車庫前に砂利を追加して敷いてもらったので、今季はハンミョウをよく見かけるようになりましたが、2頭同時に見かけたのはお初です。
 怪我の功名でしょうか。^O^
 
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タグ: 樹液酒場  ハンミョウ 

吊虻(9-10月の虫たち 残り物編)

 
 雨の朝で13℃、お昼を過ぎてもやみ間は一切なく、最高気温は16℃と薄ら寒い一日でした。
 昨日から電気ストーブを使い始めて部屋の温度が下がれば間欠的に使っていましたが、本日は石油ストーブに切り替えました。




 困った時の虫頼みも、これだけ雨続きにだと在庫が払底し、今回が当面の最後になります。
 
 
ニトベハラボソツリアブ(交尾 左:♀・右:♂ツリアブ科 2017/10/10)
ニトベハラボソツリアブ交尾
 
(↑のトリミング)
ニトベハラボソツリアブ交尾
 東の畑の法面上の里道沿いで、交尾飛翔しながら♀がイヌタデで吸蜜中です。
 体長は15mm前後と小さくてひっきりなしに移動するので、ピント合わせがままなりませんでした。これがズングリムックリのビロウドツリアブのお仲間とはとても思えません。

 交尾飛翔の場合は♂♀のいずれか一方が翅を動かすものですが、これは双方が翅を動かしています。
 ♂がどこか静かなところへ行こうよと言っても、♀はまだ食べるのあんた一人で行きなさいよと答えるの図でしょうか。(^^ゞ

 さて、ニトベハラボソツリアブにはそっくりのスズキハラボソツリアブという種がいて、少し小ぶりだけど過去に見かけたことのあるスズキハラボソツリアブかなと思っていました。
 改めて調べると、相違点は脚全体が黒くて膝?辺りが黄色いのがニトベハラボソツリアブで、太もも?が黄色く黒い部分が少ないのがスズキハラボソツリアブということでした。

 これにより、スズキハラボソツリアブとしていたもののうち、2013/9/16のものはニトベハラボソツリアブの誤りで、2012/09/27はスズキハラボソツリアブで正しいと判明しました。
 再会を念願していましたが、ニトベハラボソツリアブでも4年ぶりです。
 
 
ベッコウハゴロモ(ハゴロモ科 2017/10/7)
ベッコウハゴロモ
 石垣下のカラムシ畑で見かけました。小さくて一辺が10mm前後の三角形です。
 ベッコウハゴロモの紋様は個体差が大きく、これこれも同じ種です。
 
ベッコウハゴロモ
 横から見ると、科は違ってもアオバハゴロモ(アオバハゴロモ科)の親戚だとうなずけます。
 
 
ヨツボシクサカゲロウ?(クサカゲロウ科 2017/10/3)
ヨツボシクサカゲロウ
 ムラサキ・ポイントで見かけました。
 クサカゲロウの仲間はどれもよく似かよっていますが、後頭部に黒点があるクサカゲロウとは違うことだけは分かります。
 
 
アオモンイトトンボ(♂ イトトンボ科アオモンイトトンボ亜科 2017/9/30)
アオモンイトトンボ
アオモンイトトンボ
 ジャノメ・ポイント付近で見かけました。
 我が家周辺では数少ない細身のトンボです。
 
 
コカマキリ(カマキリ科カマキリ亜科 2017/10/13)
コカマキリ
 庭の通路で見かけました。コカマキリは、今季お初です。
 体長は50mm余りでしたからもう成体なのでしょうね。鎌の裏側に三色旗があるのですが、今回は見せてくれませんでした。
 
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タグ: アブ  交尾  カメムシ  カゲロウ目・アミメカゲロウ目  トンボ  カマキリ 

たまには大物(9-10月の虫たち ガ編)

 
 朝方は曇り空の16℃、お昼過ぎから雨が落ちてきて、降ったりやんだりで最高気温は20℃どまりでした。




 これだけ雨模様続きだとどうにもなりません。予報では、なんと10/23まで晴れマークがありません。とすると・・・(^^ゞ
 
 
オビガ(♂ オビガ科 2017/10/11)
オビガ
 夜、玄関ポーチに飛来しました。
 開張60mm弱、最近にないかなりな大物です。

 似たようなものが多いシャクガ科かカギバガ科だろうと探しましたが、見つかりませんでした。
 そもそもオビガ科なんて全然覚えがないなぁと思っていたら、国内ではオビガだけで1科1種だそうです。
 
 
クビシロノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科 2017/10/9)
クビシロノメイガ
 これも夜の玄関ポーチです。
 開張20mm弱、ノメイガ亜科らしい姿で特徴的な斑紋ですから、案外たやすく同定できました。名前は首白ですが、この個体は白くありません。


 誘蛾灯効果でオオミズアオやシンジュサンの飛来を期待していましたが、もう時期を過ぎたので大型なら何でもどうぞの気分です。(^^ゞ
 
 
コスカシバ(スカシバガ科スカシバガ亜科 2017/10/7)
コスカシバ
コスカシバ
 日中、裏の畑のエゴマでしきりに吸蜜していました。
 体長は20mmほどでそう大きくはありませんが、翅先の色合いが印象的です。

 ドロバチ(スズメバチ科ドロバチ亜科)の仲間に擬態しているそうですが、少なくてもガとは見えません。
 
 
オオスカシバ(スズメガ科ホウジャク亜科 2017/9/19)
オオスカシバ
オオスカシバ
 定番です。庭のブッドレアで見かけました。
 ↑のコスカシバとは大小ですが、科は別で縁遠いようです。

 食草のクチナシにとまって産卵する姿は2回ほど見かけたことがありますが、静止した姿を見たことがありません。
 
 
ホシホウジャク(スズメガ科ホウジャク亜科 2017/9/18)
ホシホウジャク
 これはもっと定番です。花壇のペンタスで吸蜜中です。
 食草のヘクソカズラなどが裏の畑にしかないからか、オオスカシバよりもっとよく見かけるのに産卵シーンを見たことがありません。
 
ホシホウジャク(2017/10/10)
ホシホウジャク
 朝、ジャノメ・ポイントを南側から形成するシキビの枝込みで静止していました。
 真上から撮影したかったのですが、敏感で奥に潜られてしまいました。

 7年間気にかけながら観察し、ホバリングはその度撮影していますが、静止姿は実に初見です。スタイリッシュでシブ美しく感じました。
 
 
チャドクガ(ドクガ科 2017/10/5)
チャドクガ
 朝、玄関ポーチで見かけました。

 チャドクガと言えば、ツバキやサザンカの葉裏に幼虫がビッシリついていて、刺された方もいらっしゃるかもしれませんね。
 頭や脚に毛が密生していて、一見してドクガ科の特徴がうかがわれた(別科でも似ている姿のものはいる。)ので、撮影後丁重にお引取り願いましたが、これがチャドクガの成虫とは知りませんでした。成虫でも毒を持っているそうです。

 チャドクガの成虫は初撮で、多分初見だろうと思っています。まぁ、幼虫も駆除したことはありますが撮影したことはありません。(^^ゞ
 
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タグ:   ホウジャク 

捕食者たち(9-10月の虫たち)

 
 朝方は18℃、時おりパラつく曇り空で最高気温は22℃、最低気温は24時となるパターンです。




 パトに出ようとするとパラパラと遣らずの雨、結局見回らずじまいですから、困った時の虫頼みとなります。
 
 
左:ヨツボシホソバ(♀ ヒトリガ科コケガ亜科)
右:ニホンアマガエル(アマガエル科 2017/10/7)
ニホンアマガエル
 夜の玄関ポーチには、玄関灯に誘われたガなどの虫たちが集まり、それを狙ってヤモリ、カエル、カマキリなどが待ち構えます。

 この日は、ずっとここに居続けのニホンアマガエルが、ショウを繰り広げてくれました。
 
ニホンアマガエル
ニホンアマガエル
 いかにも狙っている雰囲気でジリジリとヨツボシホソバの後方に回り込みました。
 
ニホンアマガエル
 ヨツボシホソバの後にピタッとくっつきました。

 この間、↑の写真にいたダンゴムシを、行きがけの駄賃とばかり目にもとまらぬ速さでペロリとやりましたが、想定外の動きだったのでとらえ切れませんでした。
 フラッシュを焚くとシャッター速度は最大1/250にしかなりませんので、撮影できたとしても動きが追えているかどうかは難しいところでしょうか。
 
ニホンアマガエル
 流石にヨツボシホソバは上方に動きましたが、危機と感じていないのか少ししか離れません。
 ところが、ニホンアマガエルの進行方向が反れています。
 
ニホンアマガエル
 ↑の写真段階で飛来したウンカらしいものに照準を定めたらしく、またペロリでした。
 その動きに危機を覚えたのか、ヨツボシホソバは更に移動しました。

 ニホンアマガエルがまたヨツボシホソバの方向に向き直りました。この結末は知りませんが、ピタッとくっついても襲わなかったこの間の経過から、ニホンアマガエルは捕食する意思も気力もないと判断して撤収しました。(^^ゞ
 
 
ニホントカゲ(トカゲ科 2017/10/4)
ニホントカゲ
 ペンタスの株元に潜んでいたニホントカゲが、ツチイナゴを捕まえています。
 この後は、再度株元に隠れて食べていました。

 ところで、今季はツチイナゴが大発生したのか、裏の畑を歩いていると跳び出すもののほとんどがツチイナゴでジャマ者でした。
 ツチイナゴは成虫で越冬するので、この調子なら真冬でも歩くと跳び出してくるのではないかと気にかかっています。
 
 
ササグモ(ササグモ科 2017/9/15)?
ササグモ
 石垣下のカラムシ畑で見かけました。獲物はハエの仲間のようです。
 
 
ジョウロウグモ(ジョウロウグモ科 2017/9/20)
ジョウロウグモ
 裏の畑で見かけました。獲物はホタルガのようです。


 事件を待ち受けているようにお考えの向きもあると存じますが、沸々と湧き出る慈悲の心を抑えて冷静に観察しているのです。(^^ゞ
 
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色彩と形(9・10月の虫たち ハチ・甲虫編)

 
 雨の残った朝方は15℃、お昼前に雨は上がり、一時的には陽も射しましたが、雲が広がってスッキリしない一日で最高気温は23℃でした。




 チョウは、増えてきたウラナミシジミの新鮮な開翅写真をと思って、雨が上がってからパトロールしました。
 チョウはもう一つでしたが、それ以外の虫で収獲の多い一日でした。



 まずは、
 
オオセイボウ(セイボウ科セイボウ亜科 2017/9/23)
オオセイボウ
 裏の畑のオミナエシパトで見かけました。
 先日、4年ぶりの再会を青い宝石として掲載しましたが、トリミングしないで掲載できる写真が撮影できたと喜んでいました。
 それでもいろいろ記事ネタがあって、撮影から2週間たってしまいました。
 
オオセイボウ
オオセイボウ
 これは今日、裏の畑のエゴマと赤ジソでしきりに吸蜜していました。
 トリミングしないでもどころか、クローズアップもできました。

 来季のフォトコンテストに、この3枚のうちどれを出そうかと今頃思案しています。(^^ゞ


 次は、3年ぶりの再会です。
 
オオコンボウヤセバチ(♀ コンボウヤセバチ科)
オオコンボウヤセバチ
オオコンボウヤセバチ
 これも今日、裏の畑のエゴマで吸蜜中です。
 花に頭部を突っ込んで吸蜜するので、全体がうまく撮影できません。

 ハバチなどの寄生蜂で、体長とほぼ同じほどの長さの産卵管を宿主の巣に差し込んで産卵します。
 
オオコンボウヤセバチ
 飛翔を狙った訳ではなく、たまたま写っていたというところでしょうか。シャッタースピード不足です。

 3年前、庭のフェンネルで見て以来ですから、すでに在庫のあったオオセイボウより興奮しました。(^^ゞ
 
 
ハンミョウ(オサムシ科ハンミョウ亜科 2017/10/5)
ハンミョウ
ハンミョウ
 車庫前の砂利敷で見かけました。
 ハンミョウは好きで、見かけると必ず撮影し、大抵記事にします。近寄ると逃げるのが常で在庫の写真が小さかったのですが、この時はかなり近づかせてくれました。
 
 
アオドウガネ(コガネムシ科スジコガネ亜科 2017/9/21)
アオドウガネ
 これも裏の畑のオミナエシパトの成果です。
 グリーンのメタリックならアオカナブンを始め珍しくありませんが、この渋い緑色が気に入りました。
 
 
ヨツボシハムシ(ハムシ科ヒゲナガハムシ亜科 2017/9/24)
ヨツボシハムシ
 特段のことがない限り何やハムシかでスルーしていますが、南十字星をイメージさせる(見たこともないのに・・・)十字マークが印象的です。
 名前からすると、十字でなく黒い星が4つ並んでいるということですね。(^^ゞ
 
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タグ: ハチ  ハンミョウ  甲虫 

枯葉よ~ ♪(9月の虫たち ガ編 3/3)

 
 朝方は21℃、すぐ降り始めてお昼前後にやみ間がありましたが、また小雨になり、最高気温は23℃どまりでした。本日の最低気温は深夜になりそうです。




 ガというだけでイヤとおっしゃる方は少なくありませんが、その形や紋様、色合いなどをよく観察すると興味を惹かれることがしばしばです。
 
 
コシロスジアオシャク(♂ シャクガ科アオシャク亜科 2017/9/3)
コシロスジアオシャク
 日中、庭のクレマチスの葉上で見かけました。開張40mm弱とかなり大きめです。

 緑毛(外縁の毛)も揃っていて傷みも見えず、羽化間もない個体と思われます。
 水色の地に薄茶色を散らした白線の紋様が美しく感じました。チョウであれば珍重されるような気がします。
 
 
ヨツモンマエジロアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科 2017/9/23)
ヨツモンマエジロアオシャク
 玄関灯に誘われて、軒下にとまっていました。
 開張20mmほどと小さめですが、若草色の地が色鮮やかです。
 
 
ウスバツバメガ(マダラガ科ホタルガ亜科 2017/9/27)
ウスバツバメガ
 玄関灯に誘われて軒下にとまっていました。
 ウスバシロチョウだと言えば、ご納得いただけるでしょうか。(^^ゞ

 よく見かけるホタルガの近縁で、開張は60mmほどで余り大きさは変わりませんが、閉翅していると翅の幅が広い分かなり大きく見えました。
 
 
ヤマトカギバ(カギバガ科カギバガ亜科 2017/9/13)
ヤマトカギバ
 日中、石段下のカラムシ畑で見かけました。
 開張30mm強、ベージュ色の地に褐色のシンプルな2本線の紋様で、私には枯葉に見えませんが、天敵からはどのように見えるのでしょうね。
 
 
アカエグリバ(ヤガ科エグリバ亜科 2017/9/4)
アカエグリバ
 裏の畑で見かけました。
 開張と言われてもイメージが湧きませんが、体長は40mm程度です。

 この形を探していますから見落とすことが少ないとは思えますが、どう見ても葉脈の入った枯葉に見えます。
 
アカエグリバ
 上からだと脚も見えるので枯葉とは思えませんが、それでもちゃんと葉脈らしきものが入っています。
 
 
ヒメエグリバ(ヤガ科エグリバ亜科 2017/9/4)
ヒメエグリバ
 裏の畑で見かけました。
 体長は30mm弱とアカエグリバに比べてかなり小ぶりです。
 
ヒメエグリバ(2017/9/24)
ヒメエグリバ
ヒメエグリバ
 裏の畑のヒガンバナでとまっていました。
 
ヒメエグリバ(2017/9/24)
ヒメエグリバ
 玄関灯に誘われて、軒下にとまっていました。

 どれもヒメエグリバのようですが、これだけ違っていると同定に苦労しました。
 
 
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薄馬鹿下郎(9月の虫たち トンボ編+)

 
 朝方は16℃、午前中は陽射しもあったのですが、風が強く、午後遅くにはパラつき始めました。最高気温は26℃でした。



 風が強いためアサギはもちろんチョウが少なかったのですが、その中で見かけたのは、婚活中のアゲハとツマグロヒョウモン♂、低空飛行のシジミチョウ程度でした。



 さて、水辺のない我が家周辺ではトンボが少ないのですが、それでも秋になって集団で飛翔する姿をよく見かけます。

 まずはトンボの王様からでしょうか。
 
オニヤンマ(♂ オニヤンマ科オニヤンマ属 2017/9/21)
オニヤンマ
オニヤンマ
 
オニヤンマ
 石垣下のカラムシ畑をパトしていると、飛来して枝にとまりました。
 いつ見ても、その大きさと悠然ととまっている姿は圧巻です。

 本来なら、チョウ記事をぶっ飛ばす側ですが、先日タイトルにしたばかりですから通常扱いにしました。
 
 
ウスバキトンボ(いずれも♂ トンボ科ウスバキトンボ属 2017/9/15)
ウスバキトンボ
 裏の畑で2頭が並んでとまっていました。特に争う訳でもなく、近くにいてもお互い知らん顔でした。

 ウスバキトンボは秋の初めに多いときは50頭ほどの群れで飛んでいましたが、最近はアキアカネやノシメトンボが主流派を形成しているようです。
 実際のところは、みんなが一遍にとまってくれると種の構成が私でも分かるのですが、そんなことが起こるハズがありません。(^^ゞ
 
 
マユタテアカネ(♂ トンボ科アカネ属 2017/9/20)
マユタテアカネ
 石垣下のカラムシ畑で見かけました。
 マユタテアカネの♀はよく見かけるのですが、赤トンボになった♂はこの秋お初の気がします。
 
 
ノシメトンボ(交尾 トンボ科アカネ属 2017/9/23)
ノシメトンボ交尾
 進入路沿いで見かけ、法面を上って撮影しました。

 トンボの交尾シーンは数少なく、記憶ではノシメトンボはこれが初めてと麗々しく載せようと思っていました。過去記事を見ると、昨季麗々しく掲載していました。(^^ゞ
 
 
ウスバカゲロウ(♂ ウスバカゲロウ科ウスバカゲロウ亜科 2017/9/22)
ウスバカゲロウ
ウスバカゲロウ
 裏の畑で見かけました。体長は40mm弱でしょうか。

 昨季、ツノトンボを初めて見かけ、トンボと思い込んで同定に四苦八苦しましたから、ツノトンボにしては触角が短いなとは思っても一時停止できません。(^^ゞ
 いざ、下書き作成の最終段階で、改めて図鑑サイトのツノトンボと見比べると、全然違いました。

 ウスバカゲロウは初見で、幼虫がアリジゴクの主とは知っていても、成虫がどんなものかをそもそも考えたことがありませんでした。
 ウスバカゲロウはアミメカゲロウ目でツノトンボと同じ目ですが、トンボ目とは縁もゆかりもありません。ここは格好が似ている点に免じて相席させてもらいました。(^^ゞ

 なお、愛情を込めてウスバカゲロウを薄馬鹿下郎と表記したのは、どくとるマンボウこと北 杜夫氏です。
 
 
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タグ: カラムシ畑  オニヤンマ  トンボ  交尾  カゲロウ目・アミメカゲロウ目 

青い宝石 オオセイボウ

 
 朝方は18℃、曇り空でいつ降り始めるのかというような空模様でしたが、結局は降らず、最高気温は26℃でした。




 チョウでも収獲の多い一日でしたが、何と言ってもこれです。
 
オオセイボウ(セイボウ科セイボウ亜科 トリミング)
オオセイボウ
 
(↑の原図)
オオセイボウ
 
(トリミング)
オオセイボウ
 
(↑の原図)
オオセイボウ
 裏の畑のブッドレアで見かけました。実に5年ぶりです。
 体長は20mm弱、記憶の中でどんどん大きくなっていったのか、エライ小さいなという印象です。花穂をちょこまかと移動し、近寄ると逃げられました。
 裏の畑のオミナエシに日参していたのは、これ待ちでした。

 寄生蜂で、スズバチ、トックリバチなどの巣に産卵するそうです。
 
 
ハンミョウ(オサムシ科ハンミョウ亜科 2017/9/19)
ハンミョウ
 昨夜、玄関灯に誘われて軒下にとまっていました。日中なら年数回は見かけますが、夜の飛来は初めて確認しました。
 右上は、シロオビノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)です。

 近寄ると飛ばれ、頭に追突されました。小さな虫を捕食していたようですが、撮影しきれませんでした。
 
ハンミョウ
 今朝も居残っていて、午前10時頃にいなくなりました。
 道教えと言われますが、帰り道は遠かった 来た時よりも遠かった ♪ なのでしょうか。(^^ゞ

 ところで、帰り道は遠かったは好きでよく歌ったのですが、誰の歌だったかさっぱり思い出せません。チコとビーグルスだそうですが、WIKIには項目すらありません。
 それよりも、作詞が藤本義一だったことにもっと驚きました。
 
 
アカアシオオアオカミキリ(カミキリムシ科カミキリ亜科 2017/9/4)
アカアシオオアオカミキリ
アカアシオオアオカミキリ
 ムラサキ・ポイント付近で見かけました。
 体長30mm程度で、よく見かけるゴマダラカミキリほどの大きさです。
 アカアシオオアオカミキリなんて見たままじゃん、芸はないんかい!ですね。(^^ゞ
 
 
ハエマンサス・コッキネウス(ヒガンバナ科ハエマンサス属)
ハエマンサス・コッキネウス
ハエマンサス・コッキネウス
 2鉢です。時期ですから。

 玄関の明かりとりの桟にニホンアマガエルが鎮座しています。
 ヤモリと並んで、この方も玄関ポーチでの捕食者の一人です。戸を開け立てしてもピクリとも動かず、夜目覚めて活躍しています。
 軒下にあるツバメの巣や、この方たちを狙って上位の捕食者であるアオダイショウが姿を見せるのが難儀ですが、これも自然の摂理と割り切って追い払う程度です。
 
 
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