キタキチョウ越冬団地

  
 
 どんよりした朝方は2℃、一日陽射しがなく、午後3時前からポツポツと降ったりやんだりで、最高気温は9℃でした。




 ウラギンシジミ2個体、キタキチョウ5個体(実は6個体)の安否確認のため一応パトに出ました。
 どちらも特段の変化がなかったので、キタキチョウの例年の越冬場所になっている裏の崖を探してみました。
 
キタキチョウ(シロチョウ科モンキチョウ亜科 15:47)
キタキチョウ
 我が家裏の南面した崖は6~7mの高さがあり、うち高さ1.8m~2.2mは草竹ブロックの擁壁となっています。
 擁壁の天面を東から西に歩き、コシダの群生している場所の西の端辺りで、並んでぶら下がっている2頭を見つけました。
 
キタキチョウ(08・09・10)
キタキチョウ
 東側からは3個体でした。
 前の2個体は同じ軸にぶら下がっていますが、奥は同じ株の別の軸のようです。
 薄暗い日ですから写真でもよく分かりませんが、中央は♀ですから3個体とも♀ではないかと思われます。
 
キタキチョウ
 正面(南側)からだとこうなっています。
 
 
キタキチョウ 07(夏秋中間型 ♀)
キタキチョウ
キタキチョウ
 東の畑の東側の法面のヒヨドリバナにぶら下がっています。
 11/13に見つけましたが、顔も見えないし、5個体を観察中だったので、撮影しても記事としてはスルーしていました。(^^ゞ


   2017-2018キタキチョウ越冬状況
月日01020304050607080910備 考
11/9-11/11       3 
11/12      4注:04=02と思われるが
 確認できず。
11/13-11/19    6 
11/20 9 
 
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タグ: 蝶(越冬)  シロチョウ科 

雨の余波

 
 
 雨の朝は6℃、ほとんどやみ間がなく最高気温は9℃でした。最高気温が10℃を割ったのは、この秋お初です。




 何か引っかかりを覚えて、しとしと雨の中の越冬状況を確認するため、午後の一時的なやみ間にパトに出ました。

 キタキチョウは5個体全員お健やかだったのですが、ウラギンシジミで一番安定していると思っていた越冬01がいなくなっていました。
 越冬場所や周囲の葉がびっしり濡れていて、落下していないか、近辺に移動していないかと探しましたが見つかりませんでした。
 
 
ウラギンシジミ(越冬02 ♀ シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科)
ウラギンシジミ
 周囲の葉はそれほど濡れていないようで、特段の変化はありません。
 
 
ウラギンシジミ(越冬03)
ウラギンシジミ
 昨日03を再発見した際は50cmほど下方と記載しましたが、以前の白○の場所の高さとはほとんど変わっていませんでした。


  2017-2018ウラギンシジミ越冬状況
月日010203備 考
11/9   
11/10-11/11  
11/12-11/13 
11/14-11/16  03移動先不明
11/17 03再発見
11/18  雨。01移動先不明
 
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タグ: 蝶(越冬)  ウラギンシジミ 

3人目の浮気

 
 朝方は1℃とこの秋の冷え込み記録を更新しました。
 朝二番くらいに川霧が上ってきてまもなく消え、お昼過ぎまで秋晴れでしたが徐々に雲が広がり、最高気温は14℃でした。
 
 
 
トビ
 こんな空でした。
 見上げるとトビがたくさん飛んでいて、フレーム内だけでも50羽以上ですが100羽近くいたでしょうか。こんな大集団を見たのは初めてです。
 
 
ウスタビガ繭
 またまた、こんな空でした。(^^ゞ
 昨日ウスタビガを載せたので、昨季の繭はどうなっているかと探してみると、色褪せてはいますがちゃんと残っていました。
 毎日のように横を通っているのに、いい加減なものです。^^;




 さて、昨日のパトサボのバチがあたるのかどうか、恐る恐るパトに出ました。
 
 
キタキチョウ #3(夏秋中間型? ♀ シロチョウ科モンキチョウ亜科 10:21)
キタキチョウ
 小さな木にぶら下がっていた#3が西(写真では左)方向へ1.5mほど移動して、崖が少し窪んだ場所の草にしがみついています。
 斑紋などを見比べると別個体とする要因が見られませんし、場所が場所ですから同一個体と思われます。
 まだこの場所の方が越冬場所としてはより安定していると思われますが、再度移動するような気がします。

 #1、#4、#5、#6のキタキチョウ4個体には特段の変化がありません。
 
 
ウラギンシジミ[越冬03 ~11/17](シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科 10:41)
ウラギンシジミ
 以前ウラギンシジミ越冬03がいた同じ木の、少し西側(写真左側)の気持ち下方0.5mほどで見かけました。
 後翅外縁の中央付近に同じような破れがあり、場所からしても越冬03と思われます。

 以前いた場所との対比がよく分からず、矯めつ眇めつでやっと判明しました。(^^ゞ(2017/11/19訂正)
 
ウラギンシジミ
 地上高3mほどのこんな場所ですが、以前いた場所との対比がよく分かりません

 越冬中の01、02のウラギンシジミには特段の変化はありません。
 
 
ムラサキツバメ(♀ シジミチョウ科ミドリシジミ亜科)
ムラサキツバメ
 ムラサキ・ポイントの続きの薮の中のカシ類の葉上で開翅していました。
 
ムラサキツバメ
 横たわって芽をなめているようで、かなり長い時間ジッとしていました。
 
ムラサキツバメ
 近づこうとすると翔ばれ、チャノキの葉上で開翅してくれました。

 本日のムラサキ兄弟は、この1個体だけでした。
 
 
ムラサキシジミ #1(♀ シジミチョウ科ミドリシジミ亜科 2017/11/15)
ムラサキシジミ
 これは一昨日、寒々しい日でしたがムラサキシジミが姿を見せ、開翅してくれました。
 
ムラサキシジミ #2(2017/11/15)
ムラサキシジミ
 こちらはこのままジッとしていて、瞬間的に開翅するとすぐ翔び立ちました。
 
 
チャバネセセリ(セセリチョウ科セセリチョウ亜科)
チャバネセセリ
 裏の畑の東隣との境界付近の薮のチャノキの花で吸蜜中です。
 立冬以来、黒三角のセセリチョウですらめっきり見かけなくなりました。
 
 
モンキチョウ(♂ シロチョウ科モンキチョウ亜科 2017/11/15)
モンキチョウ
 これも一昨日、裏の畑で横倒しになっていました。
 かなりお疲れかと指を差し出すと、サッと逃げられてしまいました。
 
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ウスタビガ(10-11月の虫たち ガ編)

 
 朝方は5℃、午前中は陽射しもありましたが気温が上がらず、お昼前から雲が広がって、最高気温は11℃どまりでした。




 極度の寒がりですから、こんな日はチョウも姿を見せないだろうとパトをサボりました。
 そうなると在庫虫の連採となります。
 
 
ウスタビガ(♂ ヤママユガ科ヤママユガ亜科)
ウスタビガ
 昨夜玄関灯に誘われてタイル壁に張りついていて、一応フラッシュを使って撮影したものの限界(ウデ?)がありますので、朝まで居残ってねとお願いしておきました。
 開張110mmほどの大型のガで、羽化したてなのか傷みが見えません。ウスタビガの繭は時々見かけますが、成虫はこれが2度目です。
 
ウスタビガ
 触角が見えなかったので、乗ってもらいました。宝石などと同じで素手で触るのはためらわれますので、白手袋を着用しています。(^^ゞ
 触角は両櫛歯状(櫛歯が両側にある)なので♂です。
 
ウスタビガ
 閉翅してくれました。体中フサフサです。
 
ウスタビガ
 降りてもらおうと思っても手袋を離そうとしませんので、半ば無理矢理センリョウの葉に降ろしました。
 裏側の全体写真はこんな感じで、腹部の凹んだ箇所は生殖器だろうと思われます。
 
 
ミノウスバ(♀ マダラガ科マダラガ亜科 2017/11/3)
ミノウスバ
ミノウスバ
 庭の支柱にとまりました。見たいと思っていた種で初見です。
 腹端の毛を除けば、体長は15mm程度の小さなものです。

 日中活動し、食草はニシキギ科なので庭のニシキギに産卵に訪れたものかも知れません。
 羽化は秋のみの年1回ですから、これもオータム・エフェメラルでしょうか。(^^ゞ
 
 
フサヤガ?(ヤガ科フサヤガ亜科 2017/11/11)
フサヤガ
 玄関灯に誘われて、次の日のお昼過ぎまで軒下に張りついていました。

 腹部をシャチホコのように反らしてとまっていて、腹端には飾り?があり、翅の紋様も特徴的だからすぐ分かると思いましたが、図鑑サイトで調べてもそれらしいものにすら突き当たりません。
 仕方がないので、jpmothの「新・蛾像掲示板」で教えていただきました。もちろん初見です。

 たた、同亜科にそっくりさんのコフサヤガがいて、「似た蛾の比較図鑑」にも掲載されているほどですから、両者のいずれかや、触角が見えない状態での♂♀の識別は困難です。
 
 
キバラエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科 2017/10/31)
キバラエダシャク
 ムラサキ・ポイントで見かけました。初見です。
 色合いは個体差が大きいそうです。
 
 
アカエグリバ(ヤガ科エグリバ類 2017/11/7)
アカエグリバ
 裏の畑の東隣との境界付近の薮(元茶園)で見かけました。体長は40mmほどでしょうか。
 この背景でこんなものを見つけるのですから、スゴイですねぇ(自分で言うな!)(^^ゞ
 
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ぶら下がり?(10-11月の虫たち トンボ・カメムシ編)

 
 うっすらの霧の朝は7℃、陽射しはありましたが西寄りの風が冷たく、最高気温は17℃でした。




 越冬ウラギンシジミ2個体、越冬・寝相キタキチョウ都合5個体には特段の変化がなく、ほかに見かけたチョウは少なめでした。



 で、在庫虫です。
 
 
クロイトトンボ(♀ イトトンボ科クロイトトンボ属 2017/10/8)
クロイトトンボ
 裏の畑で見かけました。初見です。
 我が家周辺には水辺や水田などがなく、トンボの仲間特に細身のトンボはほとんど見かけません。こんなものがいたのかというのが感想です。
 
クロイトトンボ(♀ 2017/11/3)
クロイトトンボ
 約1箇月後に再会しました。この時も初見と思いました。(^^ゞ
 私の記憶は3箇月と持たないことが証明されたのはそう以前のことではありませんが(もういつか何のときか忘れています。)、更に1箇月さえ持たないことがここで証明されました。(^^ゞ

 流石に同一個体ではないと思いますが、どこから来ているのか気になります。
 
 
オツネントンボ(♂ アオイトトンボ科オツネントンボ属 2017/10/31)
オツネントンボ
 これも裏の畑です。
 
 
ホソミオツネントンボ(♂ アオイトトンボ科ホソミオツネントンボ属 2017/11/2)
ホソミオツネントンボ
 ムラサキ・ポイント付近で見かけました。
 
ホソミオツネントンボ(♀ 2017/11/10)
ホソミオツネントンボ
 こちらは裏の畑です。

 オツネントンボとホソミオツネントンボはソックリですが、識別点は翅を閉じた場合、縁紋(えんもん:翅の前縁の端近くにある小さな紋様)がずれていればオツネントンボ、重なっていればホソミオツネントンボです。

 「カメラとビデオを棒にくっつけて」の「オツネントンボとホソミオツネントンボを見分けられるかな?」の記事が分かりやすいのでご参照ください。
 ♂♀の識別点も載っています。

 オツネントンボとホソミオツネントンボはいずれも成虫で越冬し、真冬でもしばしば見かけますので、↑を踏まえて観察いただければ、冬の寒さも忘れる(かな?)と思いますよ。(^^ゞ
 
 
アミガサハゴロモ(ハゴロモ科 2017/10/18)
アミガサハゴロモ
 ムラサキ・ポイントで見かけました。
 1辺10mmほどの三角形で、前翅の白斑が特徴です。

 2016/10/26の初見の際、これがベッコウハゴロモのバリエーションの一つと思い込んで以来、最近まで別種とは気づきませんでした。
 
 
アオバハゴロモ(アオバハゴロモ科 2017/11/12)
アオバハゴロモ
 東の畑のシキビ(シキミ)にぶら下がっていて、ウラギンシジミの真似かい?と思いながら撮影しようとして、手前のゴミらしいものがクモと気づきました。
 クモはカニグモの仲間のようですが、ガザミグモの♀でしょうか。
 
 
ヒメホシカメムシ(幼虫 オオホシカメムシ科 2017/10/25)
ヒメホシカメムシ
 ここ最近、クサギカメムシなどが大発生し、洗濯物についたりして屋内にも入ってきて難儀しています。

 これは玄関ポーチで見かけ、黒点が散らばっているのが特徴的だったのですぐ同定できると撮影しました。ところが、図鑑サイトには似たものすら見つからず、ふと思いついて幼虫を調べたらすぐ見つかりました。
 図体は結構大きいし、態度はデカイし、とても幼虫とは思えませんでした。^^;
 
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